喫煙を考える

「喫煙」という行為について共に考えましょう。
タバコで苦しむのは、喫煙者本人だけではありません。

株式会社マジカル訪問

2016-11-23 20:22:39 | 日記

拙著を読んでくださった株式会社マジカルから、連絡を頂戴してから月日が経ちました。
先月の日本禁煙学会学術総会まではなかなか時間がとれずにいたので
昨日、やっと双方の都合がつき、本社を訪問することができました。
株式会社マジカルは、 美容・健康関連の通信販売事業、居酒屋「酒洛(シャラ)」の飲食事業
そしてNPO法人離煙協会での社会貢献事業を中心事業としている会社です。


こちらの会社の主力商品は離煙パイプといって、タバコに装着するパイプに番号がふられており
その番号順に使用しながらタバコを吸っていくと、ニコチンの減量に気づかないまま
31番、すなわち1か月でタバコがやめられる、という物です。
現在、元巨人軍投手の宮本和知さんやタレントの大木凡人さんが
離煙パイプでの禁煙成功者として広告に出ていらっしゃいますが
古くは阿藤快さんや三遊亭圓楽さんなども離煙パイプでの禁煙成功者として広告に出られていたようです。
代表取締役の額賀さんは、お父様をタバコが原因の病気で亡くされた経験から
タバコを吸う人を一人でも減らすために、離煙パイプの開発にご尽力されたということです。
私がこちらの会社の取り組みとして、大変有意義だと思ったのは
離煙パイプの使用者や、離煙パイプでの禁煙成功者に向けて
『RienA TIMES(リエナタイムス)』というフリーペーパーを送付していることです。
しかも、一律に同じ物を送っているのではなく、使用の進み具合や禁煙してからの経過時間など
きめ細やかに対応した内容のものを、顧客それぞれに合わせて送っているのだとか。
販売会社では、物品を購入してもらった時点で目的は達成されているのですから
売ったらそれでおしまいとなることがほとんどですが
離煙パイプは禁煙してもらうことが目的なので、禁煙のサポートをきめ細やかにしているそうです。


いろいろとお話するなかで、 高田馬場の居酒屋「酒洛(シャラ)」のお話になりました。
実はこちらのお店は喫煙可能なお店だそうです。
お客様から
「禁煙させる商品を売っているのに、店は喫煙可なんておかしいじゃないか」
と言われることがたびたびあるそうです。
そこで、2020年の東京オリンピックに向けて、禁煙化を先取りしたらいかがでしょうとお話ししました。
多種多様な日本酒の品ぞろえが豊富なお店のようですので
繊細で微妙なお酒の味わいが、タバコで邪魔されるのはもったいないですね。
禁煙化したら、きっと本当の日本酒好きの方が集まる良いお店になると思います。 


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