<前回から続く>
18時の閉館ぎりぎりまでもりおか歴史文化館を見学してそろそろ時間切れですが、帰りの新幹線は盛岡19時50分発。18時代で食事と移動、19時に盛岡駅に到着して買物ということでもう少し時間がある!ということで、ここで食事にします。
ここからお店を探す時間もないので、20年前に鉄道仲間の知人に教えてもらって食べた桜山神社(歴史文化館の隣)の参道の白龍でじゃじゃ麺を・・と思い来たら、一人来た人が中を覗いて去っていきました。ここはじゃじゃ麺の有名店・・満席でしょうかね。
回転はいいと思うので待ってもそれほどではないと思うのですが・・
向かい側にこのお店を発見「白乾児」と書いて「パイカル」
これは歴史ある名店の予感!!盛岡名物のじゃじゃ麺や冷麺は戦後に大陸や朝鮮半島帰りの人が盛岡でアレンジして出来た料理ですからね
こちらはお客は私だけですぐ入れてラッキーですね
じゃじゃ麺の他にも盛岡冷麺や他に町中華メニューもありましたが、やはりじゃじゃ麺をということで注文。+3個餃子も付けます。
餃子3つで注文できるのは嬉しいですね。
じゃじゃ麺はうどん状の麺(でもうどんとはちょっと違う?)に肉味噌と具(きゅうりと紅ショウガ)をのせて混ぜて食べます
食べ終わった後は追加でチータンを注文。生卵を割って混ぜてお店の人に渡すとスープにしてくれます。
じゃじゃ麺+3個餃子+チータンで950円ぐらい。
お店を出たら18時40分近く。そろそろ時間がヤバくなってきましたが、最後にバス停一つ分歩いて裁判所前の石割桜に。
暗くて良くみえないですが、桜が石を割って生えて来てるようになってるので石割桜。盛岡のシンボルの一つだそうで。
中央1丁目バス停からバスに乗って盛岡駅に戻ります。
盛岡バスセンターから盛岡駅は本数が多いのですぐ乗れるはず・・ですがバスが来るまでの数分がもどかしくなります。
さて19時に盛岡駅に着いて後は残り時間は買物タイム。まずは先に駅弁を買っておこうと思い新幹線改札内の駅弁屋に行ったらすべて売り切れ😯
おいおい・・これもキュンパス特需なのか。思わぬ時間のロスですが駅ビル1階の土産物屋街に戻って、キュンパス提示で10%OFFになるお店を中心にお土産を買います。
しかし盛岡駅ビルのお店では宮沢賢治グッズなど賢治的な土産は少な目。やはり新花巻の展示館が一番色々揃ってますね。盛岡でも探せばあるのかどうか・・
残り10分で最後に行った1階の端の本屋では賢治作品をモチーフにしたデザインの一筆箋やマスキングテープを色々売っていたものの選んでいる時間もなし。急いで一筆箋を一つ買っただけ。
最後まで時間がなくて忙しくなったものの、盛岡駅には去年9月にも来ていたので駅の構造が分かっていたのは良かった・・。
2~3分前にホームに上がったら連結相手のこまち号がこれから到着するところ。発車時間になってこまち号が到着しました。
帰りは一番前の1号車。
E5系の1号車は1両にたった29席しかない選ばれしもののみが乗車を許される庶民のグランクラスですね(๑´ㅂ`๑)
席は3人席の通路側ですが隣2席は空席。仙台から乗ってくる前に充電だ!と思ったら、この車両後期車のようで各席にコンセントがあるタイプでした。
U50編成、去年9月に新製された新しい編成ですね。E5系、初登場から最新の編成まで14年も差があるなんて・・ちなみに行きはU39でした。
乗ったら疲れが出てしまいうとうとしてしましたが、寝てる間に車内販売が来てたらどうしょう?と心配になります。
仙台を出てから車内販売が来てホットコーヒーとアイスを買いました。
カートの側面に出ていたメニュー。
庶民のグランクラスでは弁当はないようですが飲み物は色々選べます(有料で)
ホットコーヒーとアイスクリームで250+340円で590円
東海道新幹線はのぞみ号も車内販売が無くなった今、ホットコーヒーとアイスを車内で楽しめるのは貴重です。
コーヒーは缶やペットボトルではなく紙コップ、アイスは溶けるので駅の売店や自販機で買って車内に持ち込むのは大変です。車内販売でないと楽しみずらいメニューですね。
しかし仙台から隣に二人組の女性が乗ってきて、3人席の通路側で帰りは荷物が多い。行きの車端席の窓側に較べて荷物を置く場所が厳しい。
場所が厳しいのでサメを抱きながらアイスを食べる形に・・・。
盛岡から仙台まで約40分、仙台から大宮まで70分、大宮から東京が25分という時間配分。盛岡約4分遅れで発車したからか帰りもずっと320㎞/h運転。320km/h運転だと音でわかるし結構耳に来るので、疲れが違うような感じがしますね。
現地の滞在時間を出来るだけ長くと考えると停車駅が少なくて速いはやぶさ号選ぶ形になりますが、仙台ならやまびこ号でもいいかなと・・。
東京駅にはほぼ定時22時4分頃に到着。
家に帰るまでが遠足ではないですが、東京駅から家に帰るまでが長い・・。
ということで日帰りの花巻・盛岡の旅でした。
宮沢賢治記念館や花巻は20年強ぶりでしたが、当時の面影もなくて不思議な感覚でした。
もともと日帰りで時間に余裕がないところを東北新幹線の郡山駅での過走事故の影響で2時間遅れでロスしてしまい、全て下見ような慌ただし旅になってしまいました。やはり次回は泊りでゆっくり行きたいところですね。「前に行ったからもういい」とはならない私の性格でしょうかね。
東北新幹線の事故に関しては先日リリースが出ましたが、2022年12月にも同様の事故が起きているにも関わらず、また原因が解明されていないにも関わらず再発防止策のE3系の併結運転もすべての列車で取られているわけでもなく、山形新幹線車両の単独運転列車も残存している状態。雪が原因というのは確定しているのかもしれませんが如何なものでしょうか。
また運よく死傷者が出なければ重大さに気づかずスルーされてしまうマスコミの知識不足の問題もあります。
今回の過走事故、タイミングが悪ければ、大幅に制限速度を超過した分岐器で脱線したり後続の通過列車が止まり切れずに突っ込むなど死傷者が多数出てJR東日本のみならず日本の黒歴史になりかねない事態でしょう。
日本の新幹線をアピールする名文句「乗車中の乗客の死亡事故ゼロ」という表現自体どうかと思いますが、(ただし気象理由による事故は除く)と付けて誤魔化すのでしょうか。昨今たまたま運が良かっただけで死傷者が出なかったけど、一歩間違えばあやわ大事故というトラブルが多いJR東日本大丈夫なのでしょうか。
世間が忘れたりそもそも気づかないことや運の良さは安全対策ではありません。
【3月6日の行程】
東京9:58(2時間2分遅れ)→新花巻12:31(1時間55分遅れ) はやぶさ101号盛岡行
新花巻駅12:36→宮沢賢治記念館12:40 タクシー
賢治記念館口14:51→大通り1丁目15:09 士沢線バスイトーヨカドー行
花巻15:35(3分遅れ)→盛岡16:10 普通盛岡行
盛岡駅16:27→盛岡バスセンター16:38 バス 盛岡バスセンター行
中央通1丁目18:51→盛岡駅19:00 バス 巣子車庫行
盛岡19:54(4分遅れ)→東京22:04 はやぶさ46号東京行
時刻は実際時刻、遅れは分かっているもののみ
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<おわり>
2024/3/30 16:59(JST)