今日から３学期 「画竜点睛」の３学期を頑張ろう！！

１月１１日（火）
　今日から３学期が始まり年が改まったこともあり、子どもたちとはずい分と久しぶりに会った感じがしました。子どもたちは冬休みを終えみんな元気な様子で登校してきたので何よりだったと思います。朝方３学期の始業式を行うために全員体育館に集合しましたが、みんなとても静かに落ち着いた様子で入場できたので、また一段と子どもたちの成長を感じました。
　始業式では今日からは１年の始まりと同時に学年の大切なまとめである３学期の始まりでもあるので、子どもたちに「画竜点睛」という言葉と言葉の起源となった中国故事を紹介しました。「画竜点睛」というのは皆さんもうご存知かとは思いますが、中国の南北朝の時代、南朝の 梁 ( りょう ) に”張僧ヨウ”という名画家がいました。あるとき彼は、 金陵 ( きんりょう ) （現在の南京）の安楽寺の壁に竜を描くことを頼まれ、４匹の白い竜の図を描きました。彼が彼が４匹のうち２匹に瞳を入れると、たちまち稲妻が走って、壁が壊れ、２匹の竜は雲に乗って天に飛び去ってしまったのです。あとには瞳を入れなかった２匹の竜だけが残ったそうです。この故事から言葉の意味は「一番大切なところに手を入れて最後のまとめをすること」となっています。（出典：歴代名画記インターネットより検索）
　この言葉をもとに「『画竜点睛』の３学期を頑張ろう！！」と子どもたちに話をしました。子どもたちは４月にはそれぞれに進級し学年が上がります。短い３学期ですが、これから寒い季節が続くのでインフルエンザや風邪、交通事故等には注意して、学年のまとめと次の学年の準備のために１日１日１時間１時間を大切にして「積小為大」の心で頑張っていってほしいと思います。「頑張れ基山っ子！！」