4年生道徳の教材に「バルバオの木」というのがあります。
内容は、樹齢何十万のバルバオという大木が飢えに苦しむ鳥やシカ、ゾウたちに実や葉 ,最後には自分自身の幹を投げ出し、動物たちの危機を救うという創作の話です。
バルバオの木が自分を投げ出してまで,動物たちを救ったところをどのように考えさせるかが、鍵🔑となるでしょう。
出典:www.flickr.com(@Paolo Crosetto)
生命の尊さを学ぶのですが、どのような授業をすると子供たちが考え、議論するのでしょうか。
若手の先生方に、どんな発問にするとよいのか、
考えてもらいました。
学期末で大変な時期に回答が返ってきました。よく考えたと思います。
ここで教員1年目の先生が考えた発言を紹介します!
(動物たちに実や葉、幹を食べさせた)バルバオの木はいのちを大切にしたと…
「言える」「言えない」「迷っている」
のいずれかを選んで、考え、議論させました。
この授業についてまとめた資料です。
発問を考えるセンスのよさを感じました。
何よりも嬉しかったのは、道徳授業の面白さや奥深さを感じるようになったというのです。
道徳授業は、軽く見られがちですが、実は難しい授業です。綺麗事や建前の授業にならないよう子供たちが「自分事」として本気で考える「仕掛け」が必要です。
若い先生方が、道徳の授業を頑張って作り、子供と楽しんで授業をしてもらえたら嬉しいです☺️