安藤先生の月刊ブログ 「きらめき」

何気ない毎日に"きらめき"を感じていますか?

最善の道

2006年03月03日 | 月刊ブログ
梅の花のつぼみもふくらみ、いよいよ卒業のシーズンです。
吹く風の中にも、尖った冷たさが消え、やわらかい春の匂いがしてきました。

 この卒業のときは、うれしさと悲しさが入り混じりなんとも不思議な感情になってしまいます。
 就職・・・社会人としての厳しい試練が待っているのかな・・・
 進学・・・希望のところならいいけど、受験に失敗したら・・・

 一日にしてその後の進路が決まってしまうこともあります。そんな時、喜びで満面の笑顔の人と対照的に、打ちひしがれて泣き続けたり、自暴自棄になったり、周りを責めたりしてしまう人もいます。 しかし、人生はその時点で終わりではなく、まだまだ続いていくことをみんなは、忘れてしまっています。

 ある人が言っていました。「神様はそれぞれに最善の道を与えてくれる」と。
後から振り返ると、そのとき与えられた道が、きっとその人にとって「最善の道」になるはずだというのです。思いどおりの道にいける人は、ますます自分をみがくために。苦難の道を与えられれば、それを乗り越えて強い人間になるように。また、与えられた環境で今まで思いもつかなかった新しいことにチャレンジできるかもしれません。
 そのときは、やむなく進んだ道でも、後からその人にとって大きな転機になる事だってあるのです。

 それはずっと後になってわかることなのでしょうね。

 あなたがあなた以上になるための、神様が与えてくれた最善の道。それがこれから進むあなたの道なのです。

 卒業のとき・・・与えられた道を真摯に受け止め、精一杯、元気よく進みましょう! 

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