一日目・・・妻籠宿と馬篭宿
梅雨の真っ只中の旅を企画したので、
一日でも晴れてくれればいいのにと、願いなが木曽路の散策が
はじまった・・・・
茨木と埼玉、栃木・・・遠い所からきてくださり、駅を10:30分集合
一人として送れずに笑顔で集まって4人の小さな旅でした。
空模様があやしくなって雨になりましたが妻籠宿を歩きやはり
お昼はお蕎麦を食べ曲りくねった旧道を馬篭宿へと走った。
途中、吉川英治の小説「宮本武蔵」の舞台となった滝があり、男滝、女滝があり滝しぶきを浴びながらの写真をとって・・・・・
女滝 (男滝は勢いがよく、この女滝は滝しぶきをあげながらでも静かな滝であった) 馬篭宿
馬篭宿では、晴れて、石畳を上がったり下がったり、中山道の
宿場街は人気があり、切れ目なく人出が多く暑さも増してきたようでした。
「夜明け前」の小説・・島崎藤村の舞台の本陣は母の実家でもあり藤村の
資料館になっています。私は、小学4年生の時遠足で南木曽から歩いて
初めて来た事を思い出しました
秋をつげる萩の花も馬篭宿に似合っていました。
小さな旅・・・二日目 (赤沢美林と開田高原)
寝覚ノ床の見える宿で朝食をとっていたら、なんと太陽が東の方から・・
晴れてくれたんだ~
ラッキー
ヤッホー
急いで宿を出て赤沢休養林へまっしぐら、檜の林10万本の檜と赤沢川に沿って狭い道を約40分走った
茨木から参加して下さった方K.Mさん道幅が狭く対向車に会う度大変だっただろうと、今になって思う
子供の夏休みがはじまっていたので、家族連れがほとんどで、川も山も、賑やかでした。童心帰ってトロッコに乗り帰りは歩き森林浴を楽しみながら、散策しそれぞれ、デジカメで一眼レフで腕を??を振るう。
最初大山レンゲを見るための企画でしたが「7月は花は終わりですよ」と
案内所からのお話なので諦めていたのでしたが、それでもと群生している
場所へ行き、この辺だったかなと見上げたとたん・・・・なんと蕾~咲き始め~花がの終わった後の花・・・・が目の前に、歓声があがりました
お天気の良い内にと開田高原へ移動する。
馬の里へ行く途中にとうもろこしのアイスクリーム屋さんがあり四人さんは
夢中で食べた、Hさんは、おかわりしょうと思っていたのでしたが、身体と
相談して止めたそうですよ
牧場には木曽の純粋馬、春山号の血を引く馬が御嶽山の見える高原にマッチして
風景画になるような場面が広がっていました。
そして、蕎麦畑も一面に広がり、花はこれからですが、きっと、秋には
白い花が見事な風景を見せてくれるでしょう
木曽の象徴の御嶽山を見なくてはと車を走らせること10分、みえました
雲が多かったのですがなんとか、撮れました。
大分あちこち歩き疲れが出たところで宿へと向かう
木曽町の一軒宿 温泉旅館
露天風呂の石垣に、フシグロセンノウの花がそして花筏の実が黒くなって花筏独特の個性がでていました。
宿のすぐ裏に大きな池があり、千代が池と一応名がついていてフロントの人が
池に蛍がいますよ、と教えて下さったので夕食を早くきりあげて、真っ暗な池へ懐中電気を手にいってみると、久しくみなかった蛍が、あちこちに舞っていて、可愛いこと!
デジカメで撮るのはむずかしい、結局なんにも写っていませんでした(__)
夕食のとき呑みたい雰囲気でしたので、生ビールを呑み少し効いてきたようで
眠くなり朝までぐっすり
小さな旅 三泊目 (奈良井宿)
晴れて下さい!
旅も終わり近くなりなりました、
せめて、曇りくらいになってと祈るように雨のなかで、宿を出発し奈良井宿まで
二十分走り奈良井へ着いた時は雨が止んで、すがすがしい、
まだ、人気はなく宿場街を散策、妻籠宿や馬篭宿と違った風情があり、田舎っぽく温かみのある素敵な宿場でした。
奈良井宿の象徴、奈良井大橋に可愛い道祖神、街並、小さな街ながらも人々は
観光客の接待とこの街の良さを知ってもらうことで、喜びを感じながら前向きに生きていくそんな姿が微笑ましく思って奈良井宿を後にしました。
そのころは、また激い雨になっていました、
M,Kさんのお気に入りのエンゼルの喫茶店で、疲れを癒し別れを惜しんでコヒーを
呑みお別れしました
木曽にいながらゆっくり宿場街や観光地を散策したことがなく、地元だから
いつでも行けるなんて、思っていましたが、遠くからいらしてくださったお友達の
お陰でゆっくり、自分の故郷を振り返って歩むことができ感謝しています。
皆さんも、故郷の良さをみつけてみませんか