インドの風と共に

インド(ニューデリー)での生活・体験、新聞記事など見たまま感じたままを書いています。

デリーは猛暑

2007-05-31 16:50:14 | インド生活情報
いつも久しぶりの更新になってしまいます。毎日、とても忙しいです・・・
何がかと言うと、趣味のボランティアです。やりたい事がいっぱいあります。

今月は珍しく雨がたくさん降りました。5月にこんなことは何年かぶりです。一般に5月は余り降りません。

とか言って、凄い毎日涼しいかと言うと「?!」な感じです。日中の暑さは、酷いものです。この暑さを凌いでくれるのがやっぱり木陰ですね。
こんなに水がないのに良く育っているな~と思ったら、結構、ニームの木が多い様です。

ニームの木、知っていますか?

田舎でインド人が朝、ゴシゴシと歯を掃除している木の枝がありますねw
あれが、ニームの枝です。ニームの葉はとても薬用効果があり、皮膚、歯、体の熱を取ったり、いろんな方法で使われています。

それはそうと、デリー。本当に暑いです・・・

2010年にはCommon Wealth大会(イギリス植民地時代から残るイギリス領だった国が集う国際スポーツ大会)が開かれます。その為に、デリー市内は実際、急ピッチで整備が進められています。
でも、「急ピッチ?!そうかな?!」と言う人もいるかもしれないですね。笑。相変わらず、工事の人はレトロなスタイルで仕事をしていますし・・・

2010年までに凄い数のホテルも建ち並ぶそうです。
今、インド全体はホテル不足で、値段が高騰していますよね。去年はこうだったから・・と言って、同じホテルに同じ価格で予約しようと期待していると大変なことになります。。。ビックリします。

5スターでも、ホテル・サービスが?の所も有りますし、4スターになると、シャワーに問題があったり、サービスに問題が多かったりします。3スターは・・・もう無いに等しいでしょう・・・3スターとバジェット・ホテルの見分けが付かないほどです。

ホテル・スタッフの教育から、設備などもとても重要なないようかもしれませんね・・・
そういう事を考えていると、インド経済はますます沸騰する事でしょう!

円レートも下がりっぱなしです。困りますね・・・
更に、インドの物価が高く感じます。

インドとビジネスをしたい皆さんは、やっぱり英語を早くマスターし、しっかり会話できるようになった方が良いでしょうね。インド・ビジネスでは、英会話は重要ですwインドと日本はビジネス世界で一緒に出来ることがたくさんあると思います。

今からでも遅くはありませんから、是非、頑張って下さいw
と言う私もそんな完璧ではないので、さらにしたいと思っています♪

インドの美味しさw

2007-05-21 17:07:37 | インド生活情報
野菜や果実には豊作、不作がありますが、今年のインドは、大豊作じゃないでしょうか?!何がかと言うと、果物w

今年は、何でもとても美味しいんです♪

一つずつ上げてみると、年初から・・・

葡萄・・・甘みが強くて、粒もしっかりしててサイコーに美味しい!
さらには安かったときも多いから始まり・・・
次々に出てくるシーズンの果物の美味しい事、美味しい事w
グゥワバ、バナナ、スイカ、メロン、みかん、パパイヤ・・・そして、今はマンゴーです!
どれも素晴らしかったwタンキュー☆インディア!

土地でできるものは、その土地の贈物のよう?!かなw

インドの青空マーケットは季節のものしか売っていません(最近は輸入品も増えたけど・・・)から、結構季節がはっきりしています。

それで、リヤカーで持ってきてくれる人から大体買っています。何故かと言うと、産地直送な事が多いのと、少し安め、or 値切る事ができるからです。

これから、7月まで、マンゴーの季節が始まります。

いつも旅行で来た友達には、インドで絶対に美味しいフルーツや野菜を食べていってほしいと思って、出しています。食べないと損です。
よく洗って、水につけたり、なるべく皮のあるフルーツは、旅行者でも大丈夫ですから・・・

*注意:道端でカットしているのは食べるのを止めてくださいね。

と言うことで、このマンゴーの季節を楽しみたい人は、インドへcome on!
ホテルに持ち込んで、マンゴー・カットしてもらっても良いかもしれないですね。

いろんな種類 and 地域別で価格は変わりますが、大体、一キロ25~40ルピーで購入できますw

涼しくなったデリー

2006-07-28 23:13:44 | インド生活情報
インドに住み始めて3年、来始めてから6年になるけど、今年のモンスーンは素晴らしく涼しさを提供してくれている。とても感謝ぁ~~。

この前2年は、とても暑く、去年なんて9月中まで暑さが続いていたほどだった。とにかく雨も少なくって、悲惨な毎日を過ごしていたのを覚えている。

雨はとても良いと思うのはインドに来てからだろう・・・
日本では雨があまりにも鬱陶しくって、通勤なども苦痛だったけど、インドの雨は、恵みの雨(別に農耕生活しているわけではないのだけど。笑)としみじみ感じる。

この時期、実は結構湿気も多い。やっぱり、日本の梅雨のようだけど・・そうそう、今までと違うのは、このモンスーンの時期を経験した3,4年以上前はスコールのような雨だったのに、最近は不思議と一日シトシトと降ったりしている。日本のようだな?とベランダに出て見ている。

これまた不思議なのだけど、あのスコールのような雨が懐かしくも感じる。

初めて訪れた2000年の頃は、湿度90%と言う日も多くて、座っているだけで汗ばんでいた。汗か、湿気か分からない状態で、あの日々も辛かったけど、スコールが降る時の街の様子は余りにも新鮮だった。

石鹸を持ち出して道端でシャワーをする人々。道には水が川のように流れていた。水が入って動かなくなったオートを押すオートワラ氏。牛達が尻尾をフリフリしながらシャワーを気持ち良さそうにしていたり、軒に雨宿りするたくさんの人々。

そんな懐かしい景色たち。

7月に来るモンスーンはとてもインド人にとってはラッキーな年のように感じるかもしれない。
今は、夜なんてノースリーブで居ると結構涼しすぎる感じ。何かを羽織りたくなる。あぁ、信じられない涼しさ~。こんなに喜んでいるのもインド人化している証拠のようだな。笑。

こんなに懐かしく感じるなんて・・・

インドも相当変わってきていると感じる日々だからか。
時々、古い懐かしいインドが恋しいなと想う。

未来を知る人々

2006-07-17 02:47:29 | インド生活情報
ブログも始めのうちは書いているとワクワクしていたけど、書きなれるのと、日常生活の内容を何を書くのが新鮮か分からなくなってきた。

それに、結構いっぱいの人が書いているのを思うと、情報もいっぱいで、自分の情報が如何に使われ、如何に捕てられているのか不思議にも思う。
そんな事もあり、最近は余りブログ自体にワクワクしなくなってきた。

インドに生活して3年も経つと、インド生活も結構、いたについて来て
見るもの聞くものそんなに驚かなくなったと言っても良いのかもしれない。

しかしながら、こないだのムンバイの爆発事故は、悲惨だったなと思う。

世界中がどうなっているんだろうと思う人も多いというこの頃と聞く。
「ノストラダムスの言っていた終末とは今ではないのか」と言う話まである。

でも、天災、事件、事故などなど、おどろおどろしい報道が続いている。
さて人類はどこに行くのか・・・

占星術者。預言者。未来を知る人々とは・・・

インドでは、やっぱり人生の行路は占いで決める事が多い。
TV番組でも、占いのコーナーが多い、最近は特に就職など仕事に関する内容が多いようだ。

しかしながら、天文、この星と惑星の動きが人の人生を決めるという不思議なお話。

皆さんはどのくらい信じる事ができますか?

インドだと、結婚式で一番学べるのだが、花嫁と花婿の様々な日時、時間を割り出し、婚約から結納、式を始める日取りまで、占星術で割り出す。そして、花嫁が出発する時間、家に入る時間など細かいことも出していることもある。

そう言った、占星術に元付いた人生の行路、運命ともいえるのか、宿命ともいえるのかは分からないけれど、人はその出て来た自分の航路に忠実に従う事が多いのも、インド人の不思議さかも知れない。

占星術者、預言者など、人間の運命、運勢、宿命をどのくらい左右するかも分からないのだけど、それは、預言者や占星術師が決めていると言うのと、星回りや惑星が自分の運勢を決めていると思うのとでは、意味がかなり違う。

そう言った、人にはコントロールできない何かがあるのだろうか・・・

宇宙の中の私。あなた。みんな。

その不思議さをインドで思う。

インドの医者事情 その1

2006-06-22 22:52:40 | インド生活情報
医者はビジネスしてる?と言うお話かな?!

インドでは(?)大概の医者がお金目当てにしか仕事していないのか?!
インド生活をした人なら、よく分かる話だろう。

私の初期インド生活。

医者に、「熱がある」と言っているのに、
「喉が赤いから・・・これからもっと熱が出る」と言う話を散々されて、
変な問診で終わり、
結局、お金を払い、医者に「また来なさい」みたいな事を笑顔で言われ、
「おかしい医者だな?」と思いつつ、薬局に行ってとにかく不安なので聞いてみた。

医者が処方したのは、喉の痛み止めの薬で、熱には効かないと言う。
「熱だっ!」って言っているのに・・・
笑顔で、「また、おいで」と言っていた意味がわかった。

この薬を飲んでも効かない。また来させようとしていたよう。
情けない話。

他にもある。

他のある医者。
かなり調子が悪くて駆け込んだ。
説明をすると、急に言い始めたのだ。

「この検査をするといくら」で、
「この検査をするといくらだ!」
「だから、どっちにする?」

「医者だろう~、そっちが決めてくれっ」って言う感じだった。
余程、患者が値段を聞いてくるからか・・・
お金の話ばかり。
クーラーのきいた診察所には人は無し。

他の医者は、散々込んでいた。
だからか、休みがちでもある。と言うか、忙し過ぎるのだろう。
地域にはここしか信頼できる所は無いと言うから、毎日患者が山ほど・・・。
良い医者には、患者が山ほど。

あるホメオ医の話。 インドではホメオ医は多い。
けど、治療に時間がかかるので、緊急処置を要する病気にはあまり良くない。

ここ周辺は医者が少ないので、たびたび訪れる人がいるらしいが
スタッフが奇妙だった。

変に丁寧に待てと言う。異常に医者に会わせたがるのだけど、何かが変としか言いようがなかった。

それはその筈。

知り合いに聞いてみると、以前はこの医者。
手術しないといけないような膿の出ている扁桃腺患者に、
「この薬を飲めば、3ヶ月で扁桃腺は治る」と言った。

が、その患者もびっくり。
今まで検査した所で薬で治ると言われた事は無い。
それで、信用をなくした。

若い上に、時間も診察も曖昧。
同じ思いを持った患者さんも多かったのだろう。

結局、隣の医者は凄い列でも、
この医者には誰も近所の人は来なくなっていたのだった。

インドの医者事情 その2

2006-06-22 22:40:50 | インド生活情報
インドの医者の実態を紹介したい。

この前、友達の子供が入院した。
入院した病院がまた酷かった・・・

言葉が話せないので通訳をしていると、

医者が、「まず、入院費は10,000ルピー弱だと伝えて下さい」と言うので
伝えていると、顔色を見て 、もっと払えそうだと思ったのか、
医者が急に「12,000ルピーだ」と言い始めた。

不審に思ったので、「前金3000ルピーを払え」と言った時に、
友達に「困った様子をしないとどんどんお金を高く言うので、1000ルピーしか持っていないと言う事を言って下さい」と言って、「1,000ルピーだけしかない」と出した。
今度は、「夕方には、4,000ルピーが欲しい」と言い出し、「何度も来れない」と言うと、私に向かって、「カードがあるだろう?!今出せ」とか言い出す。。。

私は、ただの付き添いなんだって!

それで、「無理だ」と言っていると、急にムキになって怒り始めた。

その事で、さらに
「あ、この医者は、お金目当てだ」とすぐ分かった。

すぐ後で、部屋に移動。そこは、ICUだった。

昨日は、医者は、
「今日はICUしか部屋がないので、明日は部屋を必ず空ける」と言った。
昨日は私は付き添って来なかったので、奥さんが言い張っていた。
「ICUはとても高級だけど、やむを得なく入るので、その料金は取らないから」とも奇妙にも約束したという。。

そして、ICUでは・・・
他の医者がいて、「簡単に人を入れられない」とか、
「5時に面会時間があるので、30分だけ付き添いの許可をする」とか。

緊急患者じゃないと知っていながら、何で面会謝絶なのか?

「子供は言葉が話せないので一人は無理だ」と言う事と、
「こんなに小さい子供をどうやって一人にするのか」「寂しいと思わない?」と、
看護婦に散々言っても、誰一人、耳をかさなかった。

困っている所に、偶然通りかかったのが病院マネージャーだった。
「大丈夫、取るから・・」と言ってくれている所に、あの医者が通りかかった。

やっぱり医者は、文句を言っているよう・・・ICUに入れたかったみたい。
怒りの表情を隠せなかったのをはっきり見てしまった。

私達も負けなかった。子供が一人で大変になってしまう・・・
それじゃなくても、私が外出したら、不安で座って待っていたようだった。
知らない土地で、知らない人達の中で、知らない病院。ましてや病人。

何とか、彼、マネージャーの一言で、部屋を貰った。
しかし、ICUに連れて行かれてしまったので、また出て行かなくてはならないかった。

ICUの医者には、「5分、待ってくれ、用意している」
「食事をしてからだ」とか、散々待たされていた。
付き添いには、「付き添いは不可だから」と、椅子一つ出しても貰えなかった。
子供もこの部屋では不安で寝られない様で、何のために入院したか分からない状態。

それで、散々、「早くしてくれ」と、お願い。
部屋を得たのが、3時間後。
個室に来て、子供もやっと眠れるかのようだった。
が・・・

インドの看護婦もまだまだ訓練が必要なのか・・

患者がゆっくりする暇もなく、30分おき毎に誰かが入ってくる。
血圧計と体温計を一度にやってくれと思うのに、
いちいち来て、「はぁ~い!」笑顔を振りまく。
今はそんなの必要ない。邪魔をしているとしか言いようがなかった。

医者は時間にも来ない。
来ても、ウィルス性の風邪だと知ってて、呑気なもの。
口内炎もできてて、それが原因で風邪をこじらせたとも言う。
聴診器さえ当てない始末。

ただ、「元気か?」「問題ないか?」とだけ、聞く医者。
それは、「あなたが検査して決める事でしょう?」と内心思っていた。

そして、退院するかしないかの前日の夜。医者が、また訪れた。

医者の第一声。
「お金があったら、一日泊まれるけど、どうする?」
これにはビックリ。
じっくり聞くために付いて来てくれていたインド人の知り合いもその一言に驚き、「この医者はおかしい」と思い始めた様。

その矢先に、「明日出れば、この部屋はない」とまで、念を押された。

余りにも、お金・お金と言うので、
「お金じゃなくって、それは医者が決める事でしょう?」とインド人が言い、
いろいろと根掘り葉掘り聞いて貰っていると、医者がやっぱり怒り出したのだった。。。

医者は、こちらで退院を決めると、完全に態度も様子もおかしくなった。

その後に起こったのが、医者が来る前には、看護婦が夜10時に
もう一度、点滴をすると言っていたのに、点滴しなかったのだ。
さっき怒って帰った医者は要らないと指示したらしい。。。

しかし、一晩、熱は出ず。
子供も頑張った。えらかったと思った。

「こんな所にいられない」ということで、退院を自分達で決意。
早々と看護婦には、告げていた。

「点滴の針を取ってくれ」とお願い、
夜の点滴もしなかったのに、付きっぱなしだった。
子供は、「とって欲しい」と何度も言う。

そんなこんなしていると、医者が来た。

むすっとして、「問題ないか?」と言う。
ので、「それは、聴診器を当てて自分で確認して下さい」と、
もう、はっきり言った。慌しく出て行った。

その後も、10才の娘の点滴用の注射針は抜き取られなかった。

退院間際。看護婦に、
「もう出るから・・・」「何をしている?」
「昨日の夜も点滴しなかったくせに?」と、聞いたら、
看護婦が「お金を払ったか?」と聞く・・・

唖然とした。。。また、お金の話・・・

逃げるインド人がいるんだろうな・・と思った。
はっきりと「点滴針を抜かないのは、お金を払ってからだ」と言うのだ・・・
余りにも情けない話。言葉を失った。

その為に、痛がっている子供の針さえも取れないなんて・・・

お金をたかるインド人医と、
お金を払わないで逃げるインド人患者。

どちらも、「お金・お金・・・」
もう余りにもお金お金でけちなインド人が可哀想になり、
散々な気持ちで、お金を払いに行った。

今度は、領収書。

訳の分からない、セキュリティー料金
4,000ルピー加算?などとも書いてあった。不審に思い、
一つ一つチェックしてみると・・・

信じられないようなモノがいっぱい記入されていた。

医者が、「ICUにしか泊まれないけど、そのお金は取らない」と
豪語していたのにも関わらず、ICU料金が取られていた。。。
それも112ルピー・・・そんな小さなお金も欲しいのか。。。

他にも、
「朝、何もしないで帰るのか?」と言った位、何もしていないのに、
医者は、380ルピーも朝の診察費として取っている・・・
今まで訪問していたのは、こういった診察料を取るためだったのかと言う感じ。
もう、こちらは、キレキレ状態だった。

受付の台を叩きつけて、
「請求書がおかしいから、どうしてだ?」と言う。
と、医者と話せというので、電話させた。

それで、散々文句。
「ICUで血液検査をしたから取った」と言う医者。

でも、ICUでは、ご飯を食べて待っていただけ・・・
何もしてもらっていない。変な請求だった。

それに、他の診察費についても、何もしていないのに、
(格好だけしたらまだしも、嫌々来たような様相で)
一回の訪問に300ルピー、合計、1500ルピー近く、加算している。
それなら医者は来るな~と言う感じ。

こういうインド人と何度も何度も言い合ったことはある。

けど、こちらが腹が立つだけで、全く変わった試しがなかった。
と言うか、腹が立つだけ無駄だと感じる。

余りにもお金に対して綺麗に、正しくなれないインド人。
いつになったら、変わるのか・・・期待できる様相も全くない。

デリー・モンスーンの到来

2006-06-16 22:57:49 | インド生活情報
来ましたよ~♪  ☆ モンスーン ☆

この響き、とっても良いですw

皆さんの中では、モンスーン・ウェディングを思い出される方も
多いでしょうねw

私もこの時期になると、いろんなインドを改めて思い出します。
結婚する前の3年間はずっとこの時期にインドに来ていたから。
なにやら、感慨深いものが・・・。

4日ほど前は、嫌に風が吹き始めて、日本で言う黄砂状態だった。
2,3日、凄い砂埃が舞い、息もできないほどの砂嵐が。

やっと雨が?
と期待したけど、2日ほどは雨なしで突風だけだった。
期待はずれかと思ったけど。インド人が肌でわかるのか、
この風はそうだと・・・
モンスーンが近づいている。。。

昨日は、凄い、突風が10分ほど吹き荒れ、
その後に少し雨が来ただけ。

でも、今日。
その同じような突風が吹き荒れた10分後に、
来ました~w  モンスーン。

バンザーイ!万~~歳!
素直に喜んじゃいます。インド人状態だな。笑。

昔は、汚いな~とか思って見てたけど、
今はモンスーンのありがたみがよく分かりますよ。

外に出て、雨でシャワーを楽しむ光景にも昔は、驚いていた。

どんな汚くても、ベランダとか、屋根じゃなく、
道端の物売りとかもが、シャワーをし始めたり。
石鹸とかシャンプーを持っていたら、ラッキー^^なのか、
凄い嬉しそうに天然のシャワーを堪能している姿。

でも、この雨は汚いらしいのです。

私も3年間インドにいますけど、この雨に降られたら、
即座に、石鹸とシャンプーでシャワーしています。
気を付けて下さい。
洗い流すかしないと、夜に発熱したり、嘔吐したりする原因になります。

どうか気を付けて下さいね。
一番インドの良い季節の到来です。
よい旅をw

インド、体感時間

2006-06-12 01:55:18 | インド生活情報
昨日もインターネットの調子が悪くなった。
しかし、どうも今回はうちの旦那さんが原因のようだった。

日本語のコンピュータを使っているので
いろいろなコメントが日本語で表れてくる。
そのウィンドウを消そうとして適当にOKを押してしまう。
それが実は重要なコネクション関連の内容だったらしい。

よくあるんですよ・・・これ。
と言うことで、また、インターネット会社に電話。

相変わらず、3時間後に来た。
オフィスは歩いて5分もかからない所。

もう最近は、何となくどのくらいに来るか
読めてくることもあって・・・
まぁ、忘れた頃に来るでしょう・・・と言う感じ。

そして、忘れた頃に何となく来て、
何も無かったように、のんびりムードで帰っていく。
特別な原因も述べず、今後どうしたらいいかの対応もない。
また、同じ問題があっても、呼ばなければならない。

インド時間と言うのは本当に“体感時間”かもしれない。

もっと素晴らしいのは、うちの旦那さん。

昨日は、「あれっ」帰ってきた。と、思ったら、
家の電話が鳴った。彼が私に受話器を渡してきた。
私宛だったので、話し始めた。

とても長くなってしまって・・・
ふと見たら、旦那がいない・・・
あれ!?何処に行ったの!?
もう4時を回っていた。

と。

3~4時間時間後に帰ってきた。

どこに行って来たの?と聞くと、ニコニコして・・・いる。

怒られそうな時は、いつも満面の笑みで、
ニコニコしているのだ。

彼が言う、何となく。
「エアポートに行ってきた」。

「はぁ!?!?」

あまりの衝撃?呆れ?。エアポートって。空港でしょう?!

時間の感覚が分からなくなる。

お友達が一ヶ月の海外ご旅行に行くのは知っていた。
それで、ここ2,3日、なんだか騒がしかった。

しかし、空港までお見送り!
それも、何も言わずに、いそいそと・・・。
電話している時に。

もう、ほんと。インド人らしい。

どこに行くにも、皆でお見送り。
遠くへ行くというときは一大イベントのようだ。
Make a friend happy!を果たし、
安堵して帰ってきた旦那さんにもう何を言っても
関係ない。

ただ、良かったね。と。。。

空港に行って帰って来て、4時間と言うのは、
どう考えても、驚いてしまうものがあった・・・

これも所謂、1つのインド時間だと思っている。

初めてのインドの思い出

2006-05-16 02:25:28 | インド生活情報
インドでの思い出し話。

初めてインドに来た頃、足に蚊に刺されたのを掻いていたら
酷くなってしまい、酷暑だったので汗と頻繁に使う水で
グジュグジュ状態になってしまった。

どうしようと、頻繁に行っている薬局に行って聞いていた。
いろいろ聞いても、その当時はどうしてよいか、
あまり分からなかった。
し、その薬が本当に良いのかわからなかった。
何しろ初めての経験で。。。

それで、真剣に悩んでいる所に、1人の人が登場した。

私が困っている様子を見てか、
そこに居たお客さんを含めて何やら、相談していた。
それすらも何を言っているか、実際は分からなかった。
が、急に言われた。

「今、注射しろ」と。

「えぇ?」かなり恐ろしかった。
そんなこと、急に言われても。困ります。
でも、言葉にならなかった。
おどおどしていた私に・・・
ごそごそ出してきたのが、注射器だった!

「えっ!?」さらに、おどおど。おどおど。

周りはイライラしているよう。それは分かった。でも、
「本当に今ぁ~・・・?」と、さらに不安が募った。

医者に行けってことじゃなくて・・・
「何の薬?」「どうして?」などなど一生懸命に聞いてみた。
それなりに、通じるように必死だった。私なりに・・・

あちこち見て、誰か助けに来て状態。
どんな物?液?薬?何?何?
全く分からなかったのがとても怖い。
ワラをも掴む思い。この時の気持ちは言い表すのが難しい。

すると、その人が、何やら言いながら、
私の腕に注射をしてしまった。
「あぁ~~~~。変な薬だったらどうしようぅ。」
すでにいろんなことが走馬灯のように浮かんでいた。

私はただ、唖然としていたのだと思う。

その後、薬局の人と近所の客さんが言う。口を揃えて・・・
「あの人は政府のお医者さんだ」「とても優秀なんだ」と。

そう。実はとってもラッキーだったのだ。

おまけに「実費意外は、無料だよ」とも言われてしまった。
結局、20ルピーの請求。
通りがかった有名なお医者さんに助けられていた・・・

そう気が付いた時、そのお医者さんは、
もう颯爽と車に乗って、去って行ってしまった。
見守る人たち。
そのお医者さんは、映画に出てくるヒーローのようだった。

何も分からない困っている外国人を無償で助けて、
ニヒルに去っていくお医者さん。
確かに英雄だった。

もっと早く行ってくれればよかったのに・・・

後から聞いた。インドの水は汚い。その水の中に変なものが入ると、
骨が曲がってしまったり、腐っていったり、
死に至る様な事態になることがあると。。。

いやぁ。驚いた!

私の傷口をしっかり見ていたのを思い出した。
医者の目からしっかりチェックしてくれていたのだ。

実は命の恩人だったのかもしれない。
けれど、お礼一つも言えなかった。

「今あるのは、あなたのお陰です。」

今もそのお医者さんの後姿は残っている。
でも、顔は今も思い出せない。。。

来ましたよ、気温45度!

2006-05-11 01:26:25 | インド生活情報
デリーはとうとう気温が45度を超えた!

去年の記録、49.5度に簡単に届きそうな状況。
それも、まだ5月初旬だと言うから・・・
これから、6,7月までどうなる事やら。

7月には大体、モンスーンが期待できるが、去年のモンスーンは悲惨だった。
何日雨が降ったか・・・余り降らなかったと言っても過言ではない。
その反面、去年はうだる様な暑さ。風もなかったので、
乾燥が激しくて、循環もなく、最悪だったのを覚えている。

去年は南インドへ行った。

この時期、インド人は避暑地へ逃避行しようと考えるのが一般的。
マナリーとか、ナイニタル、ムッショーリなどは人気。

去年は、シムラーに訪れたインド人が全然涼しくない!
とTVで文句を言っていた。
確かに、涼を期待して訪れながら、そこには涼がなければ、最悪だ。

一昨年前は、カシミールの避暑地、シュリナガールが異常に混雑し
止まる所を得られない行き当たりばったりで、ホテル予約なく訪れたインド人がテント生活をしていたのを見ている。

本当に、涼を求めるインド人の気持ちは切実かもしれない。

今年はまだ、風が吹く。朝の風は心地が良い。
でも、まだ5月初旬・・・

他の家が使うクーラーで、さらに外は気温が暑くなる。
最悪な循環のように感じている。けど、この暑さでは何ともならない。

日中に外出すると最悪な感じで、お勧めできないので、要注意を。

今年は、電気の問題も多い。
先日はすべてのお店が夜7:30までにお店を閉めるようにと言う
政府からの通達があり、すったもんだした。

日中出掛けられないのに、夜も早く閉まれば、
お店側も困るし、お客さんもいつ外出するのか・・・
と言うことで、関係なくそのまま通常通りの開店状態。

家のエアコンも、夜9時過ぎに使いなさいという通達もあったりした。
昼間の停電時間が相当長くなっている。

この暑い中、ファンもなく昼間を過ごす。

本当に、インド全体が何とか考えないと、この猛暑に亡くなっている人もいるし、どうするつもりなのか。コモンウェルスへの調整でもあるとも言うけど、これから、どこをどうして、水の問題、電気の問題、排水の問題などを解決していくのか・・・興味深い。

2010年、私たちは何を見るのだろう。

インド人は必ずやるだろう。

でも、そんなにできるなら、何故もっと早くやらないのか・・・
と言う人もいないし、無気力な人々。

それもこれも、この暑さがしているのか・・・
やっぱりインドは、不思議な国だと思う。