きらきらひかる

その時々、思ったこと、考えたこと、感じたこと・・・

和のココロ。

2005-12-29 | 好きなもの
最近、お漬物がマイブーム(まさか死語!?)です。
昨日、演奏会を聴きに行った後にディナーを楽しんだ「はーべすと」にも
お漬物があっておいしかった玄米ご飯との相性抜群です!!
本当は今日帰省するはずでしたが、
いろいろなささいな諸事情が重なって、帰省準備をする気もうせて明日に変更しました。
だから思わず、スーパーで白菜のお漬物を買ってきてしまいました。
お漬物は、特に白菜とみぶななどの青菜系が好きです。
実家に帰ったら、この前送ってくれたお漬物の作り方を母に伝授してもらおうと思います
お漬物、ごはん、お味噌汁のある文化に生まれてよかった~

というわけで今年はこれでラスト。
よいお年を

80%。

2005-12-28 | 本のこと
佐々木倫子の『おたんこナース』を今更借りてみました。
1巻の最後についていたおたんこナース度チェックをしてみたら80%だったのです
私、似鳥さんみたいにバイタリティー溢れていないんだけど…。
おかしいなぁと思いつつ、思い当たる節がないわけでもない部分もあるかもしれない

とにかく笑えるのに、さりげなく考えさせちゃうストーリーですごい!
今のところいちばん笑えたのは、カルテ①の「太モモに注射針」。
ひとりで大爆笑してしまいました(恥ずかしい…)。
今のところいちばん考えさせられたのは、カルテ21の「看護はサービス業?」
告知とか余命宣告とか、終末医療とか…。
私はきちんと告知してほしいなぁと、思います。
死ぬのはすごくこわいけど、死ぬのかもしれないと不安でいるよりは
きっぱり宣言されたほうがいい気がするのです、今のところ。
実際、あと○○ヶ月、○○年しか生きられませんて言われたら
すんなり受け止められる自信もないけれども。

*佐々木倫子『おたんこナース』小学館


境界線。

2005-12-28 | めざしていること
社会科と道徳の境界線とはどこなのか。
社会科の教員を目指しているくせに、
社会科教育を大学院で専攻しようとしているくせにこんなこともわからない自分に…(絶句)。

例えば、インフォームドコンセントや裁判員制度の問題。
道徳と社会科でも扱えそうと思う私。
じゃあその境界線は何だろうとふと思ったわけです。
今頃、ようやく。遅っ

道徳は最初から教えたい価値観が存在し、そのために授業プランを組み立てる。
もしくはそのための授業プランがある。
それに対して社会科は根底から「疑う」。
たとえば裁判員制度。
まず、裁判員制度は正しいのかとか有効なのかという根本の問題から
科学的に考えられるような授業構想であるべきでなくてはならない。
簡単にいうとそういうこと。
難しいことだなぁと思う。なんてのんきに言っている場合ではないけれども。
だって、教員といえどもひとりの人間であって
裁判員制度に対してもその人間としての価値判断のようなものがあるわけではないですか。
自分の既存の価値観から疑っていかないと、
自分の価値観・判断していることに導く授業案になってしまう危険性が大!!
つまり、ということは、「自分の好きなことを教えられる」というのが教員の醍醐味だと言ってしまうことは間違っている気がする…
いきなり話は飛んでいるけれど、とある先生が↑のようなことをおっしゃっていて違和感を感じたのはそういうことが起因しているのかも。
そもそも、好きなことと生徒に獲得してもらいたいことは必ずしもイコールではない、むしろ、イコールであることのほうが少ないのではないか。
乱暴な見解だけど、メモということで…。

とにかく教員になるって大変なことだし、
いろいろ勉強して様々な知識を身につけることが最低条件ですね。
今できることは知識を身につけること、物事を多角的にとらえる訓練をすること。
がんばれ、私!!

好きな名前。

2005-12-27 | 本のこと
好きな名前のひとつにトウコがあります。
高3にときの担任の先生が「綉子」という漢字でトウコ先生でした。
このトウコという名前の響きが好きなのです。
この本には「陶子」さんが出てきます。
そんな私の好きな陶子さんと私のささやかな共通点。
それは「黄色い袋のティーバック」がいちばん好きだということ。
有名な紅茶屋さんの葉っぱを買ってきて飲むのももちろん好きです。
ティーポットの中で少しずつ葉っぱが開いていくことだったり、
お湯が少しずつ色づいていってるだろうことを思いながら
ていねいに飲めるところがティーポットで入れる紅茶のよいところ。
でも日常の飲み物としては、今の私の生活の上ではティーバッグのほうがしっくりくる。
だから、ティーバッグで入れる紅茶がいちばんと言うヒトに出会えて幸せを感じました。

なんていうかもうわかってきていることだけど
結婚は確かなもの、安心できるものではないということを垣間見た気がします。

*江國香織『薔薇の木 琵琶の木 檸檬の木』集英社

考えることが答え。

2005-12-27 | 本のこと
卒論が終わりあまりPCをいじりたくなかった今日この頃。
その代わり我慢していた読書三昧な日々を送っています。

私は本を読むのは好きだけど、読書感想文なるものは大の苦手。
本を読んで感じたこと、感動したこと、憤慨したこと、考えたこと…などなど
的確に言葉に表すことは、私にとってとても難しいこと。
でも本を自分の手元に置くのが好きでどんどん本を買う。
そして何度も何度も読み返す。
感想は書けなくてもせっかく読むのだし、
好きな言葉とか少しずつ言葉にしていきたい衝動にかられているので
がんばってみよう!!と決意しました。
まぁ、要するに12月17日以前よりのんびりした時間がある、それだけ。

つい最近『流星ワゴン』を読んで以来、重松清さんの書くもののファンになりました。
今の私にとって、関心のある分野がたぶんテーマだから。

重松作品読書2冊目は、『その日のまえに』。
「その日のあと」の中で看護士の山本さんが言っていたこと。
「考えることが答えなんだと、わたしは思っています(以下略)。」
10月以来、ずっと私の心にひっかかっていることは
簡単に答えが出るようなことでも、何が正しいことだったのか、正しいことなのか
なんて「正しい」答えなんて存在しない、と気づかされました。
考え続けることが、「答え」というものになることもある。
考えることをやめたら、おしまいなんだなぁと思いました。
四六時中ではなくても、いつもどこかで考えていくことが、
これからも私が亡くなった祖父とつながっていられる唯一の方法なんだと思いました。
いつかもっと時間が経っていけば祖父のことを考えることも少なくなり、
もしかしたら今の祖父に対する思いも忘れていってしまうのかもしれない。
でも忘れていくことはきっと悪いことじゃないとも思わされました。
無理に忘れないようにすることは何か違う気がする。
たとえ「過去の人」になってしまっても、
私というヒトの形成になにかしら影響を与えてくれているのだから。
祖父がいなかったら、何かが少しずつ違っていると思う、だから。

この本を読んで、今は尊厳死とか安楽死についていろいろ議論されている。
個人の尊厳とか、死ぬ権利とか。
でも、「死」はその人個人だけの問題では決してないと思う。
その人と関わっている、特に遺される人にもその人の死に介入?する権利があるのではないかと思いました。
もちろん十人十色だから、個人の権利だと考える人がいても当然。
だからそう考える人に対して間違っているとは言わない。
でも難しい問題だけど、
人間がひとり死ぬということはその周辺にいる人たちにも関係する、影響を及ぼすことは間違いないと思う。
つまり、「死」の問題はそれだけとてもとてもデリケートな問題。

*重松清『その日のまえに』文藝春秋

たまりません!!

2005-12-26 | 日常のひとこま
イヴとかクリスマスとか何??
と思いながらもひとりで過ごしたくない私は昨日もおでかけしてきました。
でもお店の詳細情報をチェックし忘れてしまったのでこちらにアップ。

えっと、とにかく控えめな照明とオシャレな雰囲気の創作ダイニングでした。
シャンパンが入ったグラスがお花の模様入りでそこからおぉ!!って感じでした。
イヴはワイングラスのない我が家でワインを飲んでしまったため、
みーは焼酎を飲むようなガラスコップ。私はマグで飲むという…
でもお値段は高め…でした。
ご馳走様でした。
 
カルパッチョが食べたいと騒いでいたので食べられて(しかもおいしかった)幸せです。
大学に入ってから随分、好き嫌いが減ってきました。
これでお寿司も食べられるものが増えていることでしょう☆

最後に頼んだデザートがすごかった…
もうスイーツ大好きな私にはたまりませんでした
今日はそれだけ。

いちご!

2005-12-20 | お酒を嗜む
好きなもの、そのひとつはお酒
最近は飲める(おいしいと思える)お酒が増えてきました。
赤ワインもおいしいと思えるし、焼酎(芋は苦手だけど)もおいしく感じられます☆

そしてこの前飲んだところは焼酎の品揃えがすごかった!!
ピーーマンとかトマトとか焼き芋とか牛乳とか…
そして極めつけは「いちご」!!
焼酎なのにウイスキーみたいな色つき。
基本的に焼酎ロックは度数が高くて無理ですが、これならロックでいけます。
ジュースみたいにあま~いんです
焼酎の世界って奥が深いと思いました。

最近、思うこと。
私はどんなことを考えていても思っていても
実は言葉にこそしないものの、「たぶん」という言葉がついている。
例えば○○が好き(たぶん)。○○がしたい(たぶん)。
たぶんという言葉がついてくるとき、私はあまりそれを言えない。
言葉に発することができる人ってすごいと思う。
なんでそう言えるの?って。どうしてそう言い切れるの?って。

こう見えて私って臆病者なのかもしれないなぁなんて思う今日この頃でした。

星に願いを・・・

2005-12-17 | 日常のひとこま
気がつけば明日はもう本番です。
院試に卒論にと進路に関わるイベント盛りだくさんで
目の前にあるものをこなすのに(こなせきれてなかったけど…)精一杯で
あっという間の4ヶ月間でした。

ロメジュリを聴きながら、みーやKほりんと一緒に演奏会に出れるのは
明日で最後なんだなぁと思ったらしんみりしてきてしまいました…

明日は心配要素が盛りだくさん。
技術面での心配というか不安はきりがないので…
いちばん心配なのは初1曲乗りなこと。
いつも前プロからメインまで乗っているから、舞台袖で前プロを聴きながら待つという経験がないのです
あぁ…今からドキドキ

でも信じられるオケメンに囲まれているのでがんばります。

シェークスピアのロミオとジュリエットを最初に翻訳したのは坪内逍遥だそうです。
読んでみると、文語体が古くて連想される場面は時代劇。
ジュリエットが「私」というところを「妾」と言っていたり…
ロミオとジュリエットの歌舞伎バージョンを読んでいるような錯覚に陥ります。
でも、坪内逍遥はすごいと思ったこと。
それは恐らく「I love you」というところの訳。
最近のだと愛しているとかそんな感じで訳されているのに
坪内逍遥の場合、「死んでもいい」というような感じの訳だった気がします。
「愛している」なんかよりもものすごく強い想い。
もう下手っぴな私は泣きそうだけれども、
せめてそんな強い想いをこめて吹きたい。
でも落ち着いて、冷静に。憂う自分に負けないように。
はぁ、どうか音が出ないなんてことにだけはなりませんように



てんてこまい!

2005-12-15 | 日常のひとこま
今の私の心境にいちばんぴったりな言葉。
やっと卒論を出せた(一応)けれども不完全燃焼気味。
ちっとも開放感を感じません。
こんなざわざわした気持ちのまま、土曜を迎えたくないなぁ…。
せめてメンタル面だけでも落ち着いて、確実な土台を用意したい。

美しく散れるように…

あきらめないでぎりぎりまでがんばります!!!!!

たちどまって。

2005-12-12 | 日常のひとこま
最近、まわりの風景さえ気にする余裕のない生活を送っています。
私は、疲れとかストレスが割とお肌の調子に反映されるので
鏡をみては、洗顔をしては、化粧水や乳液、美容液をつけては
あぁ、やばい状態なんだなぁと思ってはいました。

でもふとうちの近くの横断歩道で信号待ちをしていたとき
つい最近までいい感じに色づいていたはずの樹々がほとんど丸裸になっていてびっくり。
どうして気がつかなかったのだろうと呆然としてしまいました。
そして空を見上げると…
すっかり近寄りがたい厳しさが含まれてきた冬の空になっていました。
いつの間にか秋はすっかり立ち去っていた…

今日はSさんからメールをもらって上野までリードをもらいに行ってきました。
今日は第九の演奏会だったそうです。
もう今年も残りわずかなんだなぁとしみじみとしてしまいました。

明日、がんばれば卒論出せそうだけど水曜に出そうかなぁなんて思ってみたりする今、現在でした。