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2016年3月仙台に行ってきたよ(その2・ウイラーのニュープレミアムバスで仙台に)

前回から続く

さていよいよ9時30分発の仙台行きの高速バスに乗車します。



乗車ドア付近に行程表が掲出してありました。途中休憩は佐野SAと安達太良SAの2箇所で各20分休憩の予定のよう。休憩場所の発着時刻も決まっているようで。

仙台までの所要時間は5時間30分で15時到着予定です。



座席は右側1列+左側2列の横3列×縦8列で定員は24人。
一般的な夜行便用横3列シート車は27~29人程度の定員なのでそれよりも少なく余裕があるものの、残念ながらトイレはなし。今回の私の席は後方の7列目。空席は通路側に3つぐらいみたいですね

シートピッチ(座席の前後間隔)は1160mm程度と新幹線のグリーン車なみなので荷物は車内に持ち込んだものの、レッグレストがあったりで意外に足元は狭め??足載せ台の上に旅行用のバックを置きました。





こちらがシートの案内。
座席としては新幹線のグリーン車並というか、電動ゆりかごリクライニングや可動式枕、スーツ掛けハンガーなど新幹線グリーン車以上の設備ですね。
当然個別コンセントもあります。予約する際にサイトを見ていたら、4列シート車を使う便でもコンセント付が基本。いまや長距離バスの座席コンセントは必須装備になってきたような感が。

ウイラーバスは格安バスとして話題になりましたが、予約画面をみると最安値のスタンダード車は便数・席数に限りがあり、横4列シートでも前後間隔に余裕を持たせるなどしたワンランク上のリラックスシート車が主体。
期間限定セールや閑散便の格安運賃もあるものの、全体的に絶対的に安いというよりもシート・設備の割に安い。という感じになっているような感ですね。



縦列間を仕切るカーテンがあるので個室感覚ですね。
上着を掛けられるのはポイントが高いですね。仕切りカーテンともども新幹線グリーン車でも導入すればいいのに。

しかし悲惨なのは通路側席。縦列間を仕切るカーテンを閉めてしまうと景色がみえないどころか、通路は照明は薄暗く、読書灯は窓側荷棚下にあるので意味が無い。今回のような昼行便でも寝るしかないような状態。夜行仕様車の間合い運用といったところなのか??

前回の記事で書きましたが、予約時点で1列側と2列側は選べる(1列側の方が高い)ものの2列側は窓側・通路側は選択不可なのでどちらになるかは運次第。今回は運良く窓側席になりましたが、2人で乗る時ならいいけど、1人で乗る時は通路側になったら嫌なので怖いですね。


前の席の女性が「椅子を倒していいですか?」と聞かれて「どうぞ」と答えつつどのくらい倒されるのかな?と思ったらちょろっと僅かに倒す程度。いやもうそのぐらいなら、わざわざ断らなくてもいいのに。みたいな


さて都庁前の住友ビルをほぼ定時に出発して、中野長者橋ランプから首都高に入ります。
中央環状線の山手トンネル区間は初めてですが、混雑しているようで低速での走行。トンネル区間なので当然景色は見えません。



板橋JCTを経由して地上(高架)区間に出て荒川沿いを走りながら、東北道に連絡するS1号川口線に。

10時17分に東北道浦和料金所を通過。東北道は順調に走行します。

新宿を出て約1時間25分。10時55分過ぎに栃木県佐野SAに到着。ここで15分強の休憩です。
案内放送によれば首都高で混雑の影響で約5分の遅れだそう。混雑といってもそこまで混んでる感じはなかったのに??



電車で佐野に行く時は結構遠くにいく感がありますが、高速バスだとあっという間ですね

トイレに行きつつ中の売店などもみて回るものの、時間があまりないのでゆっくり出来ないのが残念。



出発時刻は放送のほかにボードで案内。



こちらがバスの外観。今風なデザインですね。

隣に「路線バス」というボードを掲げたスカイ号という弘南バスが停車。
スカイ号というのは青森~上野を結ぶ昼行高速バスで昼便では日本最長距離なんだそうですが・・、見たところはバス自体は普通の(箱根高速バスみたいな)横4列シート車。トイレはあるとはいえ、これで青森は結構大変そう・・・。

それにしても昔は鉄道の急行+一部の特急が担っていたような需要は昼夜行ともに完全に高速バスに移行したような・・。高速バスの発着が多い新宿駅周辺はこれから乗る人降りた人が交錯して旅情豊かな光景を目にします。

しかし高速バスは東京都心~仙台のような都市間直行が主体。宇都宮~仙台のような地方都市間の需要には応えられていないのが微妙なところです。

さて佐野SAを出発して次の休憩は2時間後の福島県安達太良SAとの案内です。
JR日光線と交差する辺りから、少し一眠りするとします。朝早起きしたので・・・

1時間30分ぐらい寝て起きたら既に福島県内を走行中。
途中でのどかな風景の中、本線上の高速バス停(西郷BS)を発見。東北道では本線上の高速バス停は珍しいようで・・・。場所としては新白河駅近くのものの、このあたりは近郊高速バス路線がないので停車本数は少ない模様。

さて13時15分過ぎに2回目の休憩地、福島県安達太良SAに到着。ここで再び15分強程度の休憩。
場所としては東北線本宮駅の近辺(郡山から福島方面に3つ目)

ここでは気温が下がっているのか小雪のようなものがちらついています。



SAですが東名ならPAクラスかな?と思うようなこじんまりとしたSAです。
後で調べてみたら、先ほどの佐野SAと同規模。東北道ではここより北にこの規模のSAはないそう。

SAというと東名の海老名SAや足柄SAをイメージしますが、地方のSAは小さいようで・・。途中でみたPAは小さい駐車場にプレハブ小屋の売店とトイレがあるような小さいPAも見かけました。



売店で120円のずんだ餅を買って食べることに。ここのSAはちょっとつまめるようなスナック類の販売が充実しているような。食事はバスの中で軽くパンを食べた程度。15時に着くと思っていたので弁当の類は買わなかったです。

先ほどの佐野SAともども15分強の停車時間なのでレストランには入れず残念・・・高速道路のSAめぐりも楽しそうですが、自家用車じゃないと無理そうですね



福島第1原子力発電所事故による避難者の通行料無料処置に関する案内。現時点で平成29年まで継続することになっているよう。



福島第1原子力発電所事故による避難指示区域内を通過する常磐道広野IC~南相馬IC間を時速70kmで通過した場合の被爆量は0.37マイクロシーベルト。
一般国道6号線の場合は時速40kmで1.2マイクロシーベルトの被爆量であることが記されています。

この他に除染(移染)土運搬に関する安全処置に関する告知など、ここでは原発事故関連の告知が目に付きますね。ちなみにここから福島第一原子力発電所までは直線で60km弱。東北道のルート上では最短に近い場所です。

運転士氏はタイヤを叩いたりエンジンルームの中を確認するなどして点検した後に売店などがあるSAの建屋に向かい休憩していたよう。

13時35分頃に安達太良SAを出発したところで案内放送が入り、この先の福島飯坂SAから国見IC間で事故により通行止め。とりあえず次の吾妻PAで待機して状況を確認するということに。

途中では1車線規制して道路沿いの斜面の草刈をしたりのどかな雰囲気ですが、事故で通行止めとは予想外

14時頃に吾妻PAに到着。ファミリーマートと幸楽苑が並ぶ小さなPAですが下車は出来ないようで・・。場所としては奥羽線の笹木野駅近く。運転士曰く運行管理センターに問い合わせた結果、事故処理は終了して現場検証中とのことで開通は近そう。
しかし20分強ほど停車したところで、運行管理センターからの指示で福島飯坂IC~国見IC間で国道4号線に迂回するとのことで出発。

14時32分頃に福島飯坂SAから一般道に。

高速バスでの一般道迂回といえば、2007年3月の九州道で迂回した経験があったような
http://yaplog.jp/kiyop/archive/681

東名で事故で2車線閉鎖で1時間遅れ。というのは何回か経験していますが、車線規制ではなく通行止めになるのは2車線区間だからなのか??

すでに吾妻PAでの待機で30分近く遅れているものの、一体どのくらいの遅れになるのか??迂回するなら吾妻PAでとっとと発車してればよかったのに・・と思います。

<次回に続く>

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2016/4/1 23:28(JST)
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