ネコと道徳とテニスと私

うちのネコ「チャミ」や道徳実践、好きなテニスや日常生活について書いてま〜す💞

菊池省三氏の授業を参観しました✨

2023-12-05 11:09:00 | 日記
菊池省三さんの飛び込み授業‼︎
これは見なくては‼︎と思い、足を運びました。
菊池省三さんの「ほめ言葉のシャワー」は、学生に課題として出したことがあります。ほめ合う、認め合うことは学級づくりで欠かせないことです。しかし、教育者を目指す学生でも、ほめることやほめられる経験が少なく、大学の授業で「ほめ合い」をテーマに取り入れることを目的として菊池省三さんの「ほめ言葉のシャワー」を取り上げ、きっかけとしました。
その菊池省三さんを「生」で見られるなんて‼︎

授業開始数分で、子供の心をつかんでいました!
声は(敢えて)抑えめで、子供の耳を傾けさせます。
そして、雰囲気や態度をほめます。
本日ノート代わりの白紙に氏名を書かせる際に、
「みんなは生まれた時におうちの方からラブレター💌をもらったんだよ。何だかわかる?」
少し考えさせてから…
「それは名前です。」
名前を丁寧に書かせるための声かけです。
私も小学生を見ていて、名前をさらさらと書いてしまうのが気になり、丁寧に書くように声かけしていますが、おうちの方からのラブレターというのは素敵だなぁと思いました。
子供に問いかけ、予想してもらう際は、
予想だから間違いはないんだよ、
と安心する声かけをします。
また、なかなか予想が書けない子供にも
その後に設けるグループ活動で、
いいなと思った意見を書いていい、
それを発表したっていいと、
とにかく安心できる言葉かけを
投げかけます。

グループでの話し合いの様子を見て、
一旦止めて、この立ち位置を子供に見させました。
「一人の子がいないね!素晴らしい!
いいクラスだね。ただ何か気づかない?」
と男女で分かれていることに気づかせて、
「このクラスなら男女でも話し合えると予想するけど、どう?」
その気になっている⁉︎子供たちは
「はい!」と、すぐに男女混合グループをつくり話し合いました。


菊池省三さんは、子供の意見を認めて、
決して否定しません。これも安心して発言するために大切なことです!
また、発言したら、拍手👏をし合うことや
ここは拍手だなと促し、ほめたたえる活動を多く取り入れていました。

このような実践は、見ていても心が温かくなります☺️
授業を受けた子供たちも実感したと思います。
現場の先生方、日々の指導は大変ですが、
このような、ほんわかする教室環境づくりを大切にするためにも、菊池省三さんの実践から学んでほしいと思いました。

私自身も大変勉強になりました。
「生」の菊池省三さんに会えてよかった!
本日は、ありがとうございました。