KIRAKU KUBOTA

http://kirakukubota.net

ゴミでアート。。。 work shop 2011

2011-09-29 10:28:40 | 03.RECYCL'art
20113

今年も恒例

Recycl'art (リサイクラート) ワークショップしましたよ!


どうですか???

このなにか満ち足りた表情。

想像がしっかりと形にできたのかな.............

実はこのへびは

もう使えなくなったバレーボールでできているんですよ。

素晴らしい素材の使い方ですね。

おみごと!!!

20111

すばらしい

どやがおですねえ!!!

胴体はバトミントンのシャトルケース。

足は使えなくなったテニスラケットですね。

よく考えましたねえ............

20112

このパンダ よかった!!!

まだ途中みたいだけど

シンプルでかわいいですね.........

骨董品のような趣があります。

みなさん

子供たちの感性をけっしてあなどってはいけませんよ!!!

あなどるのは いつも大人たちなんです

子供の頭の中ではいつもなにか創造的なことがうごめいています。

それを無理と言うのはいつも周りの大人たちなんですよ.........

現に  そのままの方がいい作品なのに、

『目をつけたら?』 『口をつけないとおかしいんじゃない?』

と勝手に形をかえてしまうのは大人たちなんです。。。。

これ本当です。

目や口や鼻 手や足をつけなくても

なんかこの形いいなあ...........この廃材の質感そのものがいいなあ
......!

と子供たちは口にしなくても

感覚で思っていたりするんですよ。

至って普通の感性にもっていくのは

やはり......父親 母親 まわりの 大人たちなんですよ...........

中学生あたりになっていくと

作るものがみんな普通になっていきます............

言うこともみんな似たようなことになってきます。

変わったもの(実際かわったものでもなんでもない......)をつくったり言ったりすると

変人 変態呼ばわりされるようになります...........



2011

納得いってないみたいですねえ...........

大人たち、俺の想像力分かってくれねえ!!!

まだ全然形にならねえや..........!


だんだんこの熱も

年をおうごとにさめていくんです........

このまま熱いきもちで大人になったら

間違いなく何かをしでかすでしょうね........!!!



20115

大人たちは 

子供たちの想像力をへし折ってはいけません!!!!

以外と

その辺の大人たちより

すごいものを想像していたりするんです。

しかしその想像を

素晴らしい方向へ示してあげるのは大人たちのしごとです。

口で言うのはたやすいですが

そのさじ加減は本当に

むずかしいんですけどね..........



20114

2時間くらいの

クリエイトタイムですが

みんな必死でいいものを作ってきます!!!

手で何かを作り上げる本能が

呼び覚まされている感じがしますね。

やっぱり

使えなくなったゴミ(スポーツ用品が中心です。)

自体に力があるんですね。

その力をそのまま作品として

出してくれました!!!

これ

いい大人たちでやったら結構みんな

燃えあがったりしますよ。

きっと。

関係スタッフのみなさんお疲れさまでした!!!



Wangari Muta Maathai  (1940-2011)

2011-09-26 17:37:27 | インポート
私たちの住む地球にとって

とても大切な人間の一人が

昨日 逝ってしまった.............

彼女の名は

ケニア出身の女性環境保護活動家、

ワンガリ マータイ

2


彼女は

アフリカ女性としてはもちろん環境分野の活動家としても

史上初のノーベル平和賞を受賞しました。


1940年、ケニア中部のニエリの農家の娘として生まれて

1977年にグリーン・ベルト・ムーブメントを設立。

土壌の浸食と砂漠化を防止する植林活動を開始し

アフリカ大陸全土で植林活動を行い

いままでにのべ10万人で

4000万本もの植樹をおこないました。

また、

民主化や持続可能な開発の推進に全力で取り組み

独裁政権下にあったケニアにおいて

自分の意志で公然と政権を批判したため

何度も逮捕と投獄を経験しました。

にもかかわらず

彼女はそのようなことにも

決して屈することはありませんでした。

いったい 彼女の

このエネルギーはどこから来たでしょうか!???

地球上に生きる

私たち人類、動植物、微生物など

生きとし生けるものをやさしくつつみこんでくれる

愛に溢れた母なる意思のようなものがあるとすれば

彼女の意思こそ

まさしく

その愛の意思そのものではないでしょうか?

彼女がいなくなった今

その意思は残った私たちに受け継がれ

さらに子孫へと発展させていかねばならないでしょう...........

もし

人類の皆が

彼女のような強い

勇気と意思を

持つことが出来たなら

きっと

地球はあっという間に

信じられないくらい

素晴らしい星!?へと

なるでしょうね............


マータイさん 本当にお疲れさまでした。

安らかにお眠りください................

</object>

YouTube: 国連ピース・メッセンジャー、マータイさんから日本へ(日本語字幕)



ありがとう。マータイさん.......

戦後

われわれ日本人が忘れてしまった

もったいないの心


そのMOTTAINAI精神

の大切さをもう一度

日本人に教えてくださったのも

マータイさん

あなただったんです........................






Amedeo Clemente Modigliani drawing 

2011-09-15 12:02:34 | 09.art
1


久しぶりに

モディリアーニ(Amedeo Clemente Modigliani 1884 - 1920)

の作品集をひらいてみた。

この何気ないドローイング 

やっぱりいいですねえ。

好きです。

紙に鉛筆だけの作品ですが

これで完成していると思います。

油絵具で塗りきったものだけが完成品ではないですよね。

かのセザンヌ

ドローイング(下書き)と色塗り

の明確な区別をしてませんでした...........

彼の言う下書き

一般で言うところの下書きではないということです。
(色を塗る前の輪郭を取るという手順としての下書きと言う意味。)

つまり、彼の考えは

白いキャンバスに線を引いたものがすでに

作品全体に多大な影響を及ぼすと言うことです。

彼の作品は

下書き(ドローイング)と色彩が絶妙なバランスで

影響しあい共鳴し合って

ひとつの美しいハーモニーを奏でています。

このことを意識しているのと

していないのでは

おおきな違いが出るでしょう。

絵だけでなく

すべての仕事において

言えることかもしれませんね.............

なんでも

根本は

同じ...

あっそう

あと

決して

忘れてならないのは

大きな大きな

愛情だとおもいます。








クリーンセンターにて Cesar Baldaccini?????

2011-09-12 12:52:10 | 09.art
1

ハイこれはなんでしょうか!?

美術に詳しい人なら

フランスの現代彫刻家セザール 
セザール・バルダッチーニ César Baldaccini, 1921 - 1998

圧縮彫刻を思い浮かべるかもしれません.........


そんな人は日本人では

1000人にひとりぐらいじゃないかな.........

いやもっと少ないかも........

べつに知らなくてもいいと思います。

あっそう。

フランスの映画祭セザール賞のセザールです。
(ちなみにこの映画祭の金色のトロフィーはセザールの彫刻をかたどったものです。)

Photo


これなら聞いたことがある人もいるでしょう!?

2

まあ、それは置いときまして。

これは地元のクリーンセンターを

取材したときに撮影しました
知多半島530プロジェクト

圧縮処理された空缶です。

この後、小さくなって運搬しやすくなり

適切なリサイクルが行われるんですね。

まあ、この圧縮された姿をみて

これは新しい彫刻だ!!!と思ってすぐに

自分の作品に取り入れたセザールはやっぱり

だだものではありません.......

1960年くらいのお話ですよ.......

興味のある方はセザールについて調べてみてくださいね。

Photo

はい、ペットボトルはごらんのとおりです.......