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こどものすがた

小学4年生の息子との今までをありのままに記録。

アメとむち。(3)

2020-11-10 | 日記
療育で、1時間の運動教室に通っているのですが、私が見学してると、どうしてもこどもがおちゃらけてしまうので、

「お母さん、なるべく席を外す方向でいきませんか?」

と言われてました。

3歳過ぎから通っていて、順調にいっていたのが、小学校入学し、授業再開の6月頃からぐだぐだで、とにかく駄々をこねるので未就学の頃より見学する日を多めにしてました。

ここでも前と一緒、小学校で頑張ってるんだから少し位甘えさせてあげたい。こどもの気持ちに寄り添いたい。…と思ってしまっていた。

その母心は決して悪いもんじゃないんだけど、でもこどもは、この気持ちにつけこんでしまうのね。無意識に。

それで、最近療育の先生により強く促されたのと、私も芯を持って断り、あとでできたことを沢山誉める方向で対応中なので、席を外しました。2週連続で。

教室自体は60分、教室が終わって、前で待ってると飛び出てくるこどもを先生が見届けてくれながら、とにかくめちゃくちゃ誉めてくれる。それを聞いて、私も
「なになに、がんばったのー?すごいねー!!へえー!!そんなこともやったの?すごーい!!」とめちゃくちゃ誉める。もうとにかくひたすら全力で。

そして、全ての場面で、なるたけこの方向に持っていく。

確かに半べそかいて、半ば力づくで引き剥がされながら連れてってもらってるけど、終わってからこの満面の笑みと達成感が得られるなら、半べそも悪くない。かも。

しかも、今の今までこどもから、
「なんで行くとき、ぼくはあんなにママに来てほしいって言ってたのに行っちゃったの?」的なことを一度も言われてない。

これは大きい。

ママだけは、ぼくの気持ちを分かってほしかったのに!みたいなこと言われたら、私の心はもっと揺らいでいたと思う。

でも実際は、終わったあとに出来たことをあんなに喜んだ顔で、私やパパにも何回も報告するんだから、本人もこっちの方が良いんだと私も思える。
だから、私も心を鬼にして突き放せる。

今までは、こどもの駄々に本気で付き合い振り回されまくっていた。
だって頑張れる日もあれば頑張れない日だって当然あるでしょうに。。

と。

でもこの触れ幅を持たせてたことで、逆にこどもの決心が揺らぎ、余計に不安心を煽っていた、らしい。(療育の先生曰く)

なるほどねー。

こどもの心はほんと分からないもんだ。。

そして、ケンカをしたときに毒づいてしまったことだけを妙に覚えてたりするもんだ。猛省
今度ちゃんとこどもに謝ろう。もう弁解の余地なし。ひたすら謝るのみ。


そんなこどもは、今日は帰宅後に宿題の「車」と言う漢字が上手く書けずにぶちギレていた。
いつも出来ないと、すぐ怒りだすけど今日は人一倍強く怒ってた。

それってやっぱり電車や車が大好きなのに、書けなくて悔しかったとかあるのかな??