別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

スーパーナチュラル シーズン14  そぞろ感想13

2021-03-05 23:09:39 | シーズン14

第13話 レバノン

これまでのスーパーナチュラル。シーズン1の兄カワイイ!
質屋に行く兄弟。裏稼業で怪しいブツばかり置いている。
テディベアの後ろにある紐を引っ張ろうとするサム君。「俺ならさわらない」という質屋。
くまちゃんと弟。呆れた顔のディーンだが、内心では兄の萌えツボに間違いなし。
引っ張ったらどうなったのか…。
しかし質屋は、兄弟のハンター仲間を殺し、彼のアイテムをすべて盗んでいた。
サムを特殊な剣で真っ二つにしようとして、兄に射殺される。
悪党はくっちゃべる定理に兄も気づく。
ヤバアイテムはすべてお持ち帰りに。

レバノンの町。映画館の前でたむろしてるティーンエイジャーたち。兄弟の噂をしてたちょうどその時、二人がインパラで乗り付ける。
酒店に買い出しに来た。酒店の主人「よう、キャンベル兄弟、いつものか?」 顔なじみ。キャンベルで名乗ってるのって、マムいるから感慨深い。
男子のエリオットは、女子らに注目されたくて兄弟のことを話しまくる。
「トレンチコート着た霊能力者っぽいやつ」「バンビみたいな顔したガキも不気味」 
キャスとジャックへの評価である。
女子の一人マックスは、友人の女子ステイシィの気を引きたいがために、インパラを乗り逃げする。
あっちってエンジンかけっぱなしで車置いて出るのか? 安全な日本はそんなことしないのに。
おみそにされて突っ立ってたエリオットをとっ捕まえて詰問する弟と、脅しまくる兄w
エリオット「チクるなんて…」 ディーン「言うしかねえんだよ!#」 インパラ事案鬼門。
マックスの住所をとりあえず調べようと、宅配屋のおばちゃんにサムがやんわりと質問。アブナい奴と見なされ、突っぱねられる。だがおばさんはディーンとは知り合いで、兄のファン。
色仕掛けで聞き出す。兄が珍しくオバ担。 

郊外の空き家でパーティしてるマックスたち。例のヤバグッズも運び込まれて放置状態。
箱から手…。トイレに現れたピエロの霊。
駆けつけた兄弟。霊が出たのはシリアルキラー、ジョン・ケイシーの葉巻箱。シリアルキラー専のサムだが、ピエロ大嫌い。兄にからかわれる。
霊を浄化する様子を、3人に見られてしまう。秘密にすることを約束させる兄弟。 

アイテムの中にあった、願いを叶える宝珠を試してみることにする。ミカエルを追い出せるよう、ディーンが宝珠を握って願うと…。
バンカーのブレーカーが落ち、何者かにぶちのめされる兄弟。
「二人とも動くんじゃない」 あれえ聞き覚えがある声!
ディーン「親父!?」
ジョン・ウィンチェスター!!
さすがに兄弟を楽にぶっ飛ばせる親父。
「サム、ハロアルトにいるんじゃなかったのか?」 ハロアルトはスタンフォード大がある土地。
ディーン「今何年だ?」 ジョン「2003年じゃないか」 サム「2019年だ」
信じられないジョンだが、息子たちの老けた様子に気づいた感じで呆然。 

キッチンで飲んでる3人。
ジョン「お前たちが世界を救ったのか」 ディーン「何度もな」
ヘンリー爺ちゃんの話も出て、ジョンは感慨深げ。
ジョン「大活躍だな。苦労したろ」 サム「少しは」 謙遜すぎます…。
メアリーの声。「サム? ディーン?」 ジョン泣き顔「メアリーか?」
呆然と見つめるメアリーと、泣き笑顔のジョン。抱き合いキス。席を外す息子たち。
兄弟談義。サムは過去を変えたら…と言うが、ディーンは一度でいいから4人で飯を食いたいと宣言。 

バンカーの蔵書を見てるジョン。サムがディーンを探しに来る。兄とマムは晩餐の準備。あのウィンチェスター・サプライズ。
サム「一度ディーンと僕とで作ろうとした」 ジョン「よく覚えてる…」
「お前たちにはずいぶんと辛い思いをさせた」
父とのかつてのいさかいについて話したくないサムだが、ジョンはうながす。

「あの頃は確かに、ひどい仕打ちをされた」
「だけど僕が思い出す父さんは、実際よく思い出すー喧嘩した父さんじゃない。最後の姿だ。
僕らを守って、病院の床に倒れてた」
「お別れさえ言えなかったことを悔やんでる」 
サミー…(号泣)

ジョン「本当に済まないと思ってる」 
ジョン…(むせび泣き)

兄に、「父さんを呼び出したことは正解だ」と言うサム。
二人は買い出しに行くが、いつもの酒店で主人はディーンを覚えてない。通りすがりのマックスも、声をかけたサムをうさんくさげに無視。宅配店のおばちゃんにいたっては、目の前でシェードを降ろす。
そして指名手配犯ディーン・ウィンチェスターのポスターが。
慌てるサムに、ディーンはスマホの映像を見せる。そこには黒タートルでメガネのジョブズもどきのサムが! 
弁護士事務所のお偉いさんらしいが、自己啓発リーダーっぽい。コーヒーをやめてケールダイエットをし、趣味や家族は必要ないと説く、おま誰男に。
ジョンのタイムスリップにより、過去が修正されて現在が変わり始めてる。タイムパラドックス。 

降り立った光、なんとザカリア!とキャス。昔のお堅いカスティエル。
ブツブツ言う癖は変らずのザカリア。
ザカリア「行くぞコンスタンティン」 キャス「?」 メタトロンから雑学伝授された今のキャスならわかるのにな。
時間軸を乱した者を見つけに来た二人。
マックスの母の働くレストラン。ティーンエイジャーたちも来ている。そこに乗り込む天使二人。
犯人が名乗らないと、彼が制裁を加えるとキャスに命ずるザカリア。
キャス、青く光る眼と完璧な羽! 初登場の回再び。
飛び込んできた兄弟、客を逃がし、サム「ザカリア!?」  よりによってこいつが復活かよだね。
ザカリアが言うには、ウィンチェスター兄弟は父親が失踪したことにより、計画から外された。
キャスは命じられて兄弟をボコる。かつてはこんなに強かった。今シーズン第一話参照。
ザカリア、今回はサムにあえなく殺される。初期キャスも天使飛ばしでさようなら。 

帰宅後、ディーンはジョンに、サムはメアリーにタイムパラドックスについて話す。
このまま行くと、神とダークネスの件も消え、メアリーは復活しない。消えてしまうことを伝える兄。
ジョン「俺を取るか、メアリーを取るか、そんなの考えるまでもないじゃないか」 ( ;∀;)
メアリーだけじゃないからね…。消えたり変わったりするのは。
メアリー本人は泣いている。「サム、できない…」 わかるよぉー(涙) 

「巻き込むつもりはなかった。黄色い目を仕留めたら、俺の代で終わるはずだった。でもお前は戦いを続けた。世界中に自慢したい息子だよ」
「いつかは普通に暮らしてほしいと願ってた。穏やかな暮らしを手に入れてほしいとな。家族をもって」 

ジョンの長男への言葉。次男との和解とともに、ずっと苦労をかけ続けていたディーンへのジョンの想い。これ、まだ2003年にいたジョンが言ってると思うと不思議な気がする。息子たちの短い話だけで、急に素直になれるのか。これについては後で書く。
ディーンが報われた瞬間だった。でも兄貴は軽く流して「飯を食う」 深い! 

折角の家族団らんの4人の食卓なのに、お通夜状態。
ジョン「今の俺たちには選択肢が二つある。別れを思って湿っぽくなるか、家族4人で過ごすひと時に感謝するかだ。俺なら感謝する方を選ぶ」
メアリーの手を取りキスするジョン。さすが家長! 意外なロマンティスト!
見つめ合うウィンチェスター夫妻、かわいい…。
家族水入らずの楽しい食事が始まる。笑いと暖かさ。こんな日が来るなんて。こんなシーンが見れるなんて!
ウィンチェスター・サプライズにしては上品な盛り付けw
ジョンとメアリー、ラブラブで桃色…。いいわあ。 

食器洗ってる兄弟。息子してる(笑)
サムはジョンが2003年に戻っても、このことを忘れず覚えていたら良い方向に歴史が変わるかもと言うが、ディーンはそれならもっと昔に返して辛い思いをさせないようにしてやれと言う。
歴史が変わり、自分たちも変わるだろう。まともな暮らしはできるかもしれないが、それはもう俺達じゃなくなる。
「そんな奴、ディーン・ウィンチェスターと言えるか。俺は今の自分に誇りを持ってる。今のお前にも。自分で決めて、やり抜いたからだ」
ディーン吹っ切った。本当に兄貴らしい言葉だ。

メアリー「離れたくない」 ジョン「俺もだ」
「俺のメアリー、これからもずっと夢中なままだ」「私もよ」

お前たちを愛してる、心から。
そう言って二人の息子を抱くジョン。サムはベシャベシャに泣いていて、ディーンは静かに泣いている。 

サムが宝珠をつぶし、ジョンは光と共に消えていく。つないだメアリーの手を残して。

呆然とした三人の元に、バンカーの扉を開けてキャスが帰ってくる。今のカスティエル。
「何があった?」
感慨と共にみつめる母と息子たち。


2003年、インパラの中のジョン。ディーンからの電話に出る。
「おかしな夢を見てた」
「楽しい夢だったよ」

覚えてたジョン。

 

胸が一杯なので、次回に長々と語ります

 


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