奇車のNゲージ改造記

ノーマルでは満足しない、日々コツコツ模型弄りするブログ。

丹鉄のニューフェイス

2023-03-25 00:04:50 | 模型工作




今ダイヤ改正に伴い引退となったJR東海キハ85系


まさか地元の丹鉄へ移籍して来るとは思わず(‼️)


その昔、初期ロットのひだセット(しかも両端非貫通先頭車)を購入していたものの実はあまり馴染みがなくほぼ走らせない状態で手放してしまったのであった…
後手ながらオークションで探すも、引退に譲渡とホットな話題車であるが故、先頭車1両で一万近い値が付いていたりする……




「ずっと持ってりゃ苦労せず済んだのに」
と悔やんでも悔やみきれず、でも地元ネタだし模型工作で話題に乗っかりたい‼️
悩みに悩んで、それでも比較的安い7000円をハタいて1両お迎えすることに(T_T)


なお、丹鉄へ移籍したのはキハ85非貫通先頭車
模型では中間車にモーターを搭載しているので先頭2両ではライトは点けども ど~考えても走り様が無い…





という訳で鉄コレ動力に頼る
TM24の台車モーター側を先頭車床下部に移植して0.5M化しようという作戦、これならライトや室内周りを極力活かしつつ走行可能に。
以前にエーデル丹後や鉄コレキハ083もこの方式で動力化したし、2両編成程度の負荷なら充分走れる。

いざ作業開始‼️

先ずは鉄コレのプリント基板が収まるようにネジ穴柱以外床板の突起等を切り落として平らにし、後部台車のボス位置を基準に基板を仮止めしてペンで位置をマーク。
動力台車周辺の床板のみ切り出し、先頭車床下をその部分だけくり貫いて填め込む事に。
色々擦った揉んだして移植完了したのがこの姿
ちなみにこの基板 車体長に対して短く前台車まで届かない為、基板の集電部分にキハ85純正の板バネをハンダ付けして延長することで全軸集電も可能に改造しています。

とりあえず自走の第一段階はクリア



ワイドビューな窓から若干モーター周りが覗きますが…… 気にしないことにしましょう。


続きます。












新たなヒラメキ…

2023-03-12 18:36:14 | 模型工作
唐突にこんな車両を閃いてしまった……

丁度手持ちのジャンクシャーシから架空の中間車を生成し、EH10の間に挟んで12軸駆動のモンスターマシンを作ってしまおうという算段。
形式はEL10… 

ちょうど今年のJAMコンベンションのテーマが「電気機関車」なので、それに間に合わせられれば会場で観客の度肝を抜けるだろう。

という事で中間車シャーシを切り継ぎ
ダイカストを切削するのはなかなか堪えたが、リューターのパワーにモノを言わせて切断。
接合はエポキシボンドにて接着、これで両側とも純正ボデマン連結器を装着できる。

両端をモーター車で挟み、中間車は前後からの回転を通しシャフトにて導き台車に動力を伝達する… つまり12軸フル駆動だ。

元々片側にしかジョイントが付かない構造だったので、2両分を切り継いで両側にジョイントが付く構造のシャフトに改造。

しかし、切り継いだシャフトの接合に困る

試しにスプリングウォームで繋いだら軸がブレてギアと上手く噛み合わず振動で走りも儘ならぬ状態に……
悩んだ挙げ句、ライターで炙って引き抜いたら穴がバカになってしまったウォームギアを継手代わりにエポキシボンドを噛ませて接着で無事成功。 走りも問題なし!

あとは中間車の車体をどう作るか!?
ハッタリかましてそれっぽく仕上げていきます。


続きます。









上京ついでに…

2023-03-04 12:00:00 | 旅行

秋葉原のクルクルさんへ
前回来たとき行こうと思ったら「前日迄に予約が必要」との事で諦めていたお店。

光る鉄博コンテナフル編成in秋葉原


先ずは専用機C5525スケルトンにて。  



ジーゼルでも牽く
DE50で。



EH10牽引で たから号 風に。



高咲機関区 侑ちゃん見参!



〆は電飾がお揃いの HPTС58でド派手に。



という訳で2時間ほどピカピカさせてきました。

レイアウトまだシーナリーは建設途中のようでしたが、フレキシブルレールを多用した緩カーブが多かったので編成がとても映えました。

また秋葉に来たら是非走らせに来たいです。




追伸

階下の中古模型売場で、東武の2つ眼С11のチョロQを発見。 割とディテールが精密なので思わず買っちゃいました(^^;)

ショーケースにナカセイのС53が居たけど…状態悪そうだったのでパス…(^^;)











鉄道博物館コンテナ車改 ⑤

2023-03-02 12:21:12 | 模型工作

先の記事にも掲載した写真。
ノーマル状態のTOMIXコキフの車掌室側分解図

プリント基板はテールライト点灯用のもので、片側台車からのみ電気を拾って点灯させる作りとなっている。

ちなみにレインボー室内灯を荷台に組み込もうとした場合、前後の台車から電気を取って安定化させないと点滅パターンが不規則になってしまう恐れがあるのだが、この基板と手作りした集電板とをどう繋ぐかで頭を悩ませる事になる。

勿論ハンダでガッチリ留めてしまえば確実だが、高温のコテで直付けしては車体のプラが溶けてしまうので何処かに接点を設けて接続するしかない。


浮かんだのはこの2案

①中間車同様 シャーシ側に集電板を組み、純正基板へは短く切ったスプリングで通電する方式。

②純正基板後端に後方集電板からの燐銅線を挟み込んで通電する方式

色々と悩んだが、結局前後を確実に結線出来る点から①案を選択。

イレギュラーな構造にちょっとだけ戸惑ったものの、電路さえ出来てしまえばあとはレインボー室内灯を載っけるだけなので簡単。
心配していた純正基板への通電も問題ない模様(要経過観察)



……しかし、ノーマルそのままだとテールライトの光が漏れてTの字に透けるのはなんとも戴けない(^^;)
結局車体裏側を黒く塗り、導光材(プリズム)にセメダインラピーテープを貼ることでここまで抑える事が出来た 高架絶大である。


発電コンテナ、実在のものは鮮やかなブルーだが、ヨゴシが目立ちにくい為白塗りにアレンジ。



屋根上のマフラー周辺に排気の汚れを追加して「発電してるぞ‼️」感をアピール。
このエンジン回して電飾点けてるのか…と思って頂ければ幸い。

続きます。














鉄道博物館コンテナ車改 ④

2023-03-02 08:12:04 | 模型工作
フとした閃きから急遽電源コンテナを作ることになった。 何か素材は無いかと探したら、ナインスケール貨車収集で入手したコム1(改良(?)版)の冷蔵コンテナがサイズ的に良さげ。

長さを切り詰めるとコロッとしてなんだかサイコロの様な雰囲気に(^^;)

そこへトレジャータウン製エッチングのルーバーパーツやらエバグリプラ棒やらを貼り付けて電源コンテナっぽいもの完成‼️

しかし何かインパクトに欠ける。
通気口の付いた変なコンテナというだけで、知らない人には発電機に見えない…

という訳で実物には無いが、キャラを立たせるべく排気管を作って載せてみたら何だかグーンと発電機感がUP。

中途半端に空いた隙間も見事に埋まって格好良くなりました。



次に気になり始めたのが、のっぺらぼうな車掌室内。
電飾化ついでにKATOの室内灯基板入れて光らせる予定なのだが… このまま照らしたんではモールド全く無いのが余計に目立ってどう考えても寂しい。


という事でプラ片やら1㎜真鍮線を使って内装をそれっぽく作る。
色は壁面の淡緑色にクレオスのМSグリーン(ザク色)床面は暗めの色で深さを出すべくタミヤのガンシップグレーをチョイス。テーブルにストーブ煙突はシルバーリーフ、椅子モケットはブルーを筆塗り。

背後の銅板は元基板上面のコーティングを剝がし、KATO室内灯付属のL型金具をハンダ付けしたもの。これで車体側の室内灯へ電気を供給する。
車掌室側には軟プラホルダーを外したKATO LED室内灯クリア(白色)の基板をゴム系ボンドでで接着、そのままではLED直射で目を刺すので短く切ったプリズムを手前に接着して光の緩和と拡散を狙う。
あとガラスパーツは内側凹みにマスキングゾルを流し込んで乾かしてから内壁と同じMSグリーンで塗装、これで照らされた時の雰囲気がグッと良くなる。


どうせならとジオコレ人形から車掌さんも乗務させてみた。

室内が明るいとチラチラ見えてくれるのが結構嬉しい(*^_^*)


続きます