奇乃堂

老フェレ介護施設こみち(仮) 複雑な状況

 ※色々ぶちまけたらめっちゃ長い。
 要約すると「介護には時間も必要。会社での仕事の在り方が旧態からの脱却し、リモートワークを生かそうよ」てことになっていた……。
 以下本文ね!

 飼い主がもともと体調が悪くなっているところに、フェレットがぶっ倒れたのが今年の二月。
 その前から、後ろ足の腫れもあったり、色々あったけれども。

 ぶっ倒れたときは、飼い主が仕事で泊まりだったのでうちでこっそり預かっていた時。
 朝から動かない。
 餌、食べない、水……近づければ飲む。
 トイレ行きたいけど動けない……。

 パニックになった結果、主治医はその日と翌日休み……パニック、上塗り。
 自宅仕事なのでそれ放置して、ネットで検索。
 行けそうなところで何軒かピックアップ。
 徒歩圏内に一件あり、連絡してみた。
 飼い主代理ということで、飼い主の許可取ってきてくれということで予約して、午後にでかけた。

 その先生もたまたま当日いたけど、翌日はいないとのこと。
 主治医がいるということと経緯を話し、血液検査とレントゲン(エコー?)。
 ひどい貧血ぽい。
 下手な対応すると危険だと判断し、水分補給を行ってもらう。
 フェレットの体力を信じて。

 結果、帰宅後「トイレ! 水!」という状況で。
 まぁ、一命をとりとめ、主治医のところにいくころには、ぐったりはしているけれども、自力で餌も食べるまでに。
 貧血の状況をおさえるための薬をもらい、数日後診せるということで帰宅。

 前置きが長いけど、そんなわけで、飼い主に引き渡す。
 飼い主が病院に連れて行き、治療が始まった。

 後ろ足の状態が相当悪くなり、うめいたり、相当大変だったらしい。
 リモートワークが減った影響もあり、置いて出て、夜帰ると、うんちまみれとか……。
 そして、早朝出る……。

 二か月ほど飼い主は頑張ったが、ダウン寸前。
 これは、飼い主とフェレットどうのというより、会社の体制も問題も実際ある。
 本筋から逸れるため詳しくは書かないが、聞いていると「一日会議? 二十年前の体制? 仕事の量おかしい」という感じなので。

 さて、ゴールデンウイーク前からうちで預かることになった。
 「老フェレ介護施設こみち」とか冗談いう感じで、ショートステイのはずだった。
 結局、飼い主の仕事が爆発しそうな状況で、本人が疲労。また、新型コロナかかった。
 ……あ、預かっていて、よかった……。

 ちなみに、念のため人間は抗原検査した。
 陰性だった。
 私、数日後、鼻血出した……差しすぎた……のかな……うん。

 二週間以上経つのかな「老フェレ介護施設こみち」開設から。
 当初、バリアフリーだと思って、ハンモックを低くしていたり、タオルや新聞紙を敷いたりしていたが、それが「アンチバリアフリー」になった。
 来た最初の頃は体がうまく動かなかったからある程度、必要ではあったかもしれないが、徐々に動けるようになった結果、動かない足が引っかかる問題に発展した。

 薬が効いてきていたのもあるだろうし、私は会社に書類授受しに行く以外家にいる。
 出来るだけ、フェレットが清潔を保ち、快適になるよう気を付けた。
 徐々にフェレットの体調の安定や、どういう状況が発生するかというノウハウの蓄積により、することも減ってきて、人間の対応も減って来た。

 最初はトイレで用をたすのが半々だった。
 徐々にできるようになったけれども、どうやらハンモックに引っかかって間に合ってないのを見たので、高さを持ちつつくぼまないような位置を模索。
 そのあと、トイレで用をたせている。
 さらに! 小さい方を、トイレで二回できていた!
 す、すごい!

 ええ、当初は、一度したら、トイレが汚いから入れないと訴えていたので……。
 一応、人間が起きている間は、用をたしていたら、こっそり、回収してる……私が寝る前に見て「朝まで何もありませんように。執拗なら角でするのだよ」と祈っていた。

 回復しているのはフェレットがこっちに来ることで飼い主の心配をしないで済むようになったからかもしれない。
 裏を返せば、自分が汚れてもいつ面倒見てくれるかわからないという不安もあっただろう。
 
 つまり、リモートワークが大幅に減り、会社での拘束時間が大きい飼い主は介護が難しい。
 帰宅すれば飼い主はフェレットの世話に追われるため、自分のことは一切できない状況。
 元々色々問題を抱える職場だったが、コロナでのリモートワークが広まったおかげで、落ち着いてきていた。
 結局、今年から怪しくなり、最近はほぼ出勤だという。
 コロナからの回復直後も会社行ってダウンしていたよ……。

 それは、飼い主もフェレットもつらい状況だ。
 飼い主が引き取りたいだろうけれども、会社の状況をどうにかしないと厳しい。

 これは人間同士だって言えることだ。
 家族の介護を抱えるのは何時かわからない。
 会社の状況によっては家で見るのは難しい。
 かといって施設に入れられるとは限らない。
 四六時中介護が不要で、自宅勤務でどうにかできる範囲だったとしても長時間拘束されるのはきつい。
 だから、リモートワークを生かせれば会社も働き手もよい点があるのでは?
 仕事の量が減るとしても、その人がそこで積み重ねて来た知識を捨てずに行かせるのだから。

 今の問題はフェレットの尻の毛の部分にちょびっとついたうんちをどうとるかということだ。
 肛門に近すぎて、温めたタオルを付けるのも難しいし、何度か後ろ足洗ったし、本人があんまり意識していないのか「触らないで!」と怒られる。
 ……洗うなら、どこかでビシッと手早く、決断してないとならない。
 あ、ちなみに、足やらお尻しっかり洗った後、ちょっと元気が増したきもするんだよね!
 ……どないしよう……。

今後ともよろしく~。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事