
今回は概ねラストバトルまでの話が終わった感じです。これで尺の都合は気にしなくても良くなりそうです。
さて初っ端から待望のシェンホア達のジェットストリームアタックのシーンが入りましたが原作と違って3人にビビりシーンが追加されています。格差的な物が出てていいのですが、スピード感的には普通の連続攻撃でも良かったかも。でもロットンの股間蹴りのシーン吹きましたw あれだけ残虐になってるロベルタがそんなマイルドな攻撃をしたかのが不思議ですが良いギャグになってるので気にせず笑ったり。
一方無敵ぶりを見せるロベルタですが中身はただのボケたお婆ちゃんみたいな事になっており、完全に切れてしまってる感じです。
前回でかなり追い込まれたガルシアですが、アメリカチームに助けてもらうことになる事に。ガルシアに語りかけるシーンなんかみるとこの作品では珍しいぐらいの良い人の集団なんだなぁとアニメ見て初めて思ったりしました。ロベルタも一度この後アメリカチームに奇襲をかけるのですが何かもう動きが空の境界の白純里緒みたいな動きになっていて完璧に人間離れしてるのにたまげたり。アニメスタッフやりすぎ・・・(笑)
張とバラライカの過去シーンはカットされたかと思いきやロックの語りの中で出てきました。当たり前ですがアニメで色が付いてバラライカのドレスが赤くなっていたり。ヤンマニってるやんけw
ロックはどうやら張のバックホーンを探っていくようですが、すなわちロアナプラの大ボスという事になるので確かにロックの言うとおり誰だか気になる感じです。
アメリカチームからキチガイじみた街という台詞が出てきますが、キチガイがまさかアニメで聞けるとは思いませんでした。OVAシリーズならばですねぇ。ロックの黒化では原作と違ってダッチは思い切り抵抗を感じてるようです。これで随分とロックの孤立具合が違ってくるので、こんな風に改変されるのは意外でした。
そして今回はロック達の介入を拒否するようにバラライカ達が何とレヴィに射撃して大怪我させるという非常にえげつない展開に。味方側に撃たれるというのは漫画アニメでは珍しい事象ですね。
バラライカはアメリカチームをフル配備で守っていくのですが、その熱演っぷりはこの作品では本当にミリタリーキチ的で見ててイカレ具合が伝わってきてインパクトありましたw そしてその素振りでアメリカチームの隊長から病気除隊か?と聞かれるシーンはどう見ても遠まわしにただキチガイと聞いてるだけですねw バイクに乗ったロベルタが再びアメリカチームを襲ってくるのですがRPGとか撃ち込みまくってオーバーキルしてるバラライカ達にやりすぎ、とツッコミ入れたくなります(笑)
ロックは男を決めて、行動に出るのですがアニメオリジナルで彼がダッチをハメ攻撃するように船を無理やり動かしていくシーンが印象的でした。行動したかったら味方から攻めろというのが面白いように分かってこのオリジナルは良かったです。
アメリカチームがダッチの船で行く一方。ロベルタはエダからのエスコートで飛行機で行くことに。二人のケンカのシーンは質の違う女同士の戦いみたいで面白かったです。それにしてもロベルタの捨て文句が「気に入った、お前を最後に殺してやる」みたいなコマンドー的なものに聞こえて仕方ありません。それにしてもロベルタあれだけ撃ち込まれたのに無傷過ぎるw
最後はレヴィとファビオラがケンカをしてましたが、中々ファビオラがレヴィの踏んではいけない所を突っ込んで来るので聞いてて危なかっしです(笑)。それぞれの心の在り方なんて誰にも分からないんだからこの手のシーンはどう描いても痛々しい感じです。そしてロックがもう手遅れなぐらいに真っ黒に。原作でもここまで悪くなかったのですが、これアニメでどういう風に処理していくのでしょうかw
という訳で2話ぐらいあんまりアクションが無かったのですが、話でグイグイ引っ張っていったので面白かったのです。もうあっという間に次巻で最終巻となりますが、最後の最後なので凄く力の入った出来になりそうで楽しみですね。
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