別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

シーズン9 雑感感想前の余談

2015-09-23 14:45:29 | スパナチュ雑感
ご無沙汰しております。
戻ってこれたようなこれないような状態です(どっちだい)

シーズン9のDVDが出たのが2014年の9月、すでに一年前。スパドラでようやく放送になります。本国ではシーズン11の放映ももうすぐというところ。
だいぶ前に眼を痛め、仕事で使う他にネットを見る時間は一週間か10日に一度程度にしてました。良くなってはきましたが、このスタンスはこの先も変わらないでしょう。
シーズンのネタバレやJ2情報などは、あとで見れるところで多少拾ってました。遅いけど。SNSもやらないし、ガラケーでメールと電話しか使わない。テレビはもう回線を切って10年。ニュースはラジオで聞く。おそろしく時流から離れておりますが、友人はみなスマホかアイフォンですが、やはり誰もSNSをしていないという類友(笑) とはいえ人とはしょっちゅう会うし、コメントやメール、手紙(!)はよくするので、コミュニケーションは結構盛ん。旧ツールが好きなだけで(笑)

映画好きですが、目に負担がかかる作品は集中できなくて残念な昨今。アベンジャーズ2、マッドマックスを見て萌えたり燃えたりしたんですが(笑)、あとで目の痛みと頭痛が…。CG多用かどうかより、画面の光過多、人が動きすぎるともう我が角膜は拒否するらしい。先日キングスマンを見てきたんですが、やはり後半に目が強制シャットダウンしました。内容に関してはハイホーです。ましゅぼん的毒は相変わらずで好みが別れそうだけど、この監督はキャラ仕立てがいつも抜群。コリンと主役の子はもちろん、S・Jジャクソンは明らかにフューリー長官より生き生きしていて、つよしがたいへんお得でした(M・ストロングおわかりね) 欲を言えばケイン様も5,6人やっちまってほしかった。
What a circus! What a show!  でも目が痛い。
そんな中、ミッション・インポッシブルは目も大丈夫でした。人間が生身だけでやってるものはOK。俳優、アーチスト、クリエイター、セレブ。そんな呼び名より永遠に“スター”道をひた走るおトムはエラい。

私は本来ヴィゴ・モーテンセンが地上の星で、彼の近年の薄ら暗い地味作品も範疇なマイナー派です。今年前半に彼の作品が三本も来たという珍事態に、通いつめました。 
ほぼ歩いているだけの映画ばかりで、ひじょうにヴィゴで大満足。目にも全然負担なし(笑)
感想ハガキを熱心に書いて何枚も投函したら、映画内で女優さんが履いてたメーカーの素晴らしいハイヒールが送られてきました。プレゼント応募はがきだった。一応丸は付けてたけど、全然それが目的じゃなくてヴィゴの素晴らしさを書きたいが為だった←

スカパー!のアンテナは付けていて、スーパードラマTVの1チャンネルだけ買ってます。むろんスパナチュのため。
兄弟他が身体張るだけで、特殊効果も化け物メイン。薄暗い画面でありがたい(笑) 天使が発光するときは目をつぶります。

J2が相変わらずやらかしてることも、かなり遅れて知り悶絶したりしてる。
ご夫婦4人での食事会で、奥様方の面前でジェンがジャレの顔にかかった髪の毛を取ってやった話だの、コンでファンの肩越しに手を握り合ったという臆面もない超不自然バディっぷりだとか。
このブロマンスに満ち溢れた今の世で、相変わらず不動の頂点ぶりは揺らいでないんだな…
ミーシャは災難に合われたそうで、酷い話だけど軽く済んで幸いでした。怪我が治ってから知ったという。ごめん(誰にあやまる)
そしてJJちゃんの美成長ぶりには震撼しました。偉大なり遺伝子。
本屋でムビスタの表紙を見て顎が外れ、即買い。大特集というわりにはそんなにページなかった気もしますが、J2のインタはどこかで既出なのかオリジナルなのか知りませんが読み応えあった。10yearsダイヤモンドカップル。ミーシャと吹き替えの津田さんのインタも思いがけず面白かったです。


シーズン9のボックスは、そんなわけで以前のように何度も繰り返しは見れていません。でも世評に反し、めっちゃ楽しみました。基本アウェイです。
スパドラ放映は一応見れるときは見るつもりです。視聴率上げてまたゴールデン枠に戻したいぜ! 11時になってしまい、再放送も深夜や早朝。J2からのメッセージもインタビューもなくて寂しい。あちらじゃ10周年でお祝い状態なのに。くそう。
番宣は見ました。ショートバージョンでは『衝撃の新展開』 これ毎シーズンで言っている確かだ。
S8からのおさらいを交えた3分弱のCMでは、キャスが兄弟の『守護天使カスティエル』と紹介されていた。助け助けられる仲だが、守護…(笑)
サムの三つの試練を「荒行に挑み…」と言われて、サムが滝に打たれる姿が浮かんだ。
流れてる音楽がカッコいい。何のロックだろう。

シーズン9は一言で言えば、はじめチョロチョロ中パッパ。赤子泣いても蓋取るな、なシーズンだったと申しましょうか。
古典な飯炊き火加減のことわざを知らないお嬢さん方も多いでしょうが、あたしも土鍋炊きで始めから強火です(どうでもいい)

前半はサムに隠した大きな秘密に兄ならずともいつバレるのか冷や冷やしつつも、わりと兄弟愛がしみじみ見られた回が続き。
中盤に来ての本当に大きな事件で、激震が兄弟を襲う。
この展開はかなりショックで、さらにそこからのサムの言動にアンチ・サム派なるものが台頭し、キャス派が鬼の首を取ったようになったとかならないとかいうあくまで本国メリケン事情は、我が国ではどうだったのかまるで知りませんが。
弟の言動に深い傷を受けて兄が自暴自棄になってるとか、あんな言動をサムに取らせるなんて!とか、サム側の心情が表現されてないのでジャレも気の毒、もう見るのやめる! どうでもいいけどここまで来てまだこの展開? 他にシナリオなかったのか? カーヴァー節は合わない! と、山ほどの批判が勃発したらしいですね。

うーん、わからないわけではないけど、そう感じはしなかったなあ。
後半を過ぎてからの、赤子泣いても蓋取るな。ファンが泣いても、ディーンが泣いても、サムが泣いても、ジェンが泣いても、ジャレが泣いても。
そのまま蒸らして、蒸らして、最後に蓋を取ったら米が立つ飯が炊けてた。そして衝撃のおこげが! みたいな。

わかるかいなそれで!

ま、各ストーリーにある矛盾や脚本の不味さを感じる回はご多分に漏れずありましたが、わたし的にはシーズン9に流れる一連の試練~サムが請け負ったものではなく、ウィンチェスター兄弟が背負った試練の新たな展開は見ごたえがありました。
どの作品でも熱心なファンはそうでしょうが、スパナチュのファンは一段と感情移入や思い入れが深く、その熱き想いによる支援こそがシーズンを驚異の11まで引っ張ってきたとも言えるんですが。その分また海外ファンダムの苛烈な批判やバッシングが、脚本家のみならず俳優たちにすら及んだとか聞き及びます。
すべてそこらは聞きかじりなので、詳しい状況は知らないんですがね。それよりも、カーヴァー節がかなり批判対象になっていることの方が気になった。とはいえ別に彼を擁護するわけでもないんですが(笑)

ウィンチェスター兄弟の互いへの依存レベルの兄弟愛こそがスパナチュの本筋。今シーズンのいざこざも、同じことの繰り返しをさらにキツイ亀裂にして見せてきたかのようですが、実際は二人が歩み寄り成長していく姿を描いたと受け取りました。
兄弟が仲良く協力していく姿は私も大好きだし見たいけれど、それだけだとスパナチュはストーリーをつくれない。揺らいでは結びなおす二人の絆。それを手を変え品を変えて出すのがスーパーナチュラル。
兄弟の揉め事がないシーズンを続けてごらんよ。それを望んでいたファンでも、マンネリだって文句出るから(笑)
描き方が良くない、誤解を招く、説明が足りないという声も、カーヴァー氏は三部作として8~10をつくると言ってたことからも、S9は転の章でもあったんだととらえてる。それに兄弟間に問題を起こすためにそういう流れにするしかないってのあるね(^_^;) 
気に食わない点はそりゃ私も沢山あるよ! でもそれはどのショー・ランナーでもあった。個人的にはセラ女史の方が私には合わなかった。クリプキにだって突っ込みどころは多々あった。

カーヴァーさんの采配が嫌で見なくなった人がいても、長編ドラマはいつかどこかでその人自身が卒業する時にするもんです。作り手のせいを理由にできるけど、それは切っかけにしか過ぎない。
私はシーズン8、9とインパクトあるエンディングを繰り出してきたカーヴァー氏の仕切りに期待してますぜ。


長々しい語りは書かれも読まれもしない昨今。兄弟の心理については、やはりくどくど牛が草を反芻する調子で書くことでしょう。それが私。
あとはあっさりです。近頃文章を書いてないので忘れたよ…。時間および目が許す範囲になります。疲れたらやめます。そして天使抗争関係は飛ばします(笑) 亀更新。



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