平成29年がもうすぐ終わろうとしています。
学校は4月がスタートですので、まだ年度の途中になりますが、1・2学期を振り返ってみます。
学校便り7月号に書いた「木次小はどんな学校?」から引用します。
他校の校長先生方に授業参観してもらって感想を書いてもらいました。それをもとに私が書いたものです。
★落ち着いた雰囲気
木次小の子どもたちは、明るく素直で、授業に集中しています。来校者からは「落ち着いた雰 囲気の学校ですね。」とよく言われます。(木次町内の学校はどこもそうですが…。)小規模校な らば当然のように思いますが、本校のように全校が200名程度、各学級が30名ぐらいの学級 では、担任による日頃からの学習態度の育成や適切な個別支援等の指導力が必要となります。
★ICT機器活用の日常化
昨年度から、各教室に、実物投影機と黒板の上に据え付けの電子黒板機能付きプロジェクター が常設されています。いつでも教科書やノート等を拡大して提示することができ、それを教師や 子どもたちが日常的に使っています。他校にはまだそうした環境がないことで、(木次中には整 備済み、他の小学校は現在計画中)うらやましく思われたようです。県内ではこうした環境があ る学校はまだ少ないです。
★明るく活発な授業
町内の他校に比べ学級の人数が多いので、活気のあるように見えます。しかし、教師が一方的 にしゃべってばかりの授業ではうまくいきません。子どもたちにめあてをきちんと示し、何をす るのか分かるようにしたり、子どもたちが活動したり、話し合ったりする場面を取り入れる等、 授業をいろいろ工夫する教師の姿勢が大切です。常に向上心をもって、研修をしたり、授業改善 に取り組む「学び続ける教職員」の姿が、木次小の自慢です。
これまでの充実の日々を思いつつ、前向きにがんばる子どもたちや先生たちに囲まれて、私は幸せ者です。
3学期もよろしくお願いします。