月からきたうさぎ

あったかココロでいっぱいになぁ~れ♪

「葉っぱのフレディ -いのちの旅-」

2011-02-24 | Book




アメリカの著名な哲学者レオ・バスカーリア博士が、編集者バーバラ・スラックへ贈った生涯でただ一冊の絵本。

フレディという一枚の葉が春に生まれ、冬に散るという一年を描いています。



春に生まれたフレディの周りには、同じようで同じではない友達がいました。

夏には協力して人間に木陰を作ったり、雨をしのぐ傘の役割をしました。


秋には紅葉を体験しました。

同じようで同じではない友達ですから、様々な色に変化しました。


冬が近づき、次第に引越しをしていく友達や仲間…

葉にとって引越しとは死を意味することを知ったフレディ。


でも死とは辛いことではないことを教えてもらいました。

新しい環境、新しい場所への恐怖や不安は、誰にでもあることを教えてもらいました。


そしてフレディは自分の置かれた状況や立場を理解し、次のステップへと一歩踏み出したのです…





この本は4年生と6年生の3月に読みました。


【いのち】を伝える為に読み聞かせとして選本したワケではないんです。

描かれている言葉の一つひとつが、小学校生活での子ども達と重なる…と感じたんです。



今、どこの小学校でも行なわれているよぅですが、4年生には10歳パーティという行事があります。

20歳は成人式がありますよね。

その半分まで育った・育ててもらった親に感謝の気持ちを伝えよう!という行事です。



そして6年生。

小学校生活を終え、それぞれに巣立っていく子どもたち…




読み聞かせ後に、当番ノートに本の情報や感想を書くのですが、6年生のノートにはこんなことを書きました。




新しい環境や生活にワクワクしている子もいるでしょう。

不安に思う子もいるでしょう。

何とも思ってない子もいるかもしれませんね。


でも、それでいいんです。

どの子の思いも決して間違っていません。


バス・カーリア博士は、こんなメッセージを書いています。


【ぼくは一本の木であり、バーバラはこの十年間、かけがえのない葉っぱでした】


みんなに当てはまりますね♪


【○○小学校は一本の木であり、子どもたちのこの六年間、かけがえのない葉っぱでした】




たくさんの想いを胸に、残りの小学校生活を悔いのないように過ごし
希望や夢をたくさん持って、中学校生活を迎えられたらいいなぁ~という1人の親としての願いですかねぇ~。




4年生には…


多分、まだ比喩が理解出来ないと思うので、こんな本もあるんだなぁ~という気持ちで
残りの小学校生活2年間が、楽しいものであればそれでいいと思います






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1 コメント

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こんばんわぁ☆ (メリーポピンズ)
2011-02-24 19:49:18
うーたん君、大丈夫

まぁ、インフルエンザと言っても…高熱でないもんなんだねぇ…予防接種のおかげ

あ、でも1週間は学校休み

家族全員に感染しないようにね


この絵本、知ってる…有名だよね

読んだ事はないんだけど

そういう話やったんやねぇ

みんな違って、みんないい…これだよ

これは金子みすずだけど…

ところで、10歳パーティー

それって、なんかテレビで見た事あるわ…なんか、写真館で写真撮ってた

ふ~ん…今じゃ普通にやるんだね…時代だねぇ

まぁ、感謝する機会がのはいい事だね

あ、そういえば…うーたん君送辞読むの

凄いや~ん

あれって、学年トップとかが読むもんじゃないの

観にいかなくていいの


あ、ツイッターは気にしないで

あの時、ちょうどヒマだったからさ…まぁ、子供が見ても楽しめるライブかなぁと思って、単純にツイートしただけだし

結構楽しかったよ
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