二人静

美しく生きていきたいと願いながら・・・

海は広~い・・・でも、悲しい・・

2009-07-09 16:22:58 | Weblog
                      



梅雨時の晴れ間に海に行って、海の広さと空の雲の美しさを
見ながら、こんな処で住んでみたいな、と思いながら
砂浜で少しの間過ごした。
「ピアパーク親不知」の海岸でトレードマークの
親子のカメもいて・・・








                        
                         


富山の方へ少し行くと親不知、子知らずの岩が並んで海の中にあり

「親不知、子は、この浦のまくら、越路のあわと、消えゆく」

と詠ってありなんと、悲しい詠でしょうか・・・

「平 清盛の弟、頼盛の夫人が夫の後を慕って断崖と波の険しい
親不知の道を通りかかった折、2歳の愛児をふところから
取り落し怒涛にさらわれてしまった悲しみに詠んだ実話」です。

飛騨山脈が日本海に突き刺さるように落ち込むところがあり
親不知は天下の難所で、親は子を、子は親を省りみることが
出来ないほど険しい道であったそうです。
          


今日は海も空の雲も悲しげに映っていましたが、「親不知子不知」の詩が心に刻まれたせいかもしれません。
いつの世にも親が子を想い子が親を想う心は永遠に変わらないものの悲しさを海に見たような気がしました。 


             

さて、気を取り直して老舗の網本料理屋銭形で好きなタラ汁を食べ、通り道の
小谷の道の駅で深山の温泉へ入り気持ちの良い汗を流して帰戸につきました。      

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4 コメント

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Unknown (しなの)
2009-07-13 16:53:48
親不知子不知・・・そんな実話があったとは
しりませんでした。

本当に日本海は、なんとなく物寂しい雰囲気がありますね。

そんなところがまたいいのかもしれません。

写真もよく撮れていて、素敵です。

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Unknown (二人静)
2009-07-13 17:24:29
しなのさん

時々通っているのに、親不知子知は険しい所位しか思っていなかったのに、丁度バスできていた、観光客と一緒になって、ガイドさんの説明で知りました。

空も海も自分の想いで悲しく見え、ふと母を
想い出したりして、益々海が好きになりました。
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親知らず私も見ました (nisikimati)
2009-07-19 22:55:39
もう十年も前でしょうか。富山は風の盆に行きまして、夜通し踊って、次の日に親知らずに行き、二葉旅館へ泊まって、夕日を眺めたり、姫川から流れて、親知らずに打ち寄せられた、
ヒスイの断片を拾ったものでした。
親知らずの史跡や像など刻んだものを見たりして、その昔を懐かしんできました。
良い旅をされてよかったですね。写真が実にうまく撮れておりました。
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Unknown (二人静)
2009-07-27 16:26:34
nisikimatiさん

山の中にいますと広い海が見たくなり時々
いきます、砂浜でねっころがって波の音を
聴いてくるだけで、満足して帰ってきます
けっこう遠いですね。

親不知、子不知のことも初めて知りました。

nisikimatiさんも踊ったり夕日を眺めたり
思い出があり、懐かしいですね♪

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