
オークションにてトミーナインスケールの香港製コム1を入手したのが切っ掛けで、空前の2軸貨車ブームが絶賛到来中。
Nゲージ初期の製品ゆえ造りが粗く「リアルさに欠けるし玩具的」と以前は見向きもしなかったものの、ちょっと手入れをしてやると覿面に格好良く化けるという事に気付き、そこからズルズルと収集沼にハマる。

先ず足回りのお洒落。
KATOの長軸スポーク車輪に履き替え…

とはいえただ嵌めただけではここまで透けないので軸守側面をデザインナイフで斜めにハツり、見た目上の厚みを減らしてやると効果的。

次に車高下げ。
シャーシと荷台の間にあるウエイトの厚み(1mm程)により、全体的に車高が上がってしまっている状態… コロッとしてて可愛い雰囲気だがオモチャっぼさを感じる要因でもある。
焼き留めを外しウエイトを抜き、シャーシ上面の嵩上げ出っ張りを全て削り落とすと車高がその分下がる由……

不足するウエイトは鉛板を切って床下へ
元より軽くなるので脱線し易くなるかと思ったら意外にそうでもない感。


左右元々同じ製品ですが、左が車高下げ施工車、右が製品ママです。
荷台とフレーム間が詰まって若干長くスッキリした印象になった事がお分かり頂けるかと思います。
……えっ、石炭パーツの有無の差だって?
それもそうかも(^^;)

という訳で改めて同一条件での比較写真
たかが1mm、されど1mm。
手を入れてやると格段に格好良くなるのでビフォーアフター見たさに買い集めては弄る状態
ナインスケール貨車だけで1編成仕立ててみたくなってきました。

ちなみにトラは荷台内側にクレオスのオキサイドレッドを吹くと良い塩梅になります。
編成のアクセントにどうぞ
ではまた。