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梅雨時の晴れ間に海に行って、海の広さと空の雲の美しさを
見ながら、こんな処で住んでみたいな、と思いながら
砂浜で少しの間過ごした。
「ピアパーク親不知」の海岸でトレードマークの
親子のカメもいて・・・
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富山の方へ少し行くと親不知、子知らずの岩が並んで海の中にあり
「親不知、子は、この浦のまくら、越路のあわと、消えゆく」
と詠ってありなんと、悲しい詠でしょうか・・・
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「平 清盛の弟、頼盛の夫人が夫の後を慕って断崖と波の険しい
親不知の道を通りかかった折、2歳の愛児をふところから
取り落し怒涛にさらわれてしまった悲しみに詠んだ実話」です。
飛騨山脈が日本海に突き刺さるように落ち込むところがあり
親不知は天下の難所で、親は子を、子は親を省りみることが
出来ないほど険しい道であったそうです。
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今日は海も空の雲も悲しげに映っていましたが、「親不知子不知」の詩が心に刻まれたせいかもしれません。
いつの世にも親が子を想い子が親を想う心は永遠に変わらないものの悲しさを海に見たような気がしました。
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さて、気を取り直して老舗の網本料理屋銭形で好きなタラ汁を食べ、通り道の
小谷の道の駅で深山の温泉へ入り気持ちの良い汗を流して帰戸につきました。
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