十日戎の縁起物 福笹

　　　　　　　　　関西地方では１月９日　１０日　１１日に七福神のひとり「戎様」を

　　　　　　　　　お祭りする日で　９日を宵宮　１０日を本戎　１１日を残り福と云います

　　　　　　　　　釣り竿と鯛を持ってニコニコしたお顔の戎様は漁業の神　五穀豊穣の神

　　　　　　　　　商売繁盛の福の神として信仰し　祈願するお祭リの日です

　　

　　　　　　　　　神社にある大きな鯛鉾です　夏祭りには町内を巡行します


　　　　　　　　　私達がお参りする戎神社は「恵美須神社」と書きます

　　


　　　　　　　　本殿です　　日曜日でお天気もよく大勢さんのお参りです

　　


　　　　　　　　参道には露店が並んでいます

　　

　　

　　
　　　　　　　　棒状のどこを切ってもお多福さんの顔が出てくる子供の頃から変わらない煉り飴です


　　　　　　　　鳥居前で一礼して境内に進み昨年の古い笹をお返しして本殿にお参りします

　　　　　　　　それから福笹を授かりに行き授かったら福娘さんがお祓いをしてくれます

　　　　　　　　　　


　　　　　　　　野田恵美須神社の福娘さんは藤の花の冠を付けています

　　　　　　　　この地は「吉野の桜　高尾の紅葉　野田の藤」で知られる「藤」の名所でした

　　

　　　　　　　

　　　　　　　十日戎の縁起物は「福笹」と「熊手」です

　　　　　　　福笹は笹に鯛　米俵　大判小判　小槌　福袋　吉兆などを付けた縁起物

　　　　　　　我が家は昔から福笹を授かります

　　


　　　　　　　福笹の他に「熊手」もあります　

　　　　　　　福笹は神社でご祈祷したのを授かりますが熊手は露店でも売られています

　　

　　

　　


　　　　　　　大阪人は七福神のひとり戎様を「えべっさん」と親しみをもって呼びます

　　　　　　　♪～「商売繁盛　笹もって来い」～♪のお囃子があるように庶民の神様ですね

　　　　　　　日本中のみんなにご利益がありますように・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　「えべっさん」宜しゅうお頼み申します・・〔柏手〕