インドの風と共に

インド(ニューデリー)での生活・体験、新聞記事など見たまま感じたままを書いています。

マンゴーの季節~終わり

2006-07-30 21:04:37 | インド
去年は余りマンゴーが美味しくなかったけど、今年は結構良いマンゴーを満喫できた年だったと思う。

3月頃から出始めるマンゴーは、大体8月までの間にいろいろな種類に変わりながら、お目見えする。

今もマンゴーはスタンドで購入できる。このマンゴーが出てくると、マンゴーの季節の終焉を毎年感じる。
(注:写真は中間時期の美味しいものw)

昨年は本当に不作だった。数も少なければ、甘みもない。高いばかりでこんな年もあるんだな~と初めてマンゴー不作を体験した。

そんな事もあり、今年は、毎日、朝食にマンゴーを食べ続けたw
美味しいのは、マンゴーミルク。自宅で作る方が無難なので、作ると何も入れなくても美味しい。
朝、パンと一緒にマンゴーがあれば、ジャムの代わりでパンが食べられてしまうのには、我ながら驚いたのだった。笑。

今は、パパイヤに変えているけれど、パパイヤも美味しい。そして、カシミール方面で取れる小さい林檎が登場すると、マンゴーの季節が本格的に終わる。

最近、その林檎が登場し始めた。

マンゴーにお別れを告げて、今日はマンゴーを今年最後だと思って購入した。

来年も期待したい♪

涼しくなったデリー

2006-07-28 23:13:44 | インド生活情報
インドに住み始めて3年、来始めてから6年になるけど、今年のモンスーンは素晴らしく涼しさを提供してくれている。とても感謝ぁ~~。

この前2年は、とても暑く、去年なんて9月中まで暑さが続いていたほどだった。とにかく雨も少なくって、悲惨な毎日を過ごしていたのを覚えている。

雨はとても良いと思うのはインドに来てからだろう・・・
日本では雨があまりにも鬱陶しくって、通勤なども苦痛だったけど、インドの雨は、恵みの雨(別に農耕生活しているわけではないのだけど。笑)としみじみ感じる。

この時期、実は結構湿気も多い。やっぱり、日本の梅雨のようだけど・・そうそう、今までと違うのは、このモンスーンの時期を経験した3,4年以上前はスコールのような雨だったのに、最近は不思議と一日シトシトと降ったりしている。日本のようだな?とベランダに出て見ている。

これまた不思議なのだけど、あのスコールのような雨が懐かしくも感じる。

初めて訪れた2000年の頃は、湿度90%と言う日も多くて、座っているだけで汗ばんでいた。汗か、湿気か分からない状態で、あの日々も辛かったけど、スコールが降る時の街の様子は余りにも新鮮だった。

石鹸を持ち出して道端でシャワーをする人々。道には水が川のように流れていた。水が入って動かなくなったオートを押すオートワラ氏。牛達が尻尾をフリフリしながらシャワーを気持ち良さそうにしていたり、軒に雨宿りするたくさんの人々。

そんな懐かしい景色たち。

7月に来るモンスーンはとてもインド人にとってはラッキーな年のように感じるかもしれない。
今は、夜なんてノースリーブで居ると結構涼しすぎる感じ。何かを羽織りたくなる。あぁ、信じられない涼しさ~。こんなに喜んでいるのもインド人化している証拠のようだな。笑。

こんなに懐かしく感じるなんて・・・

インドも相当変わってきていると感じる日々だからか。
時々、古い懐かしいインドが恋しいなと想う。

聖書の謎

2006-07-28 00:42:43 | インド
インドとは関係ないけど、「ダ・ビンチ・コード」を見て以来、聖書のなぞと言うものに異常に興味を持ってしまうのだった。きっと、そういう方も多いのじゃないかな~なんて感じる。

聖書は確かにキリスト教の教本なのだけれど、それ以上に歴史書としての存在価値の方が大きいようにしみじみ感じた。旧約聖書・新約聖書には、ユダヤ教~イスラム教~キリスト教などの変移が綴られているし、そこには凄い歴史的なロマンと生々しい現実がある事を感じる。
なんと言って良いか分からないけれど、只者ではない書物と言う何か威厳をそれ自身が醸し出している。
多分、こういう話は、聖書を中心としない宗教出身の私だから言えるのであって、信じている信者にとっては、こんなコメントを書いていることさえもいかがわしいと感じるのかもしれないですね。

でも、インディージョーンズなどみて興奮した人ならば、この歴史のロマン的なものを「ダビンチ・コード」からも自然に感じるだろう。

始めて見た(読んだ?)聖書そのものは結構意味が複雑だったし、短文で何が言いたいのか、全くちんぷんかんぷんだったので、読むまでに至らなかった。

しかし、この「ダ・ビンチ・コード」を見て以来、結構興味を持った。そういう方も多いのじゃないかしら?
それで、何かしらいろいろとキーワードを検索し続けるのも面白い。
いろいろな人やいろいろな事が絡んでいるのだな・・・と驚かされるものがある。

マグダラのマリア http://marymagdelene.seesaa.net/article/20068533.html
 死海文書 
レンヌ=ル=シャトーの謎 http://www.voynich.com/rennes/index.html
フィリポによる福音書 
ナグ・ハマディ文書 http://www.yeah.ne.jp/~master/naghammadi.html
http://www5e.biglobe.ne.jp/~occultyo/gnousisu/naguhamady.htm
トマスの福音書(闇に葬られた聖者)とヨハネの福音書(現在用いられている) http://www.yeah.ne.jp/~master/naghammadi.html
グノーシス

こういったキーワードを検索しているだけでも、歴史の知らない一部を垣間見て、古代学者になったような気持ちになるのは、結構こういう系統の話が好きだからかもしれない。歴史にはロマンを感じる。
確かにおどろおどろしいことも多い聖書。今も中東では闘争が続いている。

本当の天地創造の目的とは何だろうか。そして、私達の人生とは?
そんなことを辿っていると時間を忘れてしまうものがある。

未来を知る人々

2006-07-17 02:47:29 | インド生活情報
ブログも始めのうちは書いているとワクワクしていたけど、書きなれるのと、日常生活の内容を何を書くのが新鮮か分からなくなってきた。

それに、結構いっぱいの人が書いているのを思うと、情報もいっぱいで、自分の情報が如何に使われ、如何に捕てられているのか不思議にも思う。
そんな事もあり、最近は余りブログ自体にワクワクしなくなってきた。

インドに生活して3年も経つと、インド生活も結構、いたについて来て
見るもの聞くものそんなに驚かなくなったと言っても良いのかもしれない。

しかしながら、こないだのムンバイの爆発事故は、悲惨だったなと思う。

世界中がどうなっているんだろうと思う人も多いというこの頃と聞く。
「ノストラダムスの言っていた終末とは今ではないのか」と言う話まである。

でも、天災、事件、事故などなど、おどろおどろしい報道が続いている。
さて人類はどこに行くのか・・・

占星術者。預言者。未来を知る人々とは・・・

インドでは、やっぱり人生の行路は占いで決める事が多い。
TV番組でも、占いのコーナーが多い、最近は特に就職など仕事に関する内容が多いようだ。

しかしながら、天文、この星と惑星の動きが人の人生を決めるという不思議なお話。

皆さんはどのくらい信じる事ができますか?

インドだと、結婚式で一番学べるのだが、花嫁と花婿の様々な日時、時間を割り出し、婚約から結納、式を始める日取りまで、占星術で割り出す。そして、花嫁が出発する時間、家に入る時間など細かいことも出していることもある。

そう言った、占星術に元付いた人生の行路、運命ともいえるのか、宿命ともいえるのかは分からないけれど、人はその出て来た自分の航路に忠実に従う事が多いのも、インド人の不思議さかも知れない。

占星術者、預言者など、人間の運命、運勢、宿命をどのくらい左右するかも分からないのだけど、それは、預言者や占星術師が決めていると言うのと、星回りや惑星が自分の運勢を決めていると思うのとでは、意味がかなり違う。

そう言った、人にはコントロールできない何かがあるのだろうか・・・

宇宙の中の私。あなた。みんな。

その不思議さをインドで思う。