
ナレシニキというのは、ポーランドのパンケーキです。
要するに普通のクレープなんですが、ポーランド気分になるためにナレシニキとしておきます。
甘い白チーズなどを巻いて食べればおやつに、きのこソースなどをかければ食事になります。
作ってみた印象は、普通のクレープより牛乳を多く使うこと、バターを使わないところでしょうか。人によってレシピは違うのだと思いますが。分量を量ったりすることもなく適当に作れ、しかもかなりおいしいです。ふっくらで柔らかく、意外にもお腹にたまります。
牛乳500ccに、卵一つ、塩ほんの少々、砂糖ティースプーン一杯くらいを加えてまぜ合わせます。さらに様子を見ながら小麦粉を少しずつ加えていきます。(ダマができないように、電動ハンドミキサーなどを使っても良いらしい。)
適当な生地の硬さになったら、少量のオイルを加え、あとは焼くだけ。生地の具合も適当ですが、トロトロのリキッド状くらいですか。
フライパンに生地を薄くひいて焼きますが、クレープほど薄くする必要もないですし、これで12枚前後作れました。
中に入れるチーズですが、ポーランド語でいうところの白チーズを、少量の生クリームで柔らかくして砂糖を加えて作ります。実は今日私は、間違ったチーズを買ってきてしまったみたいです。しかも1キロも…。
このナレシニキ、おやつにも食事にもなりますが、ピエロギという餃子風料理も、食事にもデザートにもなります。中身をブルーベリーにしたりイチゴにしたりして、上から温かい生クリームをかけて食べると、これもまたおいしいです。
どうも洗練された料理とは縁がないポーランドのようですね。