猫いろの風

何を想ってか、気まぐれ風便り

まぼろしの翼と共に

2007-08-15 | 風便り

今でもボクは思い出すのさ
あの頃の事、あの日のひと
僕と同じ学生だった
国のためと死んでいった

君は若くたくましく、短い命だったが
まぼろしの翼と共に
炎の中に消えてしまった

君はあの夜私に言った
「恋人と別れてきた」と
僕は今も憶えているさ
あの時、君のまなざし

君が死んだ次の夜に、悲しい涙であの娘は死んだ
もういやだ こんな世界は
もう二度と見たくない

                 by 西岡たかし
                 <♪五つの赤い風船>




終戦記念日の今日、一日中この歌が頭の中をぐるぐるしていたコハクです。

戦後62年が過ぎ、世の中は戦争を知らない子供たちでいっぱいになった。
でも、未だなお戦争の傷あとに苦しんでいる人たちがいるという事実に、
私達は決して目を閉じてはいけないと思います。
  ・・・この世から戦争がなくなることを願って・・・



コメント (3)
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