インドの風と共に

インド(ニューデリー)での生活・体験、新聞記事など見たまま感じたままを書いています。

ヒンディ映画の上半期

2005-08-27 17:47:34 | ヒンディ映画
ヒンディ映画は今年はとてもよい成績を挙げていると言うが、
10作品が2005年8月までにヒットしたと登録された。
名前を挙げてもわからない人も多いのでどうしようかと思ったけれど、
一応・・・・

Page3、Black,Waqt,Kya cool hai hum、Lucky,Bunty aur Babli、
Parineeta、Maine Pyaar kyun kiya,Sarkar
である。

日本にいてわかる人は、日本語が読めるインド人か
本当にヒンディー映画好きな方だろうと思う・・・。

この中で、ブラックは、ヘレン・ケラーの生涯に監督が感銘を受け、
映画化したのであるが、歌やダンスのない西洋風のヒンディ映画で
いろんな論評もあったのだが、一様にインド人にとてもうけていた。

インドはあまり外国の物語を紹介したりする教育がない、
ということに驚かされたのだが、
こんな有名な話を初めて知った人は多かったようで、
TVでも紹介されていたのは不思議だった。

でも、こちらでいろんな海外の歌を歌うと、
ほとんどの人は知らない。
逆に、どうしてそんなに知っているのかを驚いているようで、
日本では当たり前なのに・・・と思うのだった。

特に最近は中国からいろんな製品が安く入ってきているので、
その製品が音楽を使っていることも多い。
しかし、ほとんどの人はその音楽を初めて耳にするようである。

外国のものをあまり受け入れない一面を感じるのだった。

話を戻すと、ヒンディ映画界も最近の傾向を
いろいろ学んだところによるとお金をかけることが
映画ヒットに繋がるのではない。
それ以上に良い内容や、よく語られるには、
歌がよければ、作品はヒットすると言うことである。

でも、本当にそれはそうかもしれない。
歌が良いと、ラジオやTVを通じて何度も何度も曲が流れる。
そして、またそのシーンを思い出す。相乗効果がある。

今は、Mangal pandey(映画名)がヒット中である。
これから、シーズンとなるし、
個人的には、カラン・ジョハールの新作をとても楽しみにしている。

どんな作品が今後、日本で公開されるかわからないが、
日本の皆さんがヒンディ映画に触れる機会があれば、
また、インド人の心に触れることができるのかもしれない。

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