きらせん

仙台のきらめき










東北大学公共政策大学院准教授
佐分利 応貴

 「学問」

2008-01-01 09:35:16 | Weblog
  天に星、地には花、人に愛を。


  年が明けた。
  喪中のため、年が明けても「おめでとう」とは言えない。
  喪中は神社にはお参りできない。「穢れ」だかららしい。(なぜだ?)
  喪中はお寺にはお参りできるらしい。(なぜだ?)

  節分で喪が明けるところもあれば、3回忌で喪が明けるところもあれば、四十九日で喪が明けるところもある。(なぜだ?)

  大学で宗教社会学を研究していた(専攻していたのは経済だが)のに知らないことだらけ。


  学問の出発点は好奇心である。
  「なぜだ?」という感覚。
  「すごい!」という感性。
  この「?」と「!」、そして通奏低音としての欲望が文明をここまで高めてきた。
  
  自分にもし誰にも負けないものがあるとしたら、
  それは学問への欲望である。

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