スタートが遅い事もあってこの時点で既に16時なので時間的に
忙しくなってきました。来る時にバスを降りた赤柱のバスターミナルに戻り、案内をみてどのバスに乗るべきか確認すると、浅水湾を経由する便はいくつかあるようで、一番近い6番中環行きのバスの乗場に並ぶとします。
既に20人ぐらい並んでいたので座れなかったらいまいちだな～と思っていると（実際は2階建てなので60人以上は座れるはずなんですが、この時は日本の路線バスの感覚でそう思ってしまった）
隣に260番中環行（城巴・シティバス）が先に来たのでそちらに乗ることに。こちらは並んでいる人も殆どおらず数人が乗っただけでした。
乗車した2階建てバスの1階席の様子（この車両は観光路線用？の中ドアがないタイプ）
（写真上）前方
運転席横にオクトパス用のICカードリーダと黄色い運賃箱があります。
リーダの横には押しボタンがいくつかあり、そのうちの２つに「即日來回証」と「港島一日遊」と書いてあります。
「即日來回証」は、観光地路線など特定の路線で往路の乗車時にこのボタンを押してカードをタッチすると15％引きの往復割引運賃がカードから差し引かれ、復路はそのまま利用できる仕組みの模様。
「港島一日遊」は詳細は不明ですが一日乗車券の類ではないかと・・・
（写真下）中央後方付近から
写真では高さが低い感じがしますが、香港の2階建てバス（基本はイギリスからの輸入なのでロンドンバスと同様の車種らしい）は最大高4.2メートルなので、日本2階建てバスの車高が3.8メートルなのと較べて高さにいくらか余裕があります。
１階の真ん中あたりの二人がけ席の窓側に座りました。途中下車するので降りやすい様に1階席にしたのですが空いてるので窓側に・・と思ったら発車間際に続々と乗ってくる人がいて隣の席には香港人風の女の子が座りました。
ふと見ると隣には先ほど乗ろうとした6番のバスが来て乗客を乗せて先に発車。え～という感じです。
よくよく停留所のポールをみるとここもちゃんと時刻表が掲出してありました。
発車すると海沿いの道を走ります。日本風の中層マンションが並ぶ景色も・・
崖ぷちを削って道路を作ったような場所で、眺めはいいもの、上下各1車線で道幅もそう広くない上に、結構飛ばすので迫力があります。2階席に乗っておけばよかったかなと少々後悔？
乗客は白人の観光客が多く景色の写真を撮ったりして観光路線の雰囲気です。
ちなみに隣席の女の子は携帯電話で電話したり手帳になにやら書き込んだりと、車窓にはあまり関心の無い模様
そろそろ浅水湾かな～と思っていると、丁度いい場所らしき停留所で降りそこない「あー今のところで降りておけばよかった」という感じで慌てて降車ボタンを押して、「ちょっとすみません」ってな感じで隣の人にどいてもらい次のバス停（麗景道）で降ります。
赤柱から約10分。途中で乗ってくる人は少しいましたが降りたのは私が最初でした。
さてバスを降りて来た道を戻る感じで歩くと下の方の海岸沿いにいけそうな感じの道があったので、そちらに入ると丁度犬を散歩している人が歩いていて、西洋人風の人ではないのに、犬に英語で指示したりで興味深かったです。
少し歩くと砂浜の入口があったので砂浜に入ります。（犬は砂浜に進入禁止との掲示あり）
旅行ガイド本でも見た事がある独特な変わった形をした高級マンション
右真ん中に四角い穴が開いているのは風水の関係だとか。
香港では建物などを建てるときや部屋を借りる時などかなり風水を重視するそうで・・・
こんな感じの砂浜を散策します。シーズンの時は海水浴場として賑わうようで・・・
公共トイレに併設して、規模の大きなシャワー場や男女別の更衣室もありました。
天后像などがあるお寺？のようになっているエリア
丁度韓国人の団体が来ていて賑やかでした。
99年にツアーで来た時にガイドさんがレパルスベイは「慕情」という恋愛映画の舞台になったところです。と案内していて、中年以上の人は「ふむふむなるほど～」という反応だったので、結構有名な映画だったようです（母親に聞いたら「あんた香港が好きなのに慕情もしらないの～」ってな反応でした）
既に17時近くになってしまい、父親と「17～18時ぐらいに一旦ホテルで合流？」という話になっていたので、散策もそこそこに先を急ぐ事にします。
さっき降りたのバス停まで戻るのも遠いので、「ツアーで来た時はこの辺りでバスに乗ったはず」と当時歩いたと思しき道を進み車の入れる場所まで戻ったもののバス停らしきものはなく（ツアーバスだったので浜辺の近くで降りれた模様）、バス通りを探してウロウロと歩いたら、結局来る時に降りた「麗景道」バス停に戻る形になってしまいました。
6/21UP
