六月に入ると着物なら「袷(あわせ)」から「単衣(ひとえ)」に
学生なら制服 サラリ-マンも背広を夏物に替える時期ですが
今年は節電でク-ルビズの軽装の会社も多いとか・・・・
せめて見た目だけでも涼しいようにガラスの器を使いましょう
我が家では毎年食器棚の器の入れ替えをします
今日主人が記念品に江戸切子のビア-グラスを頂いてきました
長年使っているお馴染の器に新しいグラスが仲間入り・・・
切子ガラスとは
ガラスの表面に文様を刻み込んだカットガラスの和名
下の画像はカガミクリスタルの江戸切子の伝統の文様
星 七宝
麻の葉 矢来(ヤライ)
菊つなぎ 八角籠目
六角籠目 魚子(ナナコ)
現在では伝統の文様に新しいデザインを組み合わせて彫っているそうです
頂いたビア-グラスも「笹っ葉に星」の組み合わせた文様です
江戸切子の始まりは
江戸時代後期シルクロ-ドを渡ってきたカットグラスが
長崎を経て大阪に伝わり江戸へ
江戸大伝馬町のビ-ドロ屋「加賀屋久兵衛」が最初に手がけた切子細工
今日頂いた「カガミクリスタル」の製品は宮内庁御用達で
宮内庁外交団正餐用食器 迎賓館 日本大使館で使用されているそうです
もうひとつ切子細工には有名な「薩摩切子」があります
幕末から明治初期にかけて薩摩藩が藩の事業として
切子ガラスを奨励したのが薩摩切子の誕生だそうです
江戸切子との違いは薩摩グラディションと云われる「ぼかし」が特徴です
日本の伝統的なガラス工芸「江戸切子」と「薩摩切子」
ここまで繊細に美しく仕上げる伝統の技は
熟練した伝統工芸士の誇りですね!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます