「アメリカメジャーリーグ球場一覧・ナショナルリーグ西地区②」コロラド・ロッキーズ~写真と短歌で綴る世界文化紀行
2024年メジャーリーグではドジャースの大谷翔平選手が大活躍をしました。BSNHKでは大谷選手の出場試合は連日放映しました。そして大谷選手も期待に応えて見事ナショナルリーグのMVPを獲得、「50-50」の言葉は世間を賑わせました。しかし考えて見ると彼が活躍している球場を私は余りにも知りません。そこでメジャーリーグの全球場を特集することにしました。メジャーリーグは「アメリカンリーグ」と「ナショナルリーグ」に分かれそれぞれが東・中・西地区(5チーム)に分かれ15チーム、全30チームが球場を持っています。そこで活躍した日本人選手にも思いを馳せて振り返ることにします。今週は「ナショナルリーグ」東地区を特集します。
口語短歌
ナショナルリーグ西地区②「コロラド・ロッキーズ」クアーズ・フィールド
「野茂選手 ノーヒットノーラン ただ一人 球場歴史に 輝く足跡」
球場建設中に恐竜の化石が見つかり、球場名を「ジュラシック・パーク」にしようとの案が出ましたが、却下されました。デンバーは30年以上、MLB球団を誘致してきたため、「マイル・ハイ・スタジアム」で開かれた新球団ロッキーズの開幕戦には80,227人の大観衆がつめかけ、年間で大リーグ史上最多の4,483,350人を動員した。そのため、当初クアーズ・フィールドは43,800人収容の予定だったが、50,445人収容に上方修正されました。赤レンガと鉄骨を組み合わせた外観で、典型的な新古典様式の球場です。バックスクリーンから一塁側のブルペンにかけて、噴水付きの庭園があり、ロッキーズの選手にホームランが出ると、この噴水が高く吹き上げられます。標高1マイル(約1600メートル)の高地にあるため、打球の飛距離がよく伸びます。フィールドも広くて長打が出やすく、逆に外野手が深めに守ればシングルヒットになり、フライボールピッチャー(フライでアウトを取る割合が多い投手)にとっては鬼門です。この球場では、ただ一人、野茂英雄(当時 ロサンゼルス・ドジャース)がノーヒットノーランを達成しています。なお日本人は 吉井理人 (2000)マック鈴木 (2001)松井稼頭央 (2006 - 2007)が活躍しました
参照
https://www.sports-his.com/baseball/pdf/map.pdf