御廟と瓊花（ケイカ）

　　　　　　　　　　　御影堂の東側の小道を少し行くと鑑真和上御廟があります


　　　　　　　





　　　　　　　　　　　参道の庭は高く聳える木々に手入れの行届いた苔が美しい！


　





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蹲（つくばい）


　






　　　　　　　　　　　　　門をくぐって木漏れ日の苔の庭を直進すると正面に御廟があります

　
　




　　　　　　　





　　　　　　　　　　　御廟の右脇には鑑真ゆかりの花「瓊花（ケイカ）」が植えられています


　　　　　　　



　　　　　　　　　　　鑑真の故郷　中国江蘇省揚州の名花を没後１２００年にあたる昭和３８年に


　　　　　　　　　　　中国仏教協会から　一株贈られ　接ぎ木や自然繁殖によって



　　　　　　　　　　　現在は１０株まで増えて供華園で育てられているそうです





　　　　　　　　　　　花は５月初旬に開花するので　今はこのような状態です


　　




　　　　　　　






　　　　　　　　　　　　咲いている時の花の画像お借りしましたのでご覧下さいませ


　　　　　　　





　



　　　　　　　　　　　　　白色の両性花とまわりに真っ白い装飾花がついていて


　　　　　　　　　　　　　額紫陽花に似ていますが・・・・


　　　　　　　　　　　　　紫陽花はユキノシタ科で　瓊花はスイカズラ科ガマズミ属




　　　　　　　　　　　　　随の時代の皇帝が見かけて真っ白な花と甘い芳香を気に入り


　　　　　　　　　　　　　門外不出にしたと云う名花だそうです



　　　　　　　　　　　　　唐招提寺の他に東大寺　飛鳥寺にも植えられているとか・・・




　　　　　　　　　　　　　今年は残念ですが　花の時期も過ぎてしまったので


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　来年はこの名花に会いに行こうと思っています♪