こけしのここでちょっと一息

いつも時間に追われている毎日。ほんの少し立ち止まって周りを見たら、いろんなものを感じることが出来た私のひとり言です。

生徒さんの気持ち・・・

2008-11-06 08:15:53 | Weblog
最近自分の事ばかり書いておりましたが
レッスンは、続けております。

もちろん宝塚受験生の為の冬期集中レッスンのご案内も
もうすぐお知らせ出きるよう、準備も進んでおります。

20日には、願書も出ますので「課題曲」なども
わかり、私たち講師陣も
いよいよスパートがかかる気持ちです。

多分3月目指している受験生の皆さんは、やる気満々
気合が入りなおしていることと思います。

そんな中、ある生徒さん。

なんだか気持ちがフラフラしています。

これは、親であったり、先生という立場の方なら
ご経験があると思いますが、生徒さんや子供たちの
ちょっとした精神的な揺れは、わかりやすいですよね。

それに対する対応は、しばらく静観、少しお話して
気分を発散させる・・・など様々ですが
歌のレッスンをしていても、技術以上に
その精神的な部分が大きく影響するので
毎回、個々に対応する難しさを感じております。

高3のある生徒さん
先週のレッスン時から、いろいろ進路のことなど
含め話をしていたのですが、今週のレッスン時も
やはり中途半端なことを話しだしました。

宝塚音楽学校は目指したい!
欲しいものは買いたいから、アルバイトもしたい!
レッスンもしたいけど、友達とも遊びたい!
親が口をだしてくるのが、うるさい!

さすがに

『甘い!』と一喝してしまいました。

3月までたった4ヶ月ほど、少ししかない期間
受験の為のレッスン、向上のための環境に
集中することは出来ないのでしょうか?

もし、残念な結果になったとき
一生懸命すぎたら、傷つくのが恐い!

その気持ちもわかりますが、そのために
準備を怠るなんて・・・

そんな生徒さんは、少ないのですが、
そんなあいまいな気持ちで受験して合格するほど
宝塚は、甘いものではないと思います。

個人的には、必死で努力して、目いっぱい頑張る方に
ぜひ合格していただき、あの舞台を創り上げて
いただきたい!

そばで見守られているご両親は、きっと心配で
仕方が無い事でしょう。
応援するしか、見守るしか出来ないのですから。

でも、そういうレッスンをさせていただける環境に
もっと感謝し、自分が今やらなければならないことを
考え直して、宝塚の舞台に立つ事を目標にするなら
一生懸命が恥かしい、などと思わず
必死な自分に挑戦してほしいと思います。

いつも純奈先生とほとんどの時間を費やして
レッスンにかけているのですが、
懸命な生徒さんの姿には、まだまだなんとか
私たちに出きるアドバイスはないか、と
自問自答しております。

共に、一生懸命目標に進んでいきたいと
心から願っています。
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9 コメント

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Unknown (キャロリン)
2008-11-06 17:21:01
こけしさんのおっしゃるとおりだと思います。

まず自分が何をしたいのかがはっきりしないと難しいですよね。

自分自身の責任において決断しないと何かが起きた時、その結果を自分の取り組む姿勢ががどうであったのかと振り返る前に、周囲のせいにしかねませんよね。

それに、宝塚も甘い世界ではありません。
合格してからも、その後の舞台人としての目標を明確にして課題を達成させ成長して自分自身の満足感・達成感をもち、お客様によかったという幸福観を感じてもらうには等の意識も必要なのでは。

目先の欲望を満たすか、夢を叶えるために努力と忍耐の道を選ぶか…

その方は高校3年生なので最後のチャンスなんですよね。本当に自分がなりたい姿はなんなのかを明確にしないと、かかわっている周りの方だけが空回りしてしまい、その方が余計に反発する状況だけは避けられるといいですね。

つらい経験は大変ですが、そこで出会い助け合った仲間は一生の宝物ですよね。
なんとか、その生徒さんがこけしさんのおっしゃる事を具体的に理解でき、納得し、自分が宝塚の舞台に立つといういいイメージを持ち、受験に意欲を出してくださることを願っています。
私は大手企業の総合病院で看護師をしていました。
学校を卒業し、就職してからの3年間は業務と疾患・看護の勉強、研究、後輩の指導等大変でした。

でも、その時に厳しく指導していただいたおかげで、やりがいや達成感を得る事もできましたし、いい仲間やスタッフに恵まれ成長でき感謝しています。

でも、結果は過ぎてからわかることですよね。
だから後悔だけはしないよう自分自身で考え決断を下し、前へ進んでいます。
こけしさんの一生懸命に取り組まれている姿…応援しております。
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Unknown (キャロリン)
2008-11-06 20:53:58
何度もすみません。

以前、サッカー日本代表監督の岡田武史さんの講演会を聞きに行きその中で

トップアスリートを育てるには、育てるという観念はすてる。

相手に気付く・気付かせる、そして自分で考えさせる事が大事。

人を変えることはできないけど、危機感を与えることで本人が気付き変っていく。

スランプの時に手をかすと、2回目落ちたときは戻ってこれない。

自分ではい上がってきた人は残れる。
最後は自分の力でトップに昇りつめる。と…

岡田さんも世代の違いについて悩んでおられました。
何がいいのかは試してみないとわからないですからね…
私はスポーツのコーチング・メンタルケアの本を読み子育てにも活用しています。

何事も学生という枠から社会に出ると厳しいですからね…
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Unknown (kokeshi)
2008-11-06 22:58:29
いろいろありがとうございます。
いつも何事においても勉強と思いますが
なかなか自分の向上も難しいですが
指導という立場も難しいですね。
また、ご存知の事教えていただきたいと
思います。
これからもご助言よろしくお願いいたします。
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こんばんわ☆ (ぅー*+゜)
2008-11-07 00:30:10
アメンバーで
ブログを
書いたりしていますが
今私も
あることで
悩んでいます
(〇>_<)
でも!!!
ブログをみて
自分の甘さ...
弱さ...改めて感じました
(ノд<。)゜。

もぅこれ以上
後悔をしたくないので
倒れるくらい
必死こいて
頑張ろうと決めました!!
ほんとに
ありがとぅござぃます
(o>ω<o)!!!!!!
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Unknown (kokeshi)
2008-11-07 08:19:21
皆さん、それぞれいろいろありますよね。
コメントでは、よくわかりませんが
前向きに解決できますように。
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Unknown (MAWO)
2008-11-07 19:58:59
むずかしいですね
おっしゃる通り、もしもダメだった時に傷つきたくない、曖昧に揺れる気持ちがそうした「保険」になってしまうのでしょうね。
でもそれは必ず、後悔が残りますよねえ・・・。
「この数ヶ月で自分の人生が変わる!」そういう背水の陣で受験にのぞめたらいいですね。結果がどうあれ、きっとその経験は宝物になるでしょうから
返信する
Unknown (kokeshi)
2008-11-08 06:54:08
優しく導く、厳しく発奮させる、見守る・・・
まだまだそれぞれの生徒さんとの
お付き合いは続いていきますが、
いい方向に進んでほしいと思います。
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Unknown (sachiyo)
2008-11-12 18:55:06
前に南郷希恵さんの教室の受験番組を見ましたが、がんばってがんばって合格した人はいいけど、落ちてしまった人は果たして今後の人生がどうなるのか、なんて考えてしまいました…。

宝塚の現役だと、水夏希さんや蘭寿とむさんは大学進学のルートも作ってから合格したそうですが。

でも上記の受験生の方はさすがにちょっと生き方があいまいですねぇ。
落ちたときのルートを1つだけ作っておいて後は受験に向かってひたすら精進するのがいいのかな…。
返信する
Unknown (kokeshi)
2008-11-12 23:28:05
それぞれの考え方が違いますので
なんとも言えないのですが、一生懸命
やったら、きっと悔いのない、
すぐには無理でも、良い経験となり
長い人生のプラスになると信じていますし、
そうなるよう願ってレッスンしています。
一生懸命は、素晴らしいと思います。
自分で気づいてくれるのを、本当に願っています。
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