基準が示されない事への漠たる不安と苛立ち‥
東京電力福島第一原発の放射能漏れにより、全国規模で
放射線物質が検出されています。
これまで「あぶログ」でもお伝えして来た通り、東京でもその
対策として、市や都による放射線測定などの具体的な動き
が始まっています。
また、各種団体や民間の団体・個人においても、自前で放
射線測定装置を調達して、身近な放射線量データを収集す
る動きが加速しています。
測定装置は飛ぶように売れているものの、ネット販売による
極めて粗雑なシロモノや怪しげなジャンク品、とても測定器と
は呼べないものも含まれ、ますます混乱を増幅しています。
しかし最も問題なのは、国の対応です。現状は福島県
内での学校・幼稚園・保育所等への指針や当面の対応を
示すのがやっとで、福島以外の放射線量の安全基準は
ほとんど示されていないに等しい状態です。
子を持つ親は、現状がどういうレベルにあるのか、放射線量
がいくつを超えたらどう危険なのか、全部の学校・幼稚園・
保育所等を測定する必要があるのかないのか‥等々不安
に揺れています。
東京都も石原都知事名で、菅総理・文科大臣・厚労大臣宛て
に緊急要望をしましたが、市民の不安解消のため一刻も早く国は、放射線量の安全基準を大至急策定して
公表すべきだ!
あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)・小平市議会議員のホームページ
ワカモノのミカタ