香旬華(伊豆高原)

８月30日(土)31日(日)、温泉に行くことにしました。

木曜日に予約を取ったのですが、夏休み最後の週末なので、箱根や熱海は空室が少ないうえに予算がかなりオーバー。

客室露天付きの宿が多い伊豆高原なら多少選択肢あり。

昨年宿泊したISANAさんに空室がありそこでもいいかなと思いましたが、

以前からちょっと気になっていた「香旬華」さんに空きがあったので宿泊しました。

子供の宿泊はできない宿なので、８月最後の週末でも混んでいなくて、

結果的に２組宿泊でとても静かに過ごせました。



伊豆高原の別荘地内にあるので、わかりそうでわかりにくいです。

ナビに入れても微妙に違う。

最初は道一本間違えて「夢海月」さんがあって、「あれれ？」

「夢海月」さんも気になっている宿の一つなのですが、香旬華さんとお隣同士でした。

ただ入り口の道がそれぞれ方角が反対に取ってあるので、

２宿のお客さんは駐車場とかで見かけるということはありません。

６客室しかない宿なので、コンパクトです。

「あゆの風」さんが５客室なので、宿泊した中で２番目にこじんまりとしてます。

チェックインした時は私達しかいなくて、館内は静かで、

「貸切露天風呂は空いていれば何度でもご自由にどうぞ」と案内されました。



部屋は２階海側和室の「茜」。

寝室が小上がりになっていてそこに布団が敷かれた状態で、

和室との境は何本かの柱で区切られているので和洋室のような感じで落ち着きます。

露天風呂は窓が全開になる普通の内風呂という造りで、

洗い場が広くてきちんとした浴室。

窓を開ければ抜群の解放感。遠くに海と大島が見えました。

ただ、別荘地にあるお宿で、ベランダに出ると微妙な感じです。

泉質はアルカリ単純泉。

循環ろ過なので、掛け流しに比べヌルスベ感は少ないです。

が、温度や湯量は自動調整なので、いつでも適温入り頃。

木曜から涼しくなっていたので、露天風呂に入ると気持ちよいくらいの気温で、

夏の疲れを癒せた気がします。

ただ、蚊にたくさん刺されていたようで、帰宅してからあまりの多さに驚きました。

季節柄しかたないです。閉め切ってはいるのは嫌でしたし。




ごはんはおいしくて、量もたくさんあり不覚にも残してしまいました。

伊豆高原は大体金目の煮つけが付きますが、

こちらのお宿もおいしい煮つけを出してくれました。

しめに炊き込みご飯がでますが、煮付けと一緒に白いご飯が提供されます。

甘辛い金目に白いご飯、相性ばっちりです。



温泉宿に来たという感じはあまりしなくて、

ボスは「親戚が温泉展望風呂付きの家を建てて、そこに遊びに来ているみたい」と言いましたが、

うん、わかる。