備忘録。箔押しが噛んだ時に、手動で回す。電源切る事。
押忍、高知製本山中です。
２７日より１０連休という方も大勢いらっしゃるかと思います、当社も昨日２７日は昼までちょっと仕事して、２８日から本格的にお休みです。
ここ数年間の御朱印ブームにより、まとまった休みをほとんど取れてない状況だったので今回はがっつりとお休みする事にしました。平成も終わりですしね、こんにちは令和って事で。家族サービスで二泊三日の旅行にも行ってきますよ。県内の四万十という近場ですが自然にあふれたド田舎です。
さて、前回のメルマガで募集しましたが、現在新しく企画しているアート御朱印専用の水彩画御朱印帳のモニター使用を有志の皆さんにお願いしており、少しづつ情報が集まってきております。
度肝を抜かれたという意見を多く頂いていますが、まだまだ改良が必要ですね。あと、水墨画と水彩画の明確な違いなどもあるので、それぞれ用に紙も分けて考える必要がある気がしてきました。イラストレーターのみなさんや、モニターの方や住職さんなどいろいろと闊達な議論をしながら進めております。まだ時間がかかると思います、やっぱり止めるかもしれんし。
どちらにしろ、仮に商品化できたとしてもかなり高額な商品になるので、ほぼ受注生産という形になるかとは思いますが、面白い物に仕上がると思います。ご期待ください。
あ、あとちょっとお知らせしておかなくてはいけないのですが、うちの嫁さん。高知製本ショップの楽天市場店、ヤフー店なんかの店長をしてもらってたんですが、体調不良によりGW明けの５月より異動する事になりました。他にも電話でのオーダーメイドの注文なんかもよく受けてたのですが、ちょっと居なくなるので僕が引き継ぎます。会員のみなさんとはいつも電話でやりとりしてましたよね、うちの嫁さんすごいのは、一回買ってくれたお客さんをだいたい覚えているんですよ、で、何を買ったかも。すごくない？さすが旧帝大出身は頭の構造が違いますな。ふん！
まあ僕はそんな事到底できないので、ご理解くださいね。土佐人は毎日晩酌してニューロンが一日１０万個死んでいってる高知のよっぱらい爺なのでムリっす。。。
そんなこんなで５月からは新体制になりますのでご了承ください。（引き継ぐと言っても僕がどこまで対応できるか、、、不明瞭ではありますがね。今でも仕事回ってないのに涙）
押忍、高知製本です。
３月は印刷需要が多く、業界は最も忙しい繁忙期に入ります。うちも毎年数はちょっとづつ減ってはいますが、通常印刷の部分の仕事がそこそこ忙しくやらせてもらっています。
そんな中、今月いっぱいで高知の同業の製本屋が１社廃業します。これで高知県に製本専門の事業所ってうちだけになっちゃいました。親父が起業したころは高知に同業の製本屋は５社くらいはあったらしいです。ついにうちだけです。最後の１社になりました。
うちも小さい会社なので、小さいからこそ選択と集中をせんといかんかなと思ってます。切り捨てるところは切り捨てて、投資するところへ集中すると。機械も今までのように各製本の方法に合わせてすべて持ち合わせて更新していくのではなく、捨てるところは捨てていかんと設備投資や人員の確保で赤字になってしまいまする。なので、うちも高知のとある印刷屋との取引を今月いっぱいでやめる事にしました。今後いろいろと見直していくことにします。
なんか、いろいろ。思うところがあります。あんま嬉しい事ではないですけどね。
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押忍、高知製本です。
先日、当社もついにラインを始めまして、企業用のライン＠というもののアカウントを作成したわけですけど、ちょっと問題が。
通常のラインだと、友達とか個別に確認できると思うんですが、ライン＠は誰が友達になってくれたかがわからない仕様になっているようです。嘘？マジで。いかんやんって感じです。
それだと、例えば抽選でプレゼントとか、そういった企画ができないですよね。どんな感じで運用するかがよくわかりませんね、別途お金を払ってやるアカウントだと出来るのかもしれませんが、まだよく理解してないのでゴトゴトとやっていきます。
って事、で現在フォローしていただいている方で、お約束の土佐和紙メモ帳をご希望の方は別途ご連絡ください。手配します。ラインのお友達も絶賛募集しておりますので、お気軽に以下のQRコードからご登録お願いいたします！
押忍、高知製本です。
去年ぐらいからか、うちの断裁機の基盤がどうもこうも調子悪くなって、動かない事が起こり始めまして、そろそろ寿命かな～って事で新しい断裁機を購入しました。新台なので僕が死ぬまで、まあ30年ぐらいは使えるんでしょうかね。
来月納品です、今まで使っていた断裁機に比べるとちょっと小型になるんですが、まあA4の16P全紙とかで持ってくる印刷屋も最近はないので、そこまででかい断裁機もいらないかなと思い、大型の断裁機ではなく中型にしてみました。去年買った断裁は小型だったので、微妙に切れない寸法のものがあったりするので、2台併用すれば仕事がはかどりますな。
今回はドイツ製の断裁ではなくメイドインジャパンな国産。製本機械って、質はやっぱり圧倒的にドイツ製が優れているんですが、国産のメーカーも近年頑張っていて、もうほぼ大差のない完成度になっているようです。ドイツ製の場合は、メイン基板がイカレたりすると、基盤の輸入から修理までの時間がめちゃくちゃかかったりもするので、そういった点では国産の機械って安心できる点ですね。
また、いろいろと機械を購入する前に各方面に聞いてみたところ、最近はドイツ製と言っても、製造は別の国（某C国）だったりするので、やっぱり質の低下があるようで評判はあまりよろしくないんですよね、同じプラスチックの部品でもドイツや日本で作るプラスチックと某国で作るプラスチックは質が全然違うわけでして、それが「高くてもいいからいいものが欲しい」という思いでわざわざドイツの機械を買うというモチベーションになっていたんですが、それが薄れてきているような気がします。
まあ、あまり業界の裏話を載せると怒られそうなので、このへんで止めておきます。
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押忍、高知製本です。
お盆は皆さまいかがお過ごしでしたでしょう？うちは久しぶりの名古屋。嫁さんの実家へ行ってまいりました。初日は蒲郡にあるラグーナテンボスという、なんかプールとかいろいろあるところ行って、ロボットが接客する「変なホテル」というホテルに泊まりました。おもしろいですね～、変なホテル。まあもう一回泊まろうとは思いませんが、恐竜ロボがチェックインしていたり、スターウォーズのピコピコうるさいロボットに似たロボがルームサービスに来たりと、ちょっぴり近未来を感じさせるホテルです。
あとは嫁さんの実家行って墓参りしてって感じ、しかし名古屋って変わりましたね～。名古屋駅前がもう僕の知っている名古屋ではありません、なんか、日本三大都市と言われつつも場末感があるというか、なんか泥臭い田舎感があって、それが名古屋だってイメージがあるんですが、もうほんと大都会って感じ。GDPも大阪を抜くとか抜いたとか、なんか元気が良い。「東京は～まあ～あかん♪」とか口ずさんでいた頃と大違いです。
さて、見開き御朱印帳をちょっと追加、柄のバリエーションを増やしてみました。現在９種類の柄バリエーションになっています。
【見開き御朱印帳】横型特大判26x18cm/蛇腹式/伝統がバン！
押忍、高知製本です。
今週の日曜日は通っている空手道場の昇級試験です。昨日師範に申し込みとお金を払ってきましたが、今日起きてみると息子がなんか風邪っぽい。鼻ずびずび、、、子供ってこれがあるんよねえ。。。大丈夫かなと心配しております。父ちゃんのなけなしのお小遣いで試験代払ってんのに熱なんか出したら目も当てられない。勘弁しろよ息子。
さて、話はかわりますが土佐和紙の御朱印帳カバー、再販売を開始しました。と言っても、各色２個づつの地味な再開です。そんなに多く作れません、ご理解ください。
【御朱印帳カバー】土佐和紙カバー for goshuincho（アウトレット御朱印帳１冊付）
よろしくお願いいたします。
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押忍、高知製本です。
ちょっと前の話になりますが、年度末のクソ忙しい中に、クソめんどくさい上製本の仕事がそこそこ頻繁にありました。そう、絵本です。
こんな感じ。一部モザイク入れてます。
まあ、図書館なり子供の絵本コーナーなりによくあるような、ないような感じのよくある絵本です。
最終、仕上がり一歩手前の見返しに糊入れるところ。刷毛使いや糊の濃度など、まあ塗った時の指先の感覚ですかね。あ、うまく塗れてるとか、ちょっと多いな。とか感覚的なところです。下手がやるとここで一気に不良になります。糊どば～、くっつきまくりーみたいな。この前上製本を完全に機械の自動ラインで作っている製本屋の動画を見たんですが、無駄にすごいっすね。スピードぱねえ。やっぱり都会は需要も大きいので機械でやらないと数的に、納期的に無理なんでしょうね。高知のようなクソ田舎は需要もそんなにないので、多くても1000冊とかのレベルなんで完全手作業です。
はい。こんな感じでたくさん作りました。休み返上でやってます。
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年度末なのでいろいろぶっこんでくる印刷屋からの電話に軽口叩きながら嫌々対応しています。まあ、でもこれがおもしろいんですよ。「はあ？そんなん無理やろ」とか、「そう言わんとなんとかしてや！」みたいな納期の面だったり、「これ、見積もりしちょったっけ？１冊50円でいい？」「いや、10円やない？」「じゃあ間をとって45円で。」「いやいや、15円やろ」的な金額のやりとりをするのが。一種のコミュニケーションですよね、商売人同士って感じ、印刷屋ってみんなケチなんで１円上げて請求しても電話してきます。「前より高こうなっちゅうでえ！？」とか、ええやん１円ぐらい。やかましいわ。
まあ、遊びで会話しているってのもあるんですが、最近はしんどいんで半分本気で言ってます（笑）あとぶっちゃけて言うと、あんまし話聞いてません。疲れて脳が反応しません、はいはいわかったわかったって感じで。けど町工場の職人なんてそんなもんよ。リードタイムが～とか、アグリーできない～とか、コミットが～、ディレイして～、リカバリーが～とかぐちゃぐちゃ言ってる同業他社とかいるけど、横文字並べてカッコつけんなって。わしらただの本作りゆうおんちゃんやぞ。
そんな中、ふと知らない県外の印刷屋さんから入電あり。さすがに僕でも空気は読みます、初めて会話する人にはそんな言い方はしません。
「和綴じ、できへんか？」
いや、まあできるけど。。。
「今までお願いしていた製本屋が廃業する事になって、かくかくしかじかで今月中にいるねん。」
いや、無理っしょ。今３月っすよ。工場は紙でいっぱいっすよ。ってな感じでやりとりしていたんですが、先方に納得してもらって何とか数十冊だけを年度内に内納という形で折衝してもらいました。残りはもうちょっと待ってねって感じで進めてます。
しかし廃業かあ、最近よく聞きます。去年は取引先の印刷屋が２社廃業しましたね、親父から継いだ若い社長だったけど、印刷屋なんか儲からんわ！って言って止めました。若いから他の仕事するんだろうけど、元社長ってどの会社もあんまし雇いたがらないからなあ～、扱いにくいもんね。今何してるんだろう。他にももう止めたいけど借金あるからしょうがなくやってるみたいなとこも知ってます。
機械高いからねえ。オフセットで数億、安めのオンデマンド機でも数百万ぐらいか。そんな設備投資しても、みんな最近は数万円程度の家庭用プリンターで印刷して満足してるんでしょ。ちょっとした報告書や名刺やなんかだったらそれで対応できるしね、なかなか厳しいわな。
しんどいね～。みんな。うちもやけど。
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押忍、高知製本です。
年度末でいろいろ立て込んでます。ってか、あまりよろしくない事ですが、この時期の仕事の総量自体は年々少しづつ減っています。がしかし、納期がかぶってるんでキャパオーバーです。（ずらしてくれませんかね？まじめに。）昨日は初めて親父が印刷屋の仕事断ってるとこ見た、そんなの今まで見たことなかったけど。無理なもんは無理って事ですね、しょぼくれながら肩落として帰っていきましたが、どうするんだろう。申し訳ないなあと思いますがしょうがないですね。
うちの親父みたいに50年製本やってきた人間が無理って断るぐらいなんだから、仕事として全体の流れを考えてもうちょっと早めに持ってきてもらわないと今後もできない仕事が出てくるんだと思います。
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