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23年度河内農地水環境向上対策事業総会

2011年04月11日 | 農地水環境

いよいよ本事業も5年目に入り、ラストスパートとなりました。

町内会全員が取り組んできた本事業によって、河内の環境保全も大きく進みました。

総会ではそうしたことを踏まえ、残り1年間全力で取り組むこととなりました。

 

              平成22年度 活動のまとめ

 

会長 原田 節郎

 

 最近の農業を取り巻く環境は、農村の過疎化と少子高齢化、さらに追い打ちをかけるように後継者不足、遊休農地、休耕田の増加は目に余るものがあり、その上に農業機械の進展とともに高価格となってまいりました。

 

 一方、米価や農産物の安売り、そしてTPP(環太平洋連携協定)への参加の問題も議論されています。これが実施されれば、日本農業、特に兼業農家は壊滅的な打撃を受けることは必定であると思います。こうした状況を常に把握しながら、農業経営に携わなければなりません。

 

 しかしながら、私たちには先祖から受け継いだ大切な、田、畑、山林、ため池等の財産を守り育て発展させていかなければなりません。

 そのために、河内集落としても、国等の支援事業を活用しながら4年間実施してきた農地水環境保全対策組織事業、さらに今年から中山間直接払い事業を実施し、こうした厳しい状況に対応し、お互いが知恵を出し協力し、助け合って行かなければなりません。

 

 本年度も多くの事業に取り組みました。その一部を紹介し、報告とさせていただきます。

 

 第一には、恒例となりました、「第3回河内れんげ祭り」が4月25日(日)に、町内会を挙げて開催しました。河内の伝統工芸のわらじやしめ縄づくりの実演、カラオケ大会やもちまき、おにぎりや焼きそばの振る舞い、河内米や野菜などの即売会等、そして大空に舞う50匹のこいのぼりも祭りに花を添えてくれました。楽しい充実した一日は大成功に終わりました。

反省会もなごやかな雰囲気で、河内のパワーと団結力を表した素敵なひとときでした。

 

 次に、秋には河内花街道づくりを9月5日(日)河内県道沿線にコスモスの種子を播く作業を大勢の参加者を得てスムーズに実施できました。楽しいコミュニケーションの場ともなりました。河内のコスモス街道を毎年通るのが楽しみという声も多く聞かれました。

 

12月5日(日)には、今年から中山間事業として取り組むこととなった視察研修にも参画し、営農組合等の取り組みなどの研修を行いました。

 

次に2月24日(木)と26日(日)には、河内ダム公園及び周辺に桜の木、25本を植えました。

これば、バックホーで1.5m四方深さ75cmの穴を掘り、底にパーライト層、暗渠配水管を設置し、その上に直砂土、バーク堆肥、パーライトの混合改良土を入れ、その盛土に桜の苗木を植え、覆土、灌水、支柱を設置して完了しました。

参加者はさすが農家のベテランらしく、作業も手際よく、予想以上にスムーズに進み終了することができました。作業については、淡路景観園芸学校の指導をいただきました。数年後には大きくなり、花も咲き、多数の方々の目を楽しませて、桜の名所として花見ができるものと確信しています。

 

最後に、これまでに多くの皆さまにご指導、ご協力いただきましたことに感謝を申しあげ、活動のまとめといたします。 

 

 

 

 

 

 

      本日もご覧頂きありがとうございました。

 


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