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記念の森の「楷(かい)の木」

2012年01月21日 | その他
1月21日(土)
 今日はとてもいいお天気でこの時期としては暖かな一日でした。今日は元校長先生をされていたあるご婦人からお話を伺う機会があったので、基山小の記念の森にある記念樹「楷(かい)の木」についてご紹介したいと思います。
 「楷(かい)の木」は中国原産のウルシ科の落葉喬木でランシンボクとも呼ばれます。楷は中国の曲阜にある孔子の墓所に植えられている名木で、孔子の弟子の子貢が植えたと伝えられ今日まで植えつがれててきているいわれのある木で「学問の木」ともいわれています。枝や葉が整然としているので書道でいう楷書の語源ともなったといわれています。わが国に渡来したのは、大正4年、林学博士白澤保美氏が曲阜から種子を持ち帰り、東京目黒の農商務省林業試験場で苗に仕立てたのが最初だそうです。これらの苗は湯島聖廟をはじめ儒学に関係深い所に頒ち植えられたそうです。佐賀県では多久市の孔子廟にも植えられています。本校の「楷(かい)の木」は昭和50年卒業の方々が卒業記念に植樹されたそうです。
 「学問の木」ともいわれるこの「楷(かい)の木」を基山小の宝としていつまでも大切にしたいものです。