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子供と山旅

子供との登山の思い出記録

フリータイム9時間!バスツアーで初めて尾瀬ハイキングに行きました

2018-09-17 00:34:38 | 日帰り登山

これは登山七年生の秋のお話

今年は部活(吹奏楽)が順調に成績を上げている様で長女とは昨年の常念山脈縦走以来一年お山に行けていないのである…
以前SNSで応援やコメントを頂いた親子登山の先輩方の経験通りやはり中学生ともなると子供との時間の共有は少なくなったと云うところだろう…これから親子登山をしたい方は大事にお子さんと過ごしてほしい

おかげ様で子供達の努力も報われたのか有り難い事に九月末には宇都宮の東関東大会に出場だと云うことだ(結果は残念ながら銅賞)

まあその間に次女とゆる~く登山を楽しんだのであるが、登山レベルの違う子供と別での山行は良かっただろう

いつか?3人でお山に行ける日が来ればいいな!
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8月某日 晩夏


そこは想像していたとおりの尾瀬ヶ原が広がっていた!

今回は山友であるwoodboat氏とそのワイフ殿と3人で鳩待峠からの尾瀬ヶ原ハイキングに行ってきた
woodboat氏とは富士登山ツアーでご一緒した仲で昨年も富士登山同窓会と称してハイキングに出かけているので今回も含め同窓会ハイキングは恒例の行事になりそうだ

最後にこのハイキングの様子を動画で公開しているリンクが張ってあるので興味のある方はあわせて御覧頂ければと思う

■夜行バスっていいですね…■

最近は自身の姿見ると気持ちが暗くなる位肥ってしまった私…
仕事もタイトで疲労困憊の仕事終わり夜間自走移動は無理だ

総合的に判断して池袋発夜行バスを使った現地9時間フリーツアー(9300円)で行くことに決めた

残念な事に行きのバスは小さく座席もかなり狭かった為リラックスする事はままならなかったが、それでも自分で夜通しドライブして来るよりは遥かに楽である
私の生活サイクルでは今後もバスツアーの有効性をかなり感じた

さて今回は幾つか尾瀬の名物と裏名物?を目の当たりにする事が出来た!
■湿原に広がる草紅葉
■池塘に映る逆さ景色
■午後二時に咲くヒツジグサ
■花豆ソフトクリーム
■牛首ヤッホー!(裏名物に認定w)
牛首という名の森?に向けてヤッホーすると木霊かえってくる
この牛首ヤッホー(私が勝手に命名w)は近距離での反射音なのでかなりはっきりとしていて木霊の戻りも早い

これは牛首のベンチで休憩している時にベテラン風の方がお手本を見せて教えてくれた…

私も調子にのって後から訪れるお嬢さん達に得意げに教えては喜んでもらいなんかエッヘンなのであった(笑)
行く機会のある方は是非チャレンジしてもらいたい
カッコウになった気分でかなり感動する



鳩待峠に到着したのは5:00
私は固形燃料を使ってお湯を沸かし朝食にカップラーメンを食べた
前夜のバス出発時に同行者のwoodboat氏と相談して至仏山には登らない事を決めていたのでノンビリスタートである

肉体的に疲労していると食べ過ぎてしまう…これが私の肥る要因なのだと気づいているのだが、どうしても食欲に走ってしまう…
もう、精神的な病のレベルになりそうで怖い

さて朝食も終わりいよいよ『あの尾瀬』に足を進める
『夏がく~れば思い出す~』と小学生の頃の優しい歌声が蘇る
私は『水芭蕉~の花がっ咲いてるっ』の何とも切ないメロディーと歌詞が大好きだ
裏声がかった子供達の(過去の自分達)の澄んだ歌声は今想像しても心が洗われる思いである
因みに子供に聞いたところ現在は学校の音楽の時間で歌うことは無いらしく、得意げに『水芭蕉~っ』と唄っている私に『なにそれ』と子供がシラ~っとするのである
知っていれば一緒に尾瀬に行こうと話題も弾むだろうに…
※夏がくれ~ばと云う歌い出したが水芭蕉は春の花なので子供に得意げになって夏の花などとは決して言ってはいけない…




前日は雨が少し降ったのか?木道の下は水が流れていた
また木道自体も濡れて滑りやすく気を使って下っていく(一回滑って転びそうになったw)

スタートして間もなく至仏山が顔を出す
チラリズムは山でも人でもたまらないものである…

7:05 山の鼻到着
山荘が三軒営業していて、キャンプも出来るらしい
家族で泊まりでのトレッキングするにはとても良さそうだ

此処まで下りなので初心者でも楽しい気持ちで尾瀬に入る事が出来る 帰りはちとだけ登るけどね


山の鼻より歩き進めると期待通りの尾瀬の景色が広がった
遥か彼方には燧ヶ岳が…

ああっ!私は今尾瀬にいるのだ!


振り向けば至仏山!

池塘に映る美しい景色

なになに?

お~見れましたよ~逆さ燧ヶ岳



午後二時位に花がさくと云うヒツジグサ 午前中は眠っていたようだが  

帰り道中しっかりと目を覚ましてくれた 凄い 本当に羊の刻に咲くんだね!

それに比べて我々は昨夜のバスが狭く眠れなかった事もあり長閑な風景の中、正直半寝状態で歩く…

休憩時間、思い切って誰もいなベンチで昼寝を…最高の時間

まぶたをあけると尾瀬の空雲が交差するように流れて行く
woodboad氏によると中層と何とかがと説明をしてくれた(多分雲のある高度がの違いによに雲が交差して流れているというお話)
それにしても今日一番リラックス出来た時間かも知れない…


雲が途切れると途端に日差しが暑くなり昼寝終了!私は日笠を差して歩き出す
後でその姿を遠くで見ていた方にどんなセレブが歩いて来るのか?と笑われた(笑) 

今回は竜宮山荘を折り返し地点としてヨッピ橋経由で山の鼻に戻ったのだが、無理の無いスケジュールを計画してくれたwoodboat氏には感謝である

ボッカさんに遭遇!目の前で見るのは初めての経験なのでビックリ
有り難きイケメンなのである

ボッカさんの後に続いて竜宮山荘から数百メートル!福島県の県境を跨いだ所でUターン!

車でも歩きでも県跨ぎは達成感があります

あんなに遠かった燧ヶ岳がかなり大きく見えている

オープニングに張ってある写真を撮影して下さったpanorama写真家の山口氏 とても気さくな方でNHKとかでも取材された方だそうです 尾瀬の小屋に尾瀬ヶ原のpanorama写真が展示されているので出かけた方は是非ご覧頂きたい

自作の機材は工夫満載である

撮影の様子 有り難き一期一会 こんな機会は滅多にない

出来上がった写真(パノラマの一部)

短い時間だったが十分に尾瀬を堪能させて頂いた


今夏の尾瀬ハイキングの様子は此方の動画を是非!
"初めての尾瀬ハイキング(牛首でヤッホーやってみ!)" を YouTube で見る

最後になるが、山の鼻で食べられる花豆ソフトクリーム
サツマイモのように甘いお豆さんがソフトクリームにのっかっているらしいが私達はウッカリ豆がのっていない方を買ってしまった…
次回はちゃんと豆がのっている花豆ソフトクリームを堪能したいと思う

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