スーパーナチュラル シーズン５ その15

第18話　最後の砦

・バーで飲んだくれているザカリア。上司(ミカ）への不満をぶちぶち言ってます。やさぐれ天使だらけか。
・リストラされた男性と意気投合し、酒をおごったりしてる。人間嫌いの癖に一番人間じみてるおっさん。てゆうかリーマンそのもの。
・強烈な光と音でボスが降臨。いきがってたが、再チャンスをもらったらしく俄然低姿勢。やる気を見せて意気揚々。
・リストラ男性とバーテンは目から発火して息絶えてる。張り切って死体をポンポンし、さっ、仕事だ！　口ずさむは『聖者が町にやってくる』　相変わらず悪趣味な描写だよ…
・モーテルで一人、荷物整理してるディーン。親父の形見の皮ジャン、インパラのキー、愛用の銃をみんな段ボールに入れ、宛名をボビーに。
・置手紙も書く。兄貴のイメージに合わぬきちんとした字だよ。ジェンの字だ(笑)
・そこにいつのまにか弟が。リサに会いに行くとわかってた弟。兄貴のそーゆー心理がわかるのに、労る行動には繋がらないのね(^_^;)
・兄貴に関する限り、サムとキャスは同盟組んでるらしい(笑)　ボビーん家に連れ戻されるディーン。
・イライラしながら悪態をつく兄貴。ボビーが宥めるも、「親父ヅラするな。俺の何がわかる」
・天使に引き続き兄貴まで、やさぐれ隊入隊。
・しかしボビーはそんなんでしょげたりしません。おまえと約束したから死なない。諦めないんだ！と。
・ボビーに頼り隊入隊希望します！
・キャスに異変が。大ごとが起きてると消えた先で、天使の下っ端とやり合う。初登場のとき天使は神の戦士だと言ってたけど、キャスって武闘派天使なんだよね。ふだんのボケで忘れてるが(笑)
・地面から掘り出した男を連れ帰る。驚くディーンとサム。男は腹違いの弟、アダムでした。
・天使達にみつからないようアダムの肋骨にも刻印を入れるキャス。その衝撃で目覚めてびっくりアダム。
・周囲は見知らぬ男だらけ！(笑)
・兄たちに会ったのは、アダムに化けていた人食い鬼だったので、アダムは二人と初対面。
・しかし彼は兄たちを知ってました。彼を生き返らせたザックに偽情報を吹きこまれている模様。そして彼がミカエルの器に選ばれたと！
・心外驚愕なディーン。そらそうだ。今から出頭する気だったんだからな(^_^;)
・ディーンを諦めて第二案をだしたのでは、とキャス。
・サムもおかしいだろと認められない。あれだけ運命論をかざしてて今更プランＢ？と。　確かに。
・要するに天使も、言うだけ番長か行き当たりばったり君なんじゃねえのか。
・兄貴たちやトレンチ天使や車椅子のおじさんらが轟々言い合う中で、アダムは家族談義は楽しかったけどそろそろ失礼するよと。
・いい玉である。ハーフブラッドなれど、やはりウィンチェスターボーイズ。
・座れと命令するサムは、いきなし兄貴面。アダムに反抗的に見られて、プリーズと下手のパピーアイ。
・兄と弟の技を使い分ける男、サム・ウィンチェスター。おそろしき次男坊。
・やさぐれていた長兄、末弟の説得を次弟に投げている。しかしアダムが天国で女の子といちゃついてた部分には逃さずコメント。
・天使を信じると言うアダム。魔王は倒さなきゃというが、その魔王が入る人(予定）と只今会話中とは存ぜぬ模様。
・フツーの子だったのに、魔王は倒さないとというところにウィンチェスターの血を見たぜ。
・兄弟を信じてくれというサム。皮肉な笑いのディーン(-_-;)　しかしアダムはさらに上。兄弟ヅラされたくないと言い切る。
・ジョン・ウィンチェスターは一年に一度来て野球に連れて行くおっさんで、父さんじゃない。血は繋がっていても、家族は母だけだ。器になれば母に会わせてくれる約束だと語るアダム。この親父への姿勢はかつてどこかで見たぞ(笑)
・しかしジョンのオヤジのぶきっちょぶりに泣けてくるよ…
・サンドイッチのパンをめくり、中身が何か気に入らな気なアダム。
・またも次兄との対話。あのおやじと年がら年中一緒にいるより、年に一度の方がいいというサム。
・アダムの反撃。「母さんと二人で生きてきた。夜勤の母さんのいない間、一人で食事し眠った。側にいてくれる父さんが欲しかった。今日から突然家族ですって、仲良くやれると思う？」
・「ひとつ言っておく。その態度なら、すぐ僕らになじめるよ」サム
・けだし名言
・おのれの数年前を見るようだろうサミュエル君よ。
・パニックルームに入れられているディーン。兄と弟が逃げようとしてるので、サムの苦肉の策。
・ボビーが作ったパニックルームは、今のところウィンチェスター兄弟を閉じ込めることにのみ使用されている。
・俺が器になれば済むんだというディーンに、もっと俺を頼ってくれというサム。しかし兄は頼れないと。
・お前を信じてないと。言いましたよ兄貴…
・おまえのその怒りがルシファーに取り込まれると兄は言う。が、弟は激昂はしてないよ今回。半泣きなだけで(笑)
・様子を見に来たキャスを、天使封じの文字で飛ばしてしまい抜けだすディーン。
・兄弟に振り回される思いを今こそ思い知る時だサム・ウィンチェスター。
・しかしボビーにアダムを見張れと命令する男。えらそうだな！　何様（サミさま）
・眠ってるアダムは、夢の中で幼い頃に遊んだ公園にいる。よく見ると彼もヘイゼルの瞳の色をしてる。兄弟特有のｖ
・ベンチの隣にザック。サムとディーンは信用するなと説得。
・あいつらは完全にイカれてて、理性のかけらもなく、この世で大事なのはお互いだけ
・字幕だとさらに、彼らは何に関しても、性欲面でさえ異常なほどお互いに依存している

おいそれは大問題発言だろ

どんな罠。おそるべしスパナチュ。
ファンガール、ベッキ―はチャックに掴みかかっているだろう、喜びのあまり(笑)

・兄たちには反抗的だったアダムだが、天使も嘘をつくというサムの説得も効いていた模様。さすがのパピーアイと説得術。
・ていうか、こんなハゲおっさんより兄貴たちの方が断然麗しいもんな！　当たり前だぜ。それでもお母さんを選ぶけど。
・ミカエルに見つけてもらおうと街を徘徊してたディーンは、キャスに見つかってしまいます。
・ものすごく怒りまくってるキャス。兄貴をぼこぼこに^_^;　すべてを捨てて尽くした私を！って、初めての男に裏切られた女のよう。
・アダムが消えたことをボビーに当たってるサム。しかしさすがのボビー、「スペイン語で言えばわかるか、彼は消えたんだ」
・○びぞうさん並みにメタぼろにされた兄貴（しー！）を、メタボロにしたキャスが運んでくる。
・ザックはかつてディーンも閉じ込めたスィートルームに、アダムを連れてくる。
・ハンバーガーとビールの山にご満悦なアダム。…ザックも言う通り、このこ長兄と好物が一緒なの？！(笑)　だからサンドイッチに変な顔してたんだな。
・己の権利の主張は次男と似ている。
・やっぱり器になる話は嘘でした。ディーンを呼び出すおとりに使われたアダム。
・「あの兄弟は多少のすれ違いがあっても、君を取り返すためには力を合わせる。ディーンは必ずここに来る」
・兄弟について抜かりないプレゼンができるザカリア課長。が、結果を出せない奴。
・またもパニックルーム。ディーンが気がつくと、手錠をされてる。サムが具合はどうと聞く。
・手錠プレイ！　サム、兄貴をどうするつもりー！
・しかし穏やかなサム。こっちの切り札は兄貴だけだ。兄貴をアダムのいる部屋に連れていくと言う。
・俺はミカエルに同意するぞ、やめておけというディーン。しかし、サムは。
・兄貴はいざとなったら正しい判断をする。兄貴を信じてる
・自分を信頼してくれなくても、相手を信じる。サム、ようやくそこにたどり着きましたか！
・キャスと三人でルームに乗り込む。キャスは見張りの天使達担当。文字通り身を張って止めます。キャス胸板ご披露。なかなかですｖ
・ディーンが部屋に入ると血を吐いているアダム。駆け寄るディーンに僕のためにとウルるアダム。現れたザックを後ろから襲うサム。しかし吹っ飛ばされます。
・弟二人に血を吐かせるザック。引き換えに承諾させる手です。苦しむ弟たちを見るディーンの顔が！　ものすごーく綺麗。キレーだよ―！！
・器になると約束するディーン…
・ザックがミカエルを呼び出してる間に、悲痛な(仔犬の）目でディーンを見つめるサム。苦しげなディーンの表情が、しかし。
・ウインクしたよ、かすかに！　
・おおうジェンさんの顔ってマジきゅーとだなあ（はやく先に進め）
・器になる条件に、ザカリアの消滅を添加する兄貴。いい仕事した私を評価してこそ、殺すなんてするはずないとザック。
・俺がやる。兄貴はザックを一突きに。
・おっさんが死んだ途端、吐血は止まる弟ズ。アダムを助け起こし、歩けるかとディーン。そこまではいい。
・奥でまだころがってる次弟！　兄貴が助け起こすまで起きない、マッチョなお前だよ、おまえ
・ディーンがサムを抱えて扉を抜けますが、アダムが出る前に閉まってしまいます。閉めたのは強烈な光と共に、勿論ミカエル。
・上のにいちゃんに助けを求めるアダム。必死にかけよるディーンだが、扉は発熱してノブも握れず。
・アダムは光に包まれて…
・その間、ずっと転がって見てるお前、お前だよ次男
・インパラ内の二人。アダムとキャスの心配を一応してますが。
・話は二人の間のことにすぐ移る(^_^;)
・急に気が変わったのはなぜというサム。

この世の終わりが来て死にそうになってるときにも、まだお前の心配をしてるんだよ。俺をここまで追い込んだやつにな。
兄貴ってのは弟がいつまでも洟垂れ小僧だと思ってるもんだが、もう立派な大人なんだよな。こんな俺をとことん信じるまで成長した

自己評価が低いのはどうかと思いますが、ようやくここまで思えるようになったディーンと、思わせるまでになったサム。
ラストの兄貴の運命を跳ね返せ発言は、らしさが戻ってきて嬉しかったですね。
弟のニヤケ面はドつきたくなったが(笑)

しかし、三男坊が捕らわれてしまったのは、まったくもってサムが自力で立ち上がらなかったせいだね！
サムのような胸板もない、訓練も受けなかったアダムが一人で歩いてるのに、サムは兄貴が立たせてくれるまで待ってたという。
兄貴も兄貴だ。下の弟を助けろ。

もう仕方ないですね。この兄弟。小さい頃からの条件反射なんだね。

ザックおじさんは憎まれキャラでしたが、死に様は天使らしく巨大な翼の影が綺麗でした。
アダムも含めたウィンチェスター兄弟について知りつくした言動とトラップをしかけてくれたことは評価しよう。ミカエルの代わりに。
しかし、一回は「ハイ」ゆうたがカウントされないんか。ミカエルも呪文を唱えないと出てこないんか。さっさと来ればいいじゃんとか。
突っ込みどころはもういいや（笑）

弟たちが苦しんでる姿を見てる時のディーン、ジェンの顔は、今シリーズでも屈指のヴィーナスぶりでした。

100回記念にふさわしく、アダム、キャス、ボビー、ザカリアと加わったキャラ、終了を迎えたキャラ、お馴染のキャラも加えて、なかなかに見ごたえがありました。
逡巡と失意が続いて兄らしさが失われていたディーンも、ようやく復活。決意も新たに。
兄弟の関係性も修復の兆しで、三男坊との絡みも面白かった。
長男は弟が増えても長男だけど、次男は弟ができるのは大きいよね。サムが兄貴への信頼と共に、弟への兄らしさと自分が兄や父に見せてきた態度を学ぶところも可笑しい。本物のアダムも立派にウィンチェスターの血筋を見せていたし(笑)
二人の間に割って入らないで欲しいという意見もあったようですが、なんの、それはどだい無理でっしゃろ(笑)
あの期に及んでのあいつらの行動は、腹違いの弟がどうこうできるレベルじゃない。その点まさしくザックとミカエルは正しい。
しかしザックは二人の私生活の何を知っているのか…

あと4話に迫ったラストに向けて、大きな進展を見せた100回記念。
これまで数回の鬱憤を晴らすような部分もあり、気持ち的には楽になりましたね。ま、今に限ってですがね(~_~;)
とにかく見どころの多い回でした。


(2010.12.23)