奇妙なビジネス２

最近、こんな話があった。

アパレル業界で長年働いているおじさんに会った。
そこでたまたま聞いたのが、アフリカ人の話だった。

何でも、アフリカ人の買い手が、キャンペーンとかを利用し、
サンプルを集めている？らしい。
その時に、決まって出てくるのが、○○大臣の承認のキャンペーンで、
（政治関連・エイズ・など）
「いろいろ話しているより、期限があるから早くサンプル送れ！」と言うのだと。

サンプルを集めたいのか、情報を集めたいのかそれは不明だけれど、
とにかく、その注文数が異常に多いのだと言う。
例えば、何百万とか、何十万とか・・・。

普通はそんな大量注文ないのだけれど、政府がらみを信じて、
躍起になって対応していると、
サンプルを送ってほしいが必ず出てきて、
それも異常な数で、１個や２個ではなく、２０、３０個を要求すると言う。

しかし、ビジネスマンは、何百万、何千万の利益を思い、
おっけー！ノープロブレム！などと言いい、
送ってしまうのだった・・・

結果は、着いた後に
「この商品はあまり合わない。」「そぐわない。」と言う返事をもらう。

そして、キャンセル・・・

何ともひどいお話・・・
インド人がアフリカ人に騙されている。

いろんな話を聞いていると、日本の発展途上を回想する。

最近、こちらの携帯電話に来るメールが、
今入金すると１０％オフ！だ。

「そんなのありっこないじゃん！」
と私・・・

でも、家の旦那さんは１００％信じていて、
その日に行こうと言う。
行ってみると「そんなサービスはない」と言う。

旦那さんとしては怒れて来てしまい、メールの主に電話をするが、
とぼけた返事が返ってくるという。

「ほぉらね。そんなことは絶対にない。」と思うが、
電話までする旦那さんにもあきれてしまうものがある。

素直な家の旦那さんもだけれど、
そんなことに対しても、インドではあまり注意！とか言う報道もない。
日本では、ひどい詐欺があるとすぐ報道される。
俺俺詐欺とか、報道されなかったら被害はどのくらいなのだろうか・・・

まぁ、笑って終われるようなこのサンプル詐欺ならいいけれど、
何が背後にあるのかもわからない。

とりあえず、
今は、面白い話で終わっている。