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NHK杯東京都大会で優勝した錦城高校放送部の力作
「その線路をわたるまで」
再び、小平駅西側の小平第1号踏切は「あかずの踏切」か!
「あかずの踏切」とは、ピーク時1 時間あたりの踏切遮断時間が40分以上の踏切道を指し、全国約600か所のうちの47%が東京に存在します。
6月定例会の一般質問では小平市はあかずではないと言い、地元錦城高校放送部の皆さんの西武鉄道への取材で明らかになった情報では1時間当たり最長49分間閉まるので「あかずの踏切」であるという2つの異なる見解が示されました。
その後、錦城高校放送部の皆さんが何時間も踏切に立ち調査して制作したラジオドキュメント部門エントリー作品は東京都大会で優勝、全国大会でも制作奨励賞受賞作品に輝きました。
事実が明らかになってもなお市は「あかずの踏切としての位置付けがないものと理解している」と答弁しますが、現実に起きている踏切問題解決を求めているのですから、正しくは「平成16年以降調査されていないので現時点で公式見解は変わっていらないが、実態はあかずの踏切です」と言うべきです。
ともあれ、小平第1号踏切が南北の交通と生活、コミュニティーを深刻に分断しているのは事実であり、将来の抜本的対策は当然として、考えられる限り今できる対策を実行すべきです。
12月定例会での提案として、
● 踏切北側の斜めの変則横断歩道の改善。
● 線路内歩道帯の拡幅。
● 小平第1号踏切と南北2交差点信号機の連動による渋滞コントロール。
● 線路北側西武鉄道敷地買収による踏切付近の人・自転車の溜りスペース確保。
● 人・自転車通行用地下通路の設置または駅通路の自転車通行。
● 西武鉄道と市負担による北口駅前道路の整備。━を訴えました。
お隣の東村山市では連続立体交差化事業が都市計画決定し5か所の踏切の高架化が実現します。
それに倣い、小平市のグランドデザインとして、第3次長期総合計画への踏切対策推進を明文化し、都市計画マスタープランに反映するべきではないか。
更にITS高度道路交通システムを活用した信号機と踏切警報の連動、ゆとりシグナルの様な待ち時間シグナル表示機設置、イライラ緩和のため踏切待ち時間時刻表の設置も検討すべきことを求めました。
「あかずの踏切」問題に一石を投じてくださった、錦城高校の秋元さん、菱山さん、永井先生に感謝いたします
あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)小平市議会議員のホームページ
ワカモノのミカタ