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多汗症をボトックスでブロックする

2008-10-25 20:11:08 | 気になる情報
多汗症治療にボトックスは有効な方法ですが、効果は一定期間で薄れていきます。大体半年から10ヶ月で効果がなくなります。永続効果を期待せず、最初からそのつもりで注射を受けるべきでしょう。効果が薄れてきたらボトックス注射を再注射するなどで対処します。

アラガン社という会社がボトックスを製造していますが、この会社は、再注射については前のボトックスの効果が消えきる前、まだ多汗症へのブロック効果が残っているうちに行うようにと勧めています。ボトックスで汗腺が萎縮するともいい、この時は半年周期で数年、ボトックスを使い続けていたようです。ものすごく細い注射針で皮膚に注入します。ボトックスを皮下注射すると1センチ余の範囲で拡散します。そのため、多汗症の範囲内に数十カ所に分けて注入します。

痛みの感じ方は個人差や施術側の技術によって異なります。ごく軽い痛みだったというケースや、ものすごく痛みがあったというケースもあります。ボトックス注射によって多汗症を止める方法はメスを使わず、背中や腹部からの汗が増えるというような副作用もなく、有効性のある施術方法です。しかし、保険が効かず継続使用をするには価格がとても高いことが欠点です。ボトックスを多汗症のある範囲に用いるには、クリニックや部位によって差違はありますが1回あたり10万円から15万円がかかります。