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金木犀(キンモクセイ)

2013-10-29 | 花の世界



         夜道を歩いていると 姿は見えなくても甘~い香りが漂ってくる


         初春の香りは沈丁花 夏は梔子(くちなし)金木犀は秋の香りを代表する花ですね

         早朝 新聞を取りに扉を開けると澄んだ空気の中から先ず金木犀の香りが漂う


         大きく深呼吸をすると・・・清々しい香りもいっしょに体に吸い込まれそう~


          


          




          中国原産で渡来してきたのは江戸時代の中期頃で モクセイ科の常緑低木


          円筒形に刈り込まれて庭木として植えられているのをよく見かけます


          昔は芳香剤の役目も兼ねてお手洗いの近くに植えられていたとのこと


          

          そう云えばトイレの芳香剤として販売されている化学で作られた香りで


          年中キンモクセイの香りに接しますが・・・やっぱり違いますね



          良く見ると花は4弁で 花径は4~5mmと小さな花が集まって咲きます

 



          雌雄異株ですが日本にあるのは ほとんどが雄株で実は付かず挿し木で増やします

          


          金木犀の名の由来は


          金色の花が咲き 樹皮は動物の犀(サイ)の皮膚に似ているからだそうで


          熱帯アジアやアフリカに住むあの大きな動物の名がそのまま入っているとは

    



          花言葉は「謙虚」

          花が咲いても姿形よりも先に香りでそっと伝えると云う意味だそうです


      



          



          




         







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