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2015年10月まで、右半身麻痺で車いす生活だった母を介護しながら、日々の出来事や思いを書き綴っていました。

在宅介護の様子や心の葛藤をできるだけ隠さず書いたつもりです。 もし参考にしていただける部分があればと思い、古い情報になる日記もそのままにしてありますのでお許しください。



追い打ち?

2012-01-27 23:21:59 | 日常よもやま話

前の泣き言を書いたのが遠い昔みたいな気がします。

あれからもまたイロイロあって・・ 

雪が降ったり・・   母がデイを二日続けて休んだり・・   車椅子のタイヤがパンクしたり

でも今週は 月曜日から、いや日曜日からずっと、 “土曜まで頑張るんだ、 土曜になれば休める
と呪文を唱え続けて自分自身を奮い立たせながら一日一日やってきたのに、
昨日、父が庭先で転倒してケガをしました。
包帯グルグル巻きで手が使えないって

そして、 だんだん回復傾向にあった姉が明日の昼だけ手伝いに来るはずだったのに、 今日また悪化して病院へ行ったと。 (でも大事なく家に戻れたそうです)

今まで夢見続けてきた明日の休みは消えた・・・ 泣きたくなりました。

明日は母をデイに送り出して 1分でも1秒でも早く実家から出るために、あれしてこれして・・ と段取りも考えていたのに。

誰が悪いわけでもないから誰にもぶつけることができなくて


隣の猫は風邪を引いてしまったので、母がデイでいないあいだもかけずり回り続けで 
何もする時間なくて、
腰も痛くて

もういやだよ 出来ないよと泣いたら、

父がまた 『大丈夫だ、 オレがやるから明日は休んでいいよ』

右手が使えなくて何やるのよ? それでも人に頼まず うちだけでやり続けるんだね。

どうせなら骨折して入院でもしてくれれば、母もあきらめて施設へ行ってくれるかも。 (転んだときは手よりも胸を痛がって呼吸もおかしかったので、肋骨でも折れたかと期待心配したんですが、胸は打撲だけでした)

私が骨折してもいいよ   何でもいいから休みたい 




最近のゴタゴタ

2012-01-18 14:44:07 | 日常よもやま話

細かい事を書くのはかなり恥ですけれど、・・・ 書いてるうちにたいしたことじゃないかもって気もしてきましたが

たとえばある日
私が夕方から留守にして翌日の昼に戻ってみると・・ 母と父は疲れたようにコタツでうたた寝しています。
テーブルには食べかけのオカズや茶碗がそのまま (オカズは前の日 私が作っておいたもの)
台所は洗い物の山、
母に お昼食べたの? って聞くと、
「うん、食べたよ! オトーサンが作ってくれたの。 オトーサン、じょうずだよ」 と・・

母には台所の散らかりようは見えないし、 とにかく (ショートとかには行かず) 家にいることを死守したいもんだから
私が留守にしてもきちんとやれてる ということを取り繕うのです。

・・・しかしそんなことより何より 臭い 臭いんです。

何か プラスチックかゴムのような物が燃えて火事になったような、気持ち悪くなるほどの臭さ。
父の言い訳を聞いてみると、

朝 ヘルパーさんが来ている時に 父が台所で煮物 (私が作っておいたもの) の鍋を温めていたら
ヘルパーさんに呼ばれたのでトイレに行ってみると、 母の足が滑ってヘルパーさんが困っておられたと・・ 見ればヘルパーさんは 母をトイレに連れて行くのに 装具も靴も履かせていない。 それじゃ滑るわけだ。
しかもヘルパーさん 「トイレの床が滑るから 次回に滑り止めを用意して来ます」 と言ったと (父が言う話ですから真偽は定かでないんですが。 ヘルパーさんの訪問報告書にはそんなこと書いてないし。)

とにかくその間、煮物の鍋の火を点けっぱなしだったから、鍋が真っ黒焦げになってプラスチックの取っての部分まで燃えてしまった
ということで

たしかに 元、鍋 だった真っ黒焦げの物体は転がってました。 でもそれだけでこんな惨状になるかな?

少なくともヘルパーさんが装具と靴を履かせずにトイレに連れて行ったことは本当みたいなので、
ヘルパーセンターに電話して、契約時に来てくれた責任者の人に、

トイレに連れて行く際には装具と靴を履かせること を母の介護マニュアルのようなものがあればに書いておいてくれませんか?

とお願いしてみました。
そうしたら責任者の方が言うには
手順書にきちんと書いてある
ということで、 どうやらヘルパーさんが自己判断でやったのでしょう と謝ってくれました。
私はクレームとしてではなく、こちらもきちんと伝えていなかったかもしれないので確認をしておきたかったのです。
責任者の方とヘルパーさんが気を悪くされないといいのですが・・

ちなみに、トイレの床にすべり止めなどを貼ったりすることは、足の向きを回転させるときに かえって危険なのでやめたほうがいいです。

それにしても契約の時に、責任者の方とケアマネさんが、 「朝の着替えとトイレ介助で30分で充分でしょうね」 とか話してましたが、 実際やってみれば30分じゃ無理だとわかるだろう と私は内心思ったんですが、
案の定 今回の電話の中で責任者さんから、 いつも30分では足りなくてトイレまで出来ない日もあることも謝っておられました。
いいんですよ、私としては 両親だけでやっているところへ誰かに来てもらうだけで安心ですから。


この時は鍋のことでしたが、 ・・・でもニオイは3日間ほど残りました。

ホントに、留守にするたびに、 私が 食事の支度も ヘルパーさんが使う物の準備も あれもこれも・・ 全部きちんと用意しておくのに・・
戻った時には

「いったいどうやればこんなになるの

ってくらい 散らかって汚れているので、 まずそのショック(?)から立ち直って ひとつひとつ片付けていくのに費やす時間も考えて戻らないといけません。

それまでしてまで無理に留守にしないで ずっと実家に居続けたほうが私の体も楽ですが、
でもあえて留守にするんです。
留守にする前のバタバタと後のゴタゴタが大変であっても、
体がヘトヘトでも、
必ず。

親と離れられる間だけが自分の時間だから。

片道一時間半 電車を乗り換え乗り換えする時間だけだったとしても、

それは確かに自分の時間だから。



実家でヘトヘトになってても、不思議とマッサージさんとか看護師さんとか近所の人とかとは いつも通り笑って話せてるんですよね。
でも実家と離れる時間がなくなってしまったら、
笑う余裕もなくなってしまう・・ 消えてしまいたくなる・・
だから・・これは母にも父にもそれぞれ (理解の仕方が違うから個別に説得するの) 説明した経緯もあります。

だから、ある日には同じ クサい んでもなぜか母のズボンの前側がウンまみれになっていたりしても、  ・・・実際かなり凹むけど

片付けるのはいいんですが、
父はこれで、きちんとやってるつもりだから困るのです。
介助だけでなく他の日常でも、
もう86にもなれば忘れることも多いだろうし 衰えを認めたくない気持ちもわかるけど
私もイライラしてつい 「何十回言えばわかるのよ!」 とか非難してしまいますが、
自分の親だから言いたいこと言える ということだけじゃない何かがあるんですよね。

こうなってくると、親の衰えとか、元々の性格の悪い部分ばかりが目についてしまう・・ そしてそれが間違いなくDNAで自分にも受け継がれていることを思い知らされる・・
いわば自分の親を介護することは、 自分の心の最も醜悪な部分の根っこを見させられることでもあるみたい。

こんなふうに考えてしまう私が よっぽどひねくれてるかストレス溜まり過ぎてるだけなんでしょうね

まだ書いてませんが 他にひとつ 大きな、介護に支障が出ることがあって、
毎日毎日ホントにいろんな困ることがあるんですよ。

まあ命にかかわるようなことじゃないしあきらめよう・・ とか、 ついてないんだと思おう・・ とか
ひとつひとつ乗り越えたり乗り越えられなかったりしながら・・・

だんだんわけわかんなくなってきましたが
介護戦線離脱中の姉も次第に快復傾向みたいで、少しずつ復活してくれると思うし、他のことはまたウダウダと書きますね。
書いてしまうだけでも少し忘れられます。 とりあえず今日はここまで 長々と失礼致しました





葉っぱに乗せて・・・

2012-01-13 22:39:08 | 日常よもやま話

また泣き言ですが・・・

ホントに今回は参りました。

なにが大変かって、 いろいろありすぎて説明する気力がまだないんですが、いちばん大変なのは母と父に付き合うことでしょうね。
話の通じない、話しても忘れる人二人に 説得したり 言い争ったり、 精神年齢は幼児並みな母をなだめたり 押さえつけたり (だって暴れることもあるんだもの)
を毎日毎日 昼も夜も、 こっちの神経が参っちゃいます。

でも自分の親だから・・ 私がどうにかするしかないんだ  という重圧・・

ヘルパーさんに来てもらうようになって新たな問題も出てきました。

訪問介護というのは・・ ホントにいろいろありますね

幸い、有り難いことのほうが多いですが。


体がいくつあっても足りないような忙しさはいいんですよ。  自分が動けば済むことだし

疲れが溜まって腰も痛いけど
もし本当に動けなくなったなら、どうにかなるでしょ。  でもそろそろ限界かも・・

精神的苦痛がつらいのです。  精神的苦痛は、休む暇がありません。

そして、気力を失わせます。

そんなに大変なら、もう介護施設に入れたら? って思う方もいると思いますが、
それが難しいから大変なのです。

せめて誰にも言えない言葉をここに流しに来るのです。

『ためしてガッテン』 で、 

目をつぶって小川に落ち葉が流れて行くのを思い浮かべ、 頭に浮かんだ思考を 葉っぱに乗せて流す、 次に浮かんだ思考も 葉っぱに乗せて流す、

何でもいいんです。 “おなかがすいたなあ” とかでも。

これを繰り返す瞑想法を紹介していたんです。 一日 10~15分やってると、どんなに不安に押し潰されてた人でも前向き人間になれるそうです。

葉っぱに乗せて流す・・ 葉っぱに乗せて流す・・

あ、 あと 後ろ向きなことを考えたときは、語尾に 『と、思った。』 を付けるといいそうです。
どんなに深刻なことでも、 なあんだ、思っただけか  って思えるようになるそうです。  ホンマかいな

なんてことを書ける余裕は出て来たので、次には具体的に大変なことを聞いてくださいね・・・


愚痴ばっかりで本当にすみません







あけましておめでとうございます

2012-01-03 22:32:45 | 日常よもやま話


年の始めから泣き言もナンなんですが・・・


           きつい・・ 

この年末年始は今までで一番キツイです

やっぱり、介護を一人でやるのは無理でしょう。

もちろん介護保険サービスの支援には感謝してますが、年末年始は休みってのが

明日4日からいろいろ開始。 早速デイ行ってもらいます。

クリスマスから今日まで もう人間の生活じゃないです。
もう何もしたくない。
人間やめたい・・ 


あ、そういえば隣の猫は元気です。
正月で、猫の気持ちに詳しい(笑) ウチの旦那を連れて行ったら、
いや~ 猫って猫好きな人がわかるんですかね。
初対面の旦那に逃げることなく身を任せてましたよ。

猫が言うには(?)、 『ここはオレの家だ! 勝手にコタツのスイッチを切ったりドアを閉めたりするんじゃねえ!』 と言ってらっしゃるそうです。

はいはいわかりましたー。  でも私には時には 『ごろにゃ~ん あそんでよ~』 って聞こえることもあるんですけどね
猫のおもちゃ探して持っていこうっと

飼い主のおばちゃんはまだまだ入院長引きそうです。

私もますます忙しくなる一方・・ まだ年賀状にも辿り着けません いつ書くんだ
だって毎日この時間になるともうただただ疲れ過ぎて・・

この場を借りて

  今年もどうぞよろしくお願いします