サンガジャパンVol.14(Summer)の田口ランディさんの対談記事。
田口ランディさんいわく、瞑想に取り組むと少なからぬ人が「迷える子ひつじ」になっちゃう、、、。
これはプラユキ師もしばしばご著書などで指摘し、対応方法を紹介されている現象です。
プラユキ師からの「迷える子ひつじ」たちへのアドバイス、修行メモからシェアさせていただきます~
まずは、田口ランディさんの対談記事から迷える子ひつじパターンについて引用紹介いたします。
(蓑輪顕量さんとの対話をすすめるなかで、ヴィパッサナーなどの瞑想合宿に三十代の友人男性たちがこぞって学びに行く、という話題になって…田口ランディさんがその友人たちを見ての印象をお話しされます)
~合宿などから帰ってきた子たちがどんなふうかと言いますとね、数種類のパターンに分かれるんですけれども、
まず一つはちょっとスピリチュアルな感じになっちゃう。
神秘体験を目指す感じ。
もう一つは修行にのめり込む、修行が大好きになっちゃうんですね。そういう人はワークショップなんかをたくさん渡り歩いていく。
あと、修行をハードルとして乗り越えていくことに生きがいを感じてしまう。それで達観したつもりになってどんどん高慢ちきになっていくというか。
あとね、自分の感情を抑制しすぎてつまらない人になってしまう……というパターンもある。
……
つまり、皆さん、とても迷える子羊になってしまうんです。
こうした田口ランディさんが紹介されているようなパターンにうっかりはまって苦しんでいる、
迷える子ひつじたちに、プラユキ師は…
なんでもありありだけどさ、ブッダはそういう瞑想中に生じる現象にもはまり込まないように、ってアドバイスしたんだよ。
瞑想実践にともなって生じる様々な現象に囚われることを瞑想随煩悩といって、瞑想することがまたあらたな悩み苦しみをつくることにならないようにと注意されたんだよ~。
瞑想は悩み苦しみを減らしていって、よりよく生きるために実践するものなんだからね~」
というようなお話をしてくださったことがありました。
そっか、瞑想であれ、ブッダの教えであれ、いっけんよさそうなことであれ、な~んであれ、「これが絶対!」とか「こうであらねば!」とか自分で決めつけてはまり込んでっちゃうってのが、悩み苦しみのモト、タネなんだ~、と子ひつじ、脱力
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田口ランディさんの対談掲載。 |