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小平市議会議員★あぶかわひろしのあぶログ★

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◆待望の仲町公民館・図書館合築はどんな感じの設計にするの?〓12月定例会一般質問報告②

2010年12月09日 | 環境・福祉への取組み

12月定例会一般質問報告の2番目です。

②仲町公民館・図書館の合築には、
    高効率化とICT化の基本設計を

国民読書年の本年待望の仲町公民館・図書館建て替えの基本
設計が進んでいます。公民館と図書館の合築という珍しいケー
スでもあり、高い機能性と地域の交流拠点としての役割が期待
されます。

私は、新時代の図書館として、また地域のシンボルとしての機
能を発揮していくために、現在進められている基本設計の中に
①高効率化つまり環境に優しく、CO2・電気代を押さえなが
ら寿命が長い照明器具などを積極的に採用することや、
②ICT化
つまり最先端のコンピューター技術を活用して、
地域の交流の活性化や情報の伝達機能を高めるべき
との観点か
ら質問をしました。

まず①の高効率化については、これまでも現状の蛍光灯を
LEDやCCFLといった、CO2削減=電気代削減に直結
する機器
に交換すれば少なくても現状の40%の削減ができ
るとの提言をしてきましたが、仲町図書館にはぜひ基本設計
の段階から、この考え方を導入し現実にコストを減らしつつ
新時代のエコ最先端の建築にしていくべきとの提言です。

  CCFLの話題はコチラ

さらに②のICT化については、ここのところiPadやKindle
の登場で、電子書籍化が飛躍的に進むと考えられることから
Web図書館の導入の検討を進めるべきとの提案です。

千代田区ではインターネットを使って電子図書を貸し出す
Web図書館を開始しています。多彩な分野の電子図書を
4745タイトルも提供しています。

利用者は、利用登録とパスワード設定をすればネット上で
24時間365日いつでもどこでも借りたり返したりが自由
にできます。

返却日が来て延長手続きをしなければ、パソコン上で読めな
くなるので、書籍の返却の遅延や破損はなく、督促も不要で
盗難、未返却の心配もありません

コストは導入初期設定費が500万円、年間システム経費が
190万円、出版社現16社から提供されるコンテンツ料が平均
約300万円程度との事です。

利用者のメリットとして、外出困難な高齢者や来館できない
サラリーマンでも利用できるようになり、パソコン画面と同
じく、文字の拡大縮小はお手のもの、音声での読み上げ機能、
動画再生機能があり、視覚障害者の方も楽しめます。

行政資料や貸し出しが難しかった問題集なども貸し出し可能
で、採点や画面上でラインマーカーの書き込みもできます

Web図書館の大きな特徴は、施設もスペースも確保の必要
がなく、小規模施設でも容易に採用できる点で、仲町図書館
合築構想に正にピッタリと考えました。

  千代田Web図書館の詳細はコチラ

答弁では、現在国の指針で電子書籍を国民が利用できる環境
の整備が急務との見解が出ていることもあり、研究課題とし
ていくとのことでした。

紙の本は、けして無くし様がありませんし、これからも活字
文化を復興させていかなければなりません。その上で人と情報
の出会いを創出する、新しい図書館を創るためにも、高効率化
とWeb図書館などのICT化を進めて参りたいと思います。

動画は、下記から12/2(木)一般質問をクリックして下さい。
 小平市議会インターネット中継録画はコチラ


     あぶかわひろしは今日も行く
あぶかわ浩(虻川浩)・小平市議会議員のホームページ

 

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