今回は過去の貴重な写真が出てきたので紹介します。
今は目黒線で活躍する東急3000系がデビュー当初の1999年に東横線で活躍していた時の写真です。
この日、たまたま菊名から横浜方面に行こうと東横線に乗ったら、運よく珍しい3000系が急行でやってきて乗車出来たという次第。終点の桜木町に到着してから写真を撮りました。
当時はカメラを毎日持ち歩いていたわけでもないでしょうから、この日カメラを持っててラッキーでしたね。もしかしたら写ルンですのようなもので撮影したのカナ??
当時はまだフィルムカメラの時代。印画紙にプリントしたものをスキャンしました。
撮影日は記録がなく不明なのが残念なものです。
(この写真は一番下の写真のトリミング)
東急は田園都市線など他線用に導入した新型車両をとりあえず東横線で使うというのはよくあって、8500系や2000系も一頃に東横線で運転されたことがあるようですね。
長年の東急ファン氏曰く「田園都市線の乗客数が伸び東横線に追いつけ追い越せ状態になったのは近年のこと。それまでは東横線がA級な本線、田園都市線は距離こそあるもののB級路線のようだった」そうで・・
新型車は看板路線の東横線でまず走らせるというのが当時の慣例だったのでしょうか??この3000形も目黒線開業前に最初の1編成が8両編成で登場して1999年4月~2000年1月頃まで東横線で運用。その後組み替えられて6両編成で目黒線に転属しています。
当時乗車した感想として、最新型の車両とはいえ全体的に安普請さを感じて9000系に較べると今一つ。ただ運転台に大きなモニター画面があって現在位置や距離が10m単位ぐらいで表示されていたのはハイテク??な感じで印象深かったのを覚えています。
90年代終わり頃から00年代頃にデビューした新型車両はこの東急3000系に限らず、JR209系にはじまり安普請さを感じる車両が多かった印象ですね。
桜木町駅に停車する3001番の急行渋谷行
側面の行先表示。
車内の案内表示機も撮影した覚えがあるのですが、写真が見当たらないので発見したら追加します。
桜木町駅を発車する3000系。横を走る京浜東北線の209系も今となっては懐かしいですね。東横線の桜木町駅自体も2004年のみなとみらい線開業で廃止になってしまいました。
2024年頃に予定される東急と相鉄の直通に向けてこの3000系も8両化の上で目黒線に残留の予定だと聞きますが、既に20年選手の3000系に中間車を増備するのは驚きますね。増備車と元々の車両の差が大きくなりそうで。中間車の増備ではなく3編成ぐらい犠牲にして中間車を改造して組込む方が穏当のような気もしますが・・(・・?
近年は目黒線も5090系が増え、そもそも地下鉄の車両も多いので、目黒線に乗ってもなかなか乗る機会がない東急3000系ですが、相鉄直通になれば相鉄線内で乗る機会も出てくるでしょうか??
2020/5/22 21:04(JST)
2021/11/6 追記
のりものニュースの【8両編成「復活」!? 相鉄直通を見据える東急目黒線3000系 実は登場時も8両だった】にこの記事4枚目の写真を提供しました。相鉄直通控えた東急3000系の8両化に関して書かれています。