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2017年9月香港の旅(その11・堅尼地城に)

前回から続く

さて屈地街車庫で2階建てトラムを下車して次は・・ということで、とりあえず西側の終点、堅尼地城に向かってみることに。ここから堅尼地城までは停留所6個分。歩くには遠いなぁ・・・と。
そういえば、2006年の時に堅尼地城近くに安全島がなく道路から直接乗降するタイプの停留所があったなと・・・と。まだ健在なのかわかりませんが、とりあえず歩きながら探すことに。



VVVF制御+LED行先表示の近年の更新車を発見



なーんと次の96W皇后大道西電停が安全島がないタイプの停留所

ちなみに駅ナンバリングは、西行が「??W」東行が「??E」と「W」「E」で分けられているほかに、西行が偶数・東行が奇数になっています。西行・東行で同じ名前の停留所を含めて別の番号になっています。このことからも複線というよりもドッグボーン型エンドレスのような路線形状と言えるかと思います。
全線完乗を狙っている人は、日本式に片方向だけでも乗ればOKではなく、出来れば折返し線なども含めて乗車可能全ルート完乗を目指してほしいものです。ハッピーバレー支線や車庫の入出庫便を捕まえるのが少々面倒かもですが、頑張れば1日あれば可能かなと。私も日本式の完乗は既に達成しているので次回は「乗車可能全ルート制覇」を目指したいですね



「TRAM STOP 電車站」の路面表示は停留所部分の少し後ろにあるのが特徴的ですね。

さて折角なのでここから乗ってみようと思い停留所標識のQRコードで接近表示を確認すると・・



なんと20分待ちおいおい・・・と思っていると・・



すぐに1台到着・・・近くまで来ていたので表示から消えてたのかな??20分待たないで済んだ。というか、いくら減便されてそうといっても20分待ちって本当なのという感が・・
この写真を撮ってからすぐ急いで乗車します。写真の男性はなぜか前から乗車、私も続いて前ドアから乗ります。交通が激しい香港で道路から直接電車に乗るのも面白い体験ですね。この辺りは車の数も少ないですが・・。

車両は近年に更新されたタイプ



車内にはLED表示機が設置され自動車内放送もかかってます。なーんと随分な進化ですね。ただ放送は聞こえずらく、LED表示機も前方だけで見づらいのでどこまで役に立つか・・ですが

なんと次の98W・堅尼地城海傍も安全島がない停留所。
2012年訪問時の実見では東側の終点)筲箕湾近くの101E柴湾道も安全島がない停留所でした。

堅尼地城海傍は90年代半ば頃までは岸壁沿いを走る区間だったようで、本で当時撮影された写真を見ると、船が停泊している横を走ってるトラムの姿がありますが、今は埋立てが進んで海も見えず残念。
ただ埋立てが進んだといっても屈地街車庫から先の区間は海近くで道路の海側にはビルなどが殆どないよう。更にMTRが堅尼地城まで開通してと乗客が少なそうなのもわかりますが・・・。



道幅の狭い区間を走ってなんと堅尼地城ターミナルの一つ手前、104W・爹核士街で「終点じゃ」と降ろされてしまいます。「え~?」と思っていると運転手が「ターミナルはそこじゃ」と目と鼻の先を指さして教えてくれますが・・、爹核士街→堅尼地城の間は乗れないの??

以前の時はそんな覚えはなかった気もしますが、当時は駅名表示がなかったので単に、爹核士街を堅尼地城の降車ホームと認識していた可能性もあるし・・・なんともですね。



写真中央右の人が立ってる当たりが堅尼地城ターミナルの乗場。電車はぐるっと街路を一周して戻ってきます。
ちなみに堅尼地城の英語名はケネディータウン。(城は街の意で、堅尼地でケネディ)
前にうちの父親はケネディーケネディーと呼んでましたが、由来は米国大統領のケネディーではなく1872~1876年に香港総督だったケネディ氏にちなんでいるようで。


さてこの辺りで15時頃になってお腹もすいてきたのでこの辺りで昼食を探すとします。



裏通りにはこんな「アメ横丁」というお店も。他でも見かけたのでチェーン店のよう。日本でいうところの「おかしのまちおか」みたいな感じのお店ですね。



店先に肉をつるした庶民的な焼臘飯店を発見。なかなかワイルドな雰囲気ですが香港らしいです。
こういうお店には入ってみたくなりますね。がしかし・・・入ってみるとこのお店思った以上にローカルで・・・持ち帰りメインだけど店内でも食べれますってな感じで、丸テーブルが1卓があるだけなぐらいの小さなお店。

とりあえず、先客のおじいさんと相席な感じで丸テーブルに座ろうとするも、なんとメニューがない
メニューがないと指差し注文が出来んモリ

と・・壁に「店内・肉載せご飯、スープ付き。34HKドル」のような貼り紙があったので、指さしでアピールすると、店の人は言葉が通じないのを察して、「肉はどれにする??}ってな感じで吊るしてある肉3種類ぐらいを示してきます。ここで私はつい欲張って一番大きな肉の塊を指差します。



ということでローストポークご飯。約34HKドル(約500円)
たれをかけるかジェスチャーで聞かれて、かけてもらったけど、たれ多めの方がより美味しいかも

一番大きな肉の塊(スペアリブぽい)はサイズ的にも豚肉。ここは日本ではあまり食べられない合鴨とか家鴨ぽいのを注文すればよかったとちょっと失敗です貼り紙的に追加料金で2種とか3種盛もやってくれるみたいなので、そういうのに挑戦すると色々楽しめていいかも??
スープは菜っ葉のようなものとトウモロコシのぶつ切り入りとこれまたワイルドな・・。

こういう観光客には縁がなさそうな庶民的なお店でも、広東語が分からなくても、お店の人が結構なんとかしてくれるのは香港のいいところですね。
「言葉が通じないぐらいでオロオロしていたら商売あがったりだモリ」ってなとこですかね??

このローストポークご飯、意外にボリュームがあって終盤は頑張って食べるような感じに値段は割安感はないけど大盛で出てくると考えると
相席のおじいさんが帰ると次は若者の男性がサイダーを飲みながらスマホで動画のようなものを鑑賞しつつ食事。小さいお店ですがその分回転がいいみたいですね。
私もサイダー取れば良かったかな??値段がよくわからないけど



この辺りは下町ですがやはり高層マンション群が沢山
一見するとこの過密都市香港にはモリゾーは似合わなそうですが、実は7割以上の土地は開発が規制された山や森。森から街に通勤する都市型モリゾー向きの街かも



駅に行く途中に市場&熱食中心のビルを発見。
こういうところでは食事をしたことがまだないのでここでも良かったかな??
昔ツアー旅行の説明で「市場で鶏を見ても指さしてはいけません。お店の人が買うと誤解して締めはじめるので・・」という話を思い出すような。

次回に続く

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2017/11/8 3:21(JST)
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