(新)八草きよぴ(kiyop)非公式モリゾー愛ブログだトン

07年1月近江鉄道と名古屋の旅(その10・モリコロパークへ)

その9から続く

久々に藤が丘にやってきました。
藤が丘というと神奈川県は田園都市線にも「藤が丘駅」がありますが、私の場合「藤が丘」といわれて思い出すのはこっちの方です。
逆に神奈川の藤が丘の方は「そういう駅はあるのは知ってるけど実感がない」系の存在で、万博期間後たまたま田園都市線に乗っていたら藤が丘駅に止まり、「あ、そういえばここにもあったんだ」と思ったような状態です。



地下鉄駅前にあったリニモ乗車待ち用の滞留スペースがあった場所には、なんと小ショッピングセンターが出来ていて当時の面影もありません。
先を急ぎたかったので詳しく見なかったものの、1階は主にスーパー・2階は飲食店・上階は駐車場になっているようです。

ちなみに万博期間中(直前)に何回か藤が丘駅を乗換えで寄ってますが「リニモ→地下鉄」「リニモ→長久手古戦場行バス」というパターンなのでここからリニモに乗ったのは実は初めて
という事で、せっかくなのでビルの裏側に回り込み、当時入口として使用されていた階段から駅に降ります。
ここは地下鉄の駅が高架・リニモが地下。というのも特徴ですね。



改札前の可変電光掲示板。
万博八草駅も「万博」が省かれ「八草(愛知工業大学前)」と変わっています。ここまで施設名を入れているのは珍しいですね。

駅には「モリコロパークは愛地球博記念公園駅までお出かけください・・・公園西駅(旧西ゲートからは入場できません)」という貼り紙を発見。
さて1日乗車券もありますが割高なので、岩倉で買ったトランパスカードで乗ります。

地下をぐんぐん走り、次の「はなみずき通」駅で地上。すぐに高架線に上がり街中を走りつつ、大きなアピタのある「杁ヶ池公園」駅に。
ここでまとまった人が下車して、残っている人のほとんどは家族連れなど「モリコロパーク目当て」という様相です。といっても、全体の人数は私1人で4人ボックス席に座れるぐらいの数です。
市街地はここと次の「長久手古戦場駅」の間ぐらいまででこの先は、のどかな・・というか森の中のような区間となり、短距離で「地下→市街地→郊外→自然」という変化に富んだ車窓が楽しめるのも面白いところですが、万博期間後のリニモは「利用者が少なくて困った」的な話題がよく聞かれる状態です。

次回の記事で触れますが愛環線の利用者増えれば、相乗効果で利用者増も考えられますが、いかんせん藤が丘からの地下鉄が長い事や、運賃が分断されるので割高感があるなどイマイチな面もあります。
沿線最大の集客施設でもあるモリコロパークも運賃を考えれば、地元なら車で行ったほうが安いような状態ですし、ここは土日エコキップの拡大版として、800~1000円程度で「市営交通+リニモ・あおなみ線・名古屋市内の名鉄」が乗れるようなワイド版の設定など、各事業者バラバラではなく名古屋圏全体の公共交通機関が纏まって盛り立てていくような動きが必要でしょう。
またエコマネーを貯めてる人は多かれ少なかれ万博愛好者であろう事も考えれば、交通エコポンでリニモが対象外なのもどうなのかと。(これを書いている07年11月現在では、リニモでモリコロパークを訪れた人へのエコマネー付与があります)
神奈川県在住の私にはエコマネーを貯めるチャンスが非常に少ないのでなんとかして欲しいものです。

07年1月のダイヤ改正で終電延長や夜間増発。現在ではリニモ利用者の沿線施設割引など地道な工夫も行われていますが、リニアというとJR東海の超伝導リニア新幹線計画が注目されていますが、会期中、万博アクセス手段比較のページで「シャトルバス」のデメリットに「リニモに乗れない」と書いてあったぐらい、技術的に画期的なものなんだから、もっとそういう面を前面に出していけばいいのに・・。と思います。

話がだいぶ逸れましたが、古戦場を彷彿させる空地や田畑を見ながら「長久手古戦場」駅に。
きよぴモリゾー組の設定では、農閑期ここで桃労組など「モリゾー労働組合」の集会が開かれています。

会期中、ここの駅の売店にモリコログッツに身を纏ったセールストークが上手い店員さんがいて、「キッコロ姉さん」とネット上で話題になっていたものです。私も古戦場駅で降りたときに見かけましたが、その時はバスの乗り換え時間が迫っていたので、買物できなかったのは残念でした。

名鉄バスの車庫やトヨタ博物館を眺めながら、芸大通駅に。
万博に行くときにリニモ代をケチろうとフリーキップで藤が丘から長久手古戦場行のバスに乗って、車庫から芸大通まで歩こうと思ったら、古戦場駅で「終点ですよ」「車庫まで行かないんですか」「いや~すみません」と降ろされてしまった事を思い出します。




万博会場が近づいてくると大観覧車やその奥に「わんぱく宝島」が見えてきます。
当時は観覧車の中央には大きなモニターがついていて、時計やモリコロの登場するミニアニメなどを放映していたのですが今は撤去されてしまっています。今でも放映していれば面白かったのに残念なものです。

公園西駅を出るといよいよ万博会場駅です。




「万博会場」駅は「愛・地球博記念公園」駅になっています。
何気にここも「愛」のつく駅という事で「大塚」「愛」駅巡りの対象駅だったりします。

現在はモリコロパーク側に出る2番出口。反対側瀬戸方面に出る出口。会期中は設備のみあって使われていなかった連絡橋経由で「FCHVバス発着場」に行く出口とがあります。

モリコロパーク側の出口はなんと、出たところが既にパーク内なので閉園時間帯は通行できない模様です。




旧北ゲートから入場すると最初にある案内看板
近くにいたボランティアスタッフ氏の話によると、
オープン(06年7月15日)当初はこの看板中央の「ゾーン案内図」は北が上だったものの、分かりづらいという声が多く南が上に変わったとの事。
(この写真だと手前が北・奥が南なので、北が上だと確かにみずらそう)

モリゾーの帽子(モリゾーテンガロン)をかぶってあちこち写真を撮っていたので、話が早いらしくスタッフ氏から話しかけてくれて教えてくれました

今後数年以上をかけて順々に公園整備をしていくとの事で、現在は暫定的に「遊びと参加ゾーン」の辺りのみが開放されています。



モリゾー風のマンモス
サイクリングロードを作っているようです。完成後は貸し自転車で自転車タクシーとか貸して欲しいですね。

1月上旬の茨城オフの時に、万博キングことDK-Kawachiさんに、この看板の写真を見せていただき、これは撮らねば・・と来る前から狙ってました。
それにしてもこの絵を描いた人はすごいですね

さてさて早速観覧車のある「ファミリー愛ランド」を目指します
観覧車のほか、いるか型の小型ウォータースライダーや回転ブランコ、ゲームコーナーなどもあります。
当時は他にディスク・オーという本邦初として注目されたアトラクションもありましたが、こちらは既に払い下げられてしまい今はありません。

ゲームコーナーの入口でワニ叩きゲームの客引きをしていた係員に、「そこのモリゾーの帽子をかぶった人。どうですか~」とマイクでいわれてしまいちょっとアセアセです。



この観覧車。私は万博期間中は乗ったことが無かったので初めてです。
料金は1人600円。他の遊具と共通の回数券(1000円で1100円)もあるので2人以上だといくらか安く乗れます。
この写真を見るとガラガラぽいですが、見ているとそこそこ乗っている模様。



わんぱく宝島や地球市民村・遠くにグローバルハウスが見れます。
残念ながら大半の建物やグローバルループの大部分が撤去されてしまいましたが、これらはそもそも万博以前の青少年公園時代からあったものなのでいまも健在です。既設の建物でありながら、特徴的な外観なのもあり会期中が思い出されます。
特にグローバルハウスが健在なのは大きいですね。



リニモ公園西駅方面を望む。
西ターミナル跡地は舗装が剥され田畑になっています。痕跡がないのは残念ですが、これも環境博の宿命なのか・・・。

リニモの列車や駅を上から空撮する感じで撮れ八草方面では車庫も遠くに望むことが出来ます。非常に貴重なアングルなので鉄道ファンの方には是非お勧めしたいです。
この観覧車も5~10年程度存続という話で将来は撤去されてしまう可能性も高いので、今のうちに望遠が効くカメラを持って是非にお勧めします。

ここで全部写真を載せられないのが残念なほど素晴らしい景色を楽しみながら、1週十数分の行程をおえます。次回訪問の際も是非観覧車に乗りたいものです。
ちなみに高さ88メートル。東海地方一だそうです。

<次回に続く>

07/12/2 1:50UP
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